つれづれなるままに

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リテラシーには論理が大切~フジモンとユッキーナの離婚に関する記事を検証する~

何か気になるのよね~😅。この離婚。何でだろう🙄。これまでに芸能人の離婚でこんなに気になったものはなかった。藤本さんのファンではないし、木下さんだって私にとってはどうでも良い人。でも気になるのよね~😅。

 

夫婦喧嘩や離婚の原因や過失に10対0はないというけれど、最近、藤本さんと木下さんの離婚に関して、それとなく木下さんを擁護する記事が目立つようになった😅。

以前は、藤本さんが木下さんにモラハラをしていたという記事があったわ。

 

その記事の内容は、

年の差婚で、結婚当初は木下さんがひどいことを言っても、藤本さんがいなして、大楊に構えていた。しかし子どもが生まれ、子どもの教育に関して、二人の意見が衝突するようになり、その際の藤本さんの物言いいに木下さんが恐怖を感じるようになったと知人が言っている。

 

そして、こちらの記事も、藤本さんが喧嘩のたびに「離婚」を口にしたことを問題視している。弁護士さんが書いた記事👋😅

芸能人 なぜ「円満離婚」強調 (オトナンサー) - auヘッドライン - auサービスTOP https://news.headlines.auone.jp/stories/showbiz/news/13027137?genreid=3&subgenreid=7&articleid=13027137&cpid=10130070&rf=passtop_%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9

 

この記事の最後の部分(まとめの部分)を引用するわね😉✨

夫婦げんかの「離婚だ」は禁句

報道によると、藤本さんは夫婦げんかのたびに「離婚だ」と言っていたといわれています。

 

①伝聞

この記事のソースは確かなものなのか🙄。キチンと確認したのかしら🤔。まぁ、このケースでは、私も他の記事で「藤本さんが夫婦喧嘩の際に『離婚』を口にした」と読んだことがあるわ。

 

しかし、この「~といわれている」というフレーズは要注意なのよ😔。

 

(基本型)

「お前、周りから~と言われているよ。」

 

(発展形)

「みんなも、お前のことをそう言っているからな。」

 

伝聞の悪用ね。「みんな」って誰?本当に「みんな」なの?ただ単にあなたがそう思っているだけじゃないの。それを「みんな」と歪曲し、「言っている」と伝聞にして、自分の意見を強引に客観化し、相手をやり込めようとしているんじゃないの😣。

 

この記事が伝聞を悪用していると私が言っているのではなく、伝聞で書かれたことにはこのくらい注意が必要だと言いたいのよ😅。伝聞の危険性について書いたブログはこちら👋😄


香山リカさんのツイッターでの発言を分析したよ - つれづれなるままに

 

次に、喧嘩のたびにの「たびに」の意味はなんなのかしら🤔。

 

②たびに

1 何かが行われる、または、行われたその時。おり。
2 回数。
3 その時はいつも。

さっきの記事は3の「そのときはいつも」という意味で使われているということは、この後の文からよく分かる。

 

沸点が上がるとすぐ「離婚だ」と言ってしまう人は、男性にも女性にも少なくありませんが、これには注意が必要です。

 

ここで考えなくてはならないのは、「藤本さんが喧嘩するたびにいつも『離婚』を口にしていたのは事実か」ということなのよ😓。

 

かりに、他の記事に書いていたとしよう。

かりに、知人がそういっていたとしよう。

かりに、木下さんが「喧嘩のたびに『離婚』と言われた。」と言ったとしよう。

 

しかし、それは事実ではなく、そう「認識した」と第三者は理解せねばならない。記録に残っているなら別よ。でも、全ての喧嘩の記録が残っているのかしら🤔。もし残っているのなら、「~のたびに」とか「いつも」と言ってもよい。そうでなければ、さっきの記事はこう理解した方がよい。

(一部の)報道によると、藤本さんは夫婦げんかのたびに「離婚だ」と言っていたといわれています(が、それが事実かどうかは定かではありません。いつもではないが、よく口にした可能性はあります。)。

 

③具体と抽象(一般化)

藤本さんが喧嘩のたびに離婚を口にするという人だと定義付け、前提にし、次に「沸点が上がるとすぐ『離婚だ』と言ってしまう人は、男性にも女性にも少なくありませんが」と一般化している。

 

この一般化も注意が必要なのよ。抽象化(一般化)する際は、具体=抽象の関係が成り立つ。厳密に書くと、「具体∈抽象」かしら🤔。今回のケースであれば「藤本∈喧嘩のたびに『離婚』を口にする人」となるかな🙄。

こういう風に抽象化して定義付けしてしまうと、藤本さんは「喧嘩のたびに『離婚』を口にする人」と解釈が前提になってしまうの。本当に前提にしてよいの?私なら「喧嘩をしているときに『離婚』をよく口にする人」くらいにしておくかなぁ🙄。「喧嘩のたびに」は言い過ぎの可能性が高いと考える🤔。

 

あと、余談だけれど、「沸点が上がるとすぐ『離婚だ』と言ってしまう人は、男性にも女性にも少なくありませんが」という書き方は、自分の意見に客観性を持たせ、自分の意見を通す高等テクニックの可能性は高い。

