政府からの進学塾の営業自粛要請を受けて考えたこと🤔~バカを見る正直者~
昨日は異動初日😄。
新型コロナウイルスの対応に追われた。3月16日まで休講処置となった😅。
配属早々、着任の挨拶と共に、休講を知らせた。今週の金曜日と土曜日の2日間で保護者に教材と課題を渡す予定である。教材を渡すだけでは失礼なので、1人15分以上話す時間を取った。
政府は国民のことを考えて、休校要請したのかな❓🤔。
中国からの入国者の規制は遅く、オリンピックは中止にしない。
いや、オリンピックを中止にしろとは私は言っていないのよ👋😌。
果断な決断のアピールに、一番文句の出ないところを使ったような気がするの。あくまでも、私見よ、私見😅。
だって子どもの感染例は少なく、症状も比較的軽いそうよね。それに、19歳未満の感染者は全体の2.4%で、重症化する人はごくわずかだそうよ😑。これで、小中高に休校を要請する意図は❓🤔。
それに一貫していないのよ😥。
厚生労働省は、学童保育については原則、開所するよう求めているし、保育園もオッケーなんでしょ。学校によっては、学校で子どもを預かるところもあるようだ。それで、塾には梶山経済産業相が学校の臨時休校に合わせ、進学塾の業界団体にも2週間の営業自粛を要請した。
保育園はオッケー、学童はオッケー、でも、学校はダメ、塾はダメって、この基準は何かしら❓🤔。この説明がされていないし、私が知りたいところ😔。
前にブログに書いた通り、経済的な視点に立てば、この対応は理解できるのよ。
前のブログはこちら👋😔
新型コロナウイルスによる政府の休校要請から、現在の子育て社会を考える🤔 - つれづれなるままに
柔軟ではある。多くの家庭が共働きだし。子どもを預かることを全て認めないとなったら、経済活動が出来なくなる。
しかし、この休校要請は経済ではなく衛生上の観点で行われたのよね🤔。衛生上の観点では、基準が一貫していないと効果はない。
でも、この要請は、「衛生的」ではなく「政治的」観点で出されたものと考えれば矛盾はなくなるのよ。ここでいう「政治的」観点とは、「政府はコロナ対策を果断にやっている」という、国内外に向けたアピールであるということ。こうなれば矛盾はなくなる😔。
この要請の背景や、コロナウイルスの数値を挙げていくと分かる。
①中国人の入国規制が遅れた。
→春節の経済効果を考えて、対応が遅れたか❓🤔。まぁ、政府は、規制が遅れて、国内にコロナウイルスが広まったと言われても仕方がない
②「ダイヤモンド・プリンセス」クルーズ船の杜撰な対応・処置
→世界からも非難されているわよね😣。政府にとっては大きな失点なのよ。
③コロナの感染率や致死率は子どもよりも大人やお年寄りが高い。
→それでも休校要請したのよね🤔
④働き盛りの経済活動を自粛することは、経済の停滞を招くのでできない。
⑤子どもの教育ならば経済活動の停滞を最小限にできるだろう。
⑥であるならば、学校活動を止めることは、政府はコロナ対策を果敢に実行していることを世間に知らしめるインパクトが大きく、経済活動への影響は最小限に留められる。
⑦子どもの致死率は2%だ。この要請は政府は果敢にコロナ対策を実行していることを知らしめれば良いだけなので、学童は開放してもらおう。保育園も自粛しないで良いことにしよう。
→だって、ここまで自粛したら、共働きが働けなくなり、経済活動に大きな影響を与えるんだもの😓。
⑧塾は概ね子どもを夜に預けるところだ。共働きに対する配慮は必要ないだろう。であれば、自粛させよう。
いかが❓😱。
学校は休校要請をして、学童や保育園は休ませず、塾は自粛要請する政府の対応に矛盾はなくなるわね。
「経済的な影響は最小限に、政府のアピールは最大限に」という政策に見えちゃうのよ、私には😱。
そうじゃないのなら、死亡率のかなり低い子どもの学習活動を抑えた根拠を示してほしい。いや、死亡率の高い年齢層の経済活動を抑えない理由は何なのか🤔
中国疾病対策予防センターのデータのコロナウイルス感染からの死亡率
・20代 0.2%
・30代 0.2%
・40代 0.4%・60代 3.6%
・70代 8.0%
・80代以上 14.8%
今回の休校要請を頭から非難はしないわ。新型コロナは感染力が高いという。確かに、人が密集する学校を休ませることに意義はあるかもしれないわ🙄。
でも、致死率の高い年代の対策の方が優先順位が高いんじゃないのと言いたいのよ😅。
そう☝️😔
政府がきちんと根拠を示せば良いだけよ。きちんと説明すれば、私のような穿った見方は少なくなるわけで😣。私が穿ち過ぎなのかもしれないけれど。
キチンと説明責任を果たさずに、権力者が経済活動の自粛を要請し唯々諾々と従うのは、民主主義と自由主義経済の破綻だよ😣。あぁ、これを許したので、政権与党に魔法の杖を与えてしまった。
戦前は、軍部が「統帥権の干犯」という魔法の杖を持った。
現在は、政府が「閣議決定」と「自粛要請」という魔法の杖を持ったのかもしれない。
これを書くと、また、「根拠は❓」と言われそう😒。
良いのよ。根拠なんて示さなくても。感情的なものであっても。
なぜかって?😁
だって政府も「学校の休校要請の客観的な根拠」を示していないんでしょ😅。なんで政府は示さずに、私には示せと言うのよ😎。
そうそう☝️😅
私は、要請自体に反対しているわけではございません👋😄。
その要請にいたった客観的な根拠と、学校や塾の授業は休ませて学童や保育園は良いとした衛生上の根拠を示してほしいということよ。
この根拠が示せたら、今回の要請は「衛生上の観点」ではなく、「経済と政権維持の観点」であることを自ら言うことになる可能性もあるわね😅。
この要請を受けても、営業をする塾もある。全国学習塾協会が調べたところ、授業を中止した塾は約約50%、中止しなかった塾は約35%だったそうよ😔。
塾に通っている生徒がコロナウイルスに感染したとしよう。どこで感染したかは分からないが、あのスポーツジムのように、どこの塾に通っていたかは探り当てられるだろう。そのときに、企業としてどのような釈明をするのだろうか❓🤔。
あのスポーツジムは、とんだとばっちりを受けたのである。同情をする者もいるだろう🙄。
しかし、今回の件は、政府から自粛要請を受けても自粛しなかったのである。コロナの感染者が出たら、「自粛の要請だ。それにあくまでも自粛だろ。強制的にやるなと言われたわけではない。そして塾に行かせたのは親の判断だ。」とでも言うのだろうか🤔。そして、その言い訳は世間に通用するのだろうか🤔。
「官ができないのなら民で」という威勢の良い発言が、私の塾でも大勢を占めようとした。しかし、最終的には理性的な判断で落ち着いた😌。
確かに、返金や資金の問題があるだろう。春の生徒募集がもできない。これで返金したら、うちは潰れる。特に個人営業の塾は、自粛は死活問題である😱。
しかし、政府の自粛要請を無視してコロナの感染者が出たら、これも死活問題であると私は思う🙄。
「生徒の学力維持のために民間が頑張る」というのは建前で、本音は、生徒の健康や生命と自塾の経営と天秤にかけて、後者が重かっただけの可能性もある。