つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

雛鳥の勇気

雛鳥たちは

口をパクパクさせて

親鳥の帰りを待つ。

 

親鳥がくちばしにくわえた獲物を

雛鳥たちは奪い合う。

 

生まれたときから

生きるために先を争う。

 

しかし全ての雛鳥は

親鳥のおかげで成鳥となった。

 

空を飛ばねばならない。

 

飛べば大空を自由に飛び回ることができる。

 

自由と義務

自由と危険は

隣り合わせだ。

 

しかし

そんな義務や危険よりも

自由を選ぶ。

 

いや

成鳥となった雛鳥は

自由を選ばざるを得ないのかもしれない。

 

僕も飛ぼうか。

自由な空へと。

 

たくさんの危険があり

義務もある。

 

自分で生活の糧を得るために

誰からも守られず

飛び回らなくてはならない。

 

そこには沢山の敵がいるだろう。

その敵と戦うための仲間も武器も自分で探さなくてはならない。

 

そのような

危険も義務も手間も

嫌なこと何もかも打ち消すような

楽しさが自由にはあるんだろう。

 

そう。

雛鳥にはあり

僕にはないもの。

 

それは勇気なんだろう。

 

しがらみを解き放つものも勇気。

 

雛鳥の勇気は何と素晴らしいものなのだろうか。