この記事は、私の解釈では、「藤本さんの喧嘩のたびに『離婚』を口にしたいたことが、離婚の原因にしたい。」という考えがあると解釈する。男の方に非があると言いたい。そこで使ったのが、「男性にも女性にも」というフレーズだと私は考える。だって「沸点が上がるとすぐ『離婚だ』と言ってしまう人は、少なくありませんが」と言えば良いところを、わざわざ「男性にも女性にも」と言わなければならない意図を考える。「人」と言えば、「男性と女性」って分かるじゃない。それなのにあえて入れた意図は、「私は男性のことも女性のことも分かっているんだし、女性にだって厳しいことをいうんだから。そういう中立的な私が言っているのよ~🌀」っていう解釈もできるから。あくまでも私の穿った解釈ね。筆者はそんな意図はないかもしれないよ😅。

 

③誰をかばうか

「離婚だ」と言われ続けている人は、自分が大切にされているとは思えなくなってしまいますし、夫婦間に何か大きな問題が起きたときに、いつも「離婚だ」と言われ続けていたという記憶が、離婚を決断する最後の一押しになってしまいます。木下さんの心の中でも、けんかのたびに言われてきた言葉が積もり積もって、大きなストレスになっていたのかもしれません。これは、芸能人に限った話ではありません。皆さんも夫婦仲を必要以上に悪化させないために、「離婚だ」「別れたい」という言葉をあまり軽々しく口にするのは控えるようにしましょう。

この発言を図式化しよう。

「離婚だと言われ続ける」

「自分が大切に思われていない」

「離婚を決断する最後の一押しになってしまう。」

「木下さんも喧嘩のたびに言われ、大きなストレスなっていたのかもしれません。」

 

つまり、喧嘩のたびに「離婚だ」と言われ続けたストレスを抱えた結果、木下さんが離婚を決断したと言いたいのであろう。

 

ビックリ😱❕

離婚の決断の原因はストレス。そのストレスとは藤本さんが喧嘩のたびにいい続けたこと。つまり、離婚原因は藤本さんにあるという見解なのね😱。

これは芸能人に限ったことではないと一般化して締め括っている。

 

ちょ~ビックリ😱

弁護士って、不利な状況である人を、このようにして弁護するのね😎。勉強になるわ~🤔。

 

喧嘩の原因は無視。

だって、木下さんに不利になるかもしれないものね。

 

「離婚だ」というに至った経緯は無視。

だって、木下さんに不利になるかもしれないものね。

 

そう☝️😄

「都合の悪いことは無視をすればよい」の見本よ。

 

「顔の汚い奴は汚いところを掃除すればよい」と言ったとか、「どぶ臭い息を出すな」と言ったとかというエピソードも、この離婚を考える上では、喧嘩のたびに「離婚だ」と言ったことよりも大切よ。また、テレビであれだけ藤本さんのことをディスっているのよ。その上、タピオカ騒動。タピオカ店の店長に送りつけたラインが物語っていて推測できるんじゃないの、木下さんの藤本さんに対する態度が。

 

いや、これも危ない一般化だけれど、喧嘩のたびに離婚と言ったとする伝聞を事実として扱うことと五十歩百歩よ😎。

 

だって考えてみようよ🤔。

夫が妻に「顔が汚いからお前は便所や排水溝の掃除をしろ。」とか、「どぶ臭い息を吐くな」と言ったらどうなるよ。それで妻が喧嘩のたびに「離婚だ」と言っていたとする。夫が、他人様に恐喝紛いのことをやって、そのあと離婚した。この夫に関して、「妻から離婚だと言われ続けたことがストレスになった。妻からの愛情を感じす、離婚にいたった」と言ったら、何人の人が共感するかしら🤔。私の感覚からしたら皆無よ、皆無😎。

 

いや、この記事を書いた弁護士さんが、男と女の立場が変わっても、同じように弁護するとしたら、それは大したものだと私は思う。この筆者は弁護するかもしれない。しかし、多くの人は木下さんのようなことをした夫を擁護しないと私は思う。これは根拠のない、私の思い込みね。でも、同意である方は多いと思うよ。だってそういう世の中だもの😅。ホントに離婚は男にとって大変不利であるなぁ😌。

以前、こんなブログを書いたわ👋☺️


フジモンとユッキーナの離婚で思うこと🙄 - つれづれなるままに

 

でも、今回はこんなことを言いたいわけではないのよ👋😁

 

これがリテラシーってこと。情報を無批判に受け入れない。大学教授や弁護士など権威を無批判に受け入れない。受け入れないためには「論理」が大切なのよ。

 

私は、この記事に書かれた意見は尊重する。こういう意見を持った人がいても良い。しかし、私は私の理屈でこの意見に反対だ。

 

そう☝️😄。

「承認はするが承諾はしない。」

多様性を認めるってこういうことかのかもしれないなぁ😄。私と違う考えでも、あなたの意見があることは認めるという姿勢が大切。しかし、日本の舵取りをしている者達で、この多様性を認めない意見を持つものがいる。この多様性を認めない意見は承認しちゃいけない。これは拒否する。

 

話しがそれたわ🙇

 

そうそう、最後に、この記事を書いていくうちに、何でこんなにこの二人の離婚が気になったのかが分かってきた。「あんなに仲良さそうだったのに~」という気持ちと、木下さんに対して、あのキャラはある程度作られたものだと思っていたら、地だったんだという驚きがあるのかもしれない。ホントタピオカ店の店長に同情してしまう。

なんか、やっぱり、何で気になるのか分からない🤷‍♂️

(追伸)夫婦喧嘩の原因は、第三者からは分からないのよね。だから、どちらが原因だったと安易に決めつけてはいけないとは思っています。