つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

音楽とプロパガンダ🎼🎹🎷

昨日の弟分との定例会での話。場所は、また、鳥貴族であった。今後、この定例会は「鳥貴会」となるかもしれない😅。

昨日のブログにも書いたが、その後、SMSで、音楽とプロパガンダについてのやり取りとなった。

 

~弟分からのメール~

「音楽がプロパガンダに使われたことに驚いたのではなくて、プロパガンダに使われる音楽の宣伝効果や有効性がどうしても実感できないのです。特に思想や政治的な宣伝のための音楽の効果が私には全く理解できません。純粋に音楽の善し悪しだけが、私なんかは気になってしまいます。」

私が及びもつかない優秀な奴の、この言葉に、門外漢ながら「面白い」と感じてしまった。門外漢なりに「音楽とプロパガンダ」について考えてみた🤔。

 

プロパガンダとは、特定の思想や世論などに誘導がある行為である。つまり、宣伝なのよね🙄

 

宣伝の仕方は色々とあるわ。視覚に訴えるものもあれば、聴覚に訴えるものもある。食べ物なら試食させて味覚に訴えるものもあろう。プロパガンダで言えば、ポスターや演説を思い浮かべるだろう。

 

政治的意図を持ったポスターなら、そのキャッチフレーズや絵画を見れば、その政治的意図が分かるであろう🤔。

今後、日本で行われる可能性があるものであれば「改憲」かもしれない。改憲推進派は、お金にものを言わせて、改憲の素晴らしいところだけを連日のように人気のあるタレントを使ってCMを流すかもしれない。改憲のコマーシャルなんてプロパガンダの最たるものよ

 

ナチスのプロパガンダは

①テーマや標語を絞る
②あまり知性を要求しない
③大衆の情緒的感受性を狙う
④細部に立ち入らない
⑤信条に応じ何千回と繰り返す

という😱

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%81%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%91%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80

 

ここから得られる教訓の1つは、分かりやすいって危険であるということだ😌。

 

映像や言語によるプロパガンダは、誘導したい思想や世論を理解しやすい。

 

相手に物事を伝える主な手段は言語である。その言語という抽象的な記号を、より具体的な表現である映像(絵画・写真)で物事を伝えるのだから、分かりやすい。

 

弟分は言う。

プロパガンダに使われる音楽の宣伝効果や有効性がどうしても実感できないのです。

音楽という、さらに抽象度の高いもので、具体的な思想を表現し、その思想に誘導することが実感できないということだろう。

 

なんか分かる気がするわ🙄。特定の思想に誘導することと、音楽の関連性に懐疑的なのであろう。

 

ヒトラーは、プロパガンダに必要なこととして次を挙げる。

①庶民が親しめる

②最も程度の低い者の受容力に合わせる

③プロパガンダに学術講義のような多面性を与えようとすることは誤り

 

弟分は、音楽の教師である。最難関の音楽系の大学院を卒業し、優秀な男である。優秀さゆえ、思想や政治的な宣伝のための音楽の効果が全く理解できないのかもしれない。

 

なぜなら、①~③を身も蓋もない言い方をすると、プロパガンダは大多数の「バカ」を対象としているのである😓。

 

プロパガンダをする奴は、自分が優秀であることが前提である。もしくは「自分の思想や行動が正しい」ということが前提である。優秀だから愚民を導くという発想である☝️😎…はず😌。

 

彼は愚民じゃないから実感もしないし、理解ができないのかも😅。

 

プロパガンダの楽曲が情緒に訴えかけて、プロパガンダで訴える思想をも正当化させるものであるとしたら、

「素晴らしい楽曲」だから、「この思想も素晴らしいのである」

という因果関係がある。この因果関係には、大きな飛躍がある☝️😎。

論文は、客観的な事実の積み重ねだから、飛躍はない。しかし、小論文には飛躍が入る。随筆文なら、なおさら飛躍が入る。その飛躍を飛躍に見せないものが「論理」である。自分の経験を一般化すると、そこには飛躍があるのだ。

 

プロパガンダの楽曲で、その飛躍を飛躍に感じさせなくさせるものは、「音」と「音」の組み合わせなのだろうか🤔。

「こんな素晴らしい曲を作り、流すことができるこの党がおっしゃることは素晴らしい真実に違いない。」

怖い怖い。気を付けないと😱。

①テーマや標語を絞る

→改憲

 

②あまり知性を要求しない

→人気者の芸能人に話させる

 

③大衆の情緒的感受性を狙う

→美しい国・誇りを持てる国・アメリカからの押し付け憲法・自衛隊員を父に持つ子どもの話など

 

④細部に立ち入らない

→緊急事態条項・公共の福祉の解釈を変えるといった、国民の生活に非常に関係するところはふせる。

 

⑤信条に応じ何千回と繰り返す

→と言ったCMを何度も繰り返す。

これに、CMのBGMを人気シンガー・ソングライターか人気バンドに作らせたときには…、ヤバイよヤバイよ🤷‍♂️。

 

この弟分が素晴らしいところは

純粋に音楽の善し悪しだけが、私なんかは気になってしまいます。

ここは、私は素晴らしいと思う。

プロパガンダに使われているいないを問わず、「良いものは良い」「悪いものは悪い」と言えると言うこと。

人の意見も同じ。その人の背景を問わず、その人の意見のみを見て、その良し悪しを判断する。そのお話はこちら👋😄


テリー伊藤さんと鈴木紗理奈さんの発言を分析する🙄 - つれづれなるままに

彼は音楽と政治を分けて考えるということは、人の意見も発言者の人格と分けて考える人なのだろう😁。きっとそうだよね😉✨。かなり飛躍しすぎたかな😎