【1】学習の土台は国語力
英文法を習うのは、英文法の問題を解くためではないよ😊。英文が読めて、英文を書けるようにするためよ😄。それに、英語を聞いて話せるようにするためでもある。特に、他言語を習得するには、文法理解は大切なこと。いや、母国語だって文法理解は大切よ😉✨。
【2】中3英語の授業から
as they thought that the place which was looking after Blackie was close at that late hour,
as they thought となっている。theyは主語として使われる単語で、和訳は「彼らは」。thoughtはthinkの過去形で、和訳は「思った。」「as+主語+動詞」の形である。とすると、このasは接続詞であり、「彼らは~と思ったので」と日本語にする👨🏫。
今の解説は分かるかな?🤔。
これが英語嫌いを作る原因であり、実用的な英語を教えていないという批判を浴びる😱。
世間の評価は
実用的>論理的(学術的)
しかし私は
実用的=論理的(学術的)
なの。
だから、言語を習うとき、実用的な英語四技能も大切だが、論理的な思考力を養うことも大切なのよ😔。
さっきの説明を理解するには、以下の基礎理解が必要なの。
(1)文・句・節
接続詞とは「文と文」と「句と句」、「節と節」をつなぐ(接続する)働きのある言葉。
【文と文】
今日の天気は雨だ。だから運動会は中止だ。
「今日の天気は雨だ」と「運動会は中止だ」という二つの文を「だから」がつなぐ。
文とは、まとまった内容を表して言い終える一続きの言葉のことだよ👨🏫。
【句と句】
「犬と猫」
これは「犬」という単語と「猫」という単語を「と」いう単語がつないでいる。この「と」は、英語だと「and」という接続詞が用いられる。
「大きな犬と小さな猫」
これは「大きな犬」と「小さな猫」という句を「と」という単語がつないでいる。
句とは、2つ以上の語が集まりひとつの意味のかたまりをなし、1つの品詞のような働きをするものをいう👨🏫。
【節と節】
「今日の天気は雨だったので、運動会は中止だ。」
「今日の天気は雨だった」と「運動会は中止だ」を「ので」という単語がつないでいる。
節とは、言葉のかたまりの中に主語と述語動詞があり、その部分が文の一部となっているものをいう👨🏫。
「~なので、・・・だ。」という場合、「~なので、」の部分を「従属節」、「・・・だ。」の部分を「主節」という。
この文に関しては、「・・・だ。」の部分が「この文のメイン(中心)の節」だから、「主節」と言い、「~なので」の部分は「この文のメインの節に理由をそえる節」だから、「従属節」というぐらいに理解する。
(2)英語圏の思考回路
「抽象」→「具体」なの。また、「結論」→「説明」なのよ😄。
私は外国に行くために英語を勉強した。
英訳すると
I studied English to go abroad.
文を細かく分解すると
①私は②外国に③行く④ために⑤英語を⑥勉強した。
①I ⑥studied ⑤English ④to ③go ②abroad.
日本語は①②③④⑤⑥
英語は ①⑥⑤④③②
となる。
英語は、「私は勉強した」とまず結論付ける。そして
何を?→英語を
何のために→行くために
どこへ→外国へ
と説明していく。日本の「理由→結論」思考とは真逆の思考回路なのよ👨🏫。
そうそう、こちらのブログを思い出して👋😄
東国原氏の謝罪の言葉を読み解く文法講座👨🏫 - つれづれなるままに
ほら、国文法も英文法も同じでしょ。文法って言葉の解剖学でもあるのよ。文を細かく分解して、分析する勉強なのよ😄
さて、さっきの文法の説明、
as they thought となっている。theyは主語として使われる単語で、和訳は「彼らは」。thoughtはthinkの過去形で、和訳は「思った。」「as+主語+動詞」の形である。とすると、このasは接続詞であり、「彼らは~と思ったので」と日本語にする👨🏫。
には、この(1)と(2)という土台となる文法理解があって始めて理解できるの。
【3】今回伝えたいこと
1つ目は入塾時期。
2つ目は指導について。
3つ目は塾の存在意義。
4つ目は国語力。
≪入塾時期≫
集団塾に入るのなら、中3の2学期からというのは避けた方がよいということをまず伝えたい。
中2から、うちで速読だけ通っていて、学習アドバイスをしてきた子が、中3の夏期講習明けから、私を慕って転塾してくれた生徒がいる。今まで通っていた塾は大手なんだけど、無理な課題を出して、フォローもなく、授業についていけなくて、とてもとてもこの子は困っていた。メインは他塾だが、私とご縁があった子なので、私が学習アドバイスをしてきた。預かった以上は責任をもって指導するわよ。それに、個別指導も週に2コマも取っていただいている😔。
でも、さっきの(1)と(2)のような説明は、私のクラスは1学期と夏期講習で徹底的にあの手この手を使って、生徒に叩き込んだ😅。私の超高速授業にも付いてきている。同じ偏差値でも、対策授業ばかりやっている塾の生徒よりは骨太なの💪😎。それで結果も出している。高校に進学後も通ってくれている、昨年私が担当した男子3名は、地域の人気高校で、皆、クラス一桁台の順位である。その中の一人は学年トップも取った。だけど、私の塾は在籍数は大手に完敗している😣。
話がそれた🙇。
遅くとも中3の一学期から通ってほしいなぁ。塾に通うならば。
≪指導≫
「対策をうたう塾」は真にこどもの学力を上げようとは考えていないと私は思う🤔。
いや、対策授業は必要よ。それが塾の売りでもある。でも、対策って、学力という土台があって始めて、テスト対策をするのよ。土台も作らずに対策って…。これを私は「表層的指導」と名付けたい。でも、ニーズがあるんだよなぁ😌。この「表層的指導」って。
≪塾の存在意義≫
こんな英文解釈、学校ではやらない。少なくとも公立中では習わないよね。色々な学力の生徒がいるから、仕方がないのだけれど😔。しかし、論理的な思考力は今後生きていく力となるものなの。
では、その力を育むのは何か。
それは塾よ。
いや、私よ、私😁。
こういうことを理念として、開業するか🤔。
飛ぶか🦅。空高く😎。
これまでもブログの中で、私の教育的理念と具体的な指導を語ってきたが、これに共感してくれる方は多いかな。飛ぶには、この理念と指導が生活の糧となり得るか。理念がお金になるかということ。ボランティアではないのだから、当たり前だよね😅。
≪国語力≫
ねっ😉✨。外国語を学ぶのも母国語力が必要でしょ😁。
外国に数年暮らした帰国子女なら良いかもしれないが、生まれも育ちも日本で、日本語力もおぼつかなくて、外国語力が身に付くわけがない🙃。
声を大にして言いたい。
母国語は大切である📢🤣。
【4】生徒のノート
「本当に、普通の生徒にそんな授業をしているの❓」と疑う人もいるかもしれないわ。
こちらが、今回の授業で私が板書したのを生徒がノートに写したものよ👋😉
他にも
ちゃんとリスニングの授業もしているわよ😄。私の授業を受けて見たい方は手を挙げて👋😁。
このくらい自画自賛するくらいがちょうど良いのよ🙃☺️🙃☺️。じゃなきゃ、プロじゃないわよ😎
このシリーズはこちら👋😄