つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

コマーシャルから日本社会を考える🤔~家族でファぶろう!篇 木村佳乃さんとロバート秋山さん~

ファブリーズのコマーシャル。

夫役のロバートの秋山さんとその息子役の男の子が外出しようとする。玄関で専業主婦と思われる木村佳乃さんが扮する妻が引き留める。出勤前の2人にファブリーズをして抗菌・消臭するということだ。男の子の上着は、妻がファブリーズをする。夫が自分の妻にファブリーズをしてもらおうとすると、「あなたは自分でやって」と言う。息子は先に家を出て、夫は苦笑いをしながら妻の前でファブリーズをする。

 

こちらには2種類のCMが流れているが、私が指摘しているのは後半の方ね😄


【ファブリーズ布用】除菌・消臭・抗菌!家族でファブろう!編 - YouTube

 

私のブログをよく読んでくださる読者さんなら、私が何を言いたいか、もう分かる方がいるんじゃないかしら☝️😅。

 

日本のコマーシャルでブラックフェイスを出したら、非難轟々だろう。いや、黒人の歴史を踏まえたら、言語道断だ。

 

一方で、昔、ANAのコマーシャルにバカリズムさんが金髪、付け鼻で登場して、そのコマーシャルが非難を浴びた。

 

差別って、基本、強者が弱者にするものよね🤔。最近はその原則に当てはまらない差別もあるが、ここでは言及しない😎。それは何ですかと問われても、ノーコメント🤐

 

ブラックフェイスは黒人を揶揄しているとされる。差別され続けた黒人の歴史を見れば、そう受け取って当然よね。

 

じゃぁ、金髪・付け鼻が白人差別となるのかしら🤔。

 

白人は強者側ではないの❓🙄。

 

現代は、白人だから強者側とは言えない状況になっている。

 

黒人の大統領の誕生が象徴している。アメリカンドリームを勝ち取る有色人種も多い。日本人大リーガーなんかそうよね🙄。白人だから優位だという状況ではないのよ。

 

揶揄されて、大楊に構えることができるのは、自分の立場に優位性があるからと思うのよ🤔。

 

優位性がないのに揶揄されれば、それは差別と解釈し、悲しんだり怒ったりすることになる。

 

権力を脅かす恐れがあったり、狭量であったりすると、権力を持っているのに揶揄されて怒る人もいるが😌。いや、権力を持っているからこそ、揶揄されるっていうこともあるわね🤔。

 

「誰も人間なんだから平等だ」という考えは、 現代では真理であるとされている。だから、人種差別をしてはいけない。

 

これまで差別されていた黒人は当然として、これまで黒人を差別してきた白人に対しても差別と解釈されることをしてはいけないとなっている。特に、白人にこれまでの特権的優位性がなくなっているのだから、当然よね🤔。

 

白人至上主義やトランプ大統領の登場がそれを物語っているのかもしれない。白人に絶対的な優位性が今もあるのなら「白人至上主義」は脚光を浴びないだろう。だって世の中の常識が白人至上なんだから、そこで「白人至上主義」という考えは注目されないわよね🤔。白人優位の歴史的転換点って「奴隷解放宣言」かしらね🙄。

 

と考えていくと、日本の国内で、男性を揶揄したり蔑んだりすることが、笑いとなり、女性側からも男性側からも「それはおかしい」と声が上がらないのは、まだ、日本は男性優位社会であるとうことにならないかしら🙄。

 

女性も生きづらければ、男性も生きづらい、男性弱者論を唱えれば、それは違うと反論されてしまう。

 

確かにこれまでの日本、特に明治以降は男性社会が女性の社会進出を阻んできたのは事実と言っても良いし、その名残は今でも色濃く存在しているとも言ってよい。だから、「男女平等は『女性の良いところ取りの男女平等』」という意識が男性側にあるのかもしれないなぁ🤔。

 

さっきのファブリーズのCMでは

秋山さんが扮する男性はスーツ姿で出勤

子どもは学生服らしきものを着て登校

木村佳乃さんが扮する女性はエプロン姿

そして男性2人を女性が外に送り出す。

 

この女性は令和の女性の生き方ではないと言われてしまう専業主婦であろう。

そんな話がこちら👋😄

私はちっともそんな風に思わないが😌。だって個人的なものだもの。

 

このCMでは「専業主婦」と解釈できるだけで、そう言っていないところがミソなのよ☝️😅。

 

そんなことがハッキリと分かるCMだったら袋叩きになるかもしれないわね😓。

 

もう30年前になるかしら🙄。「私、作る人。」と女性に言わせ、「僕、食べる人。」と男性に言わせたCMが問題視されたからなぁ😓。

 

木村佳乃さんが扮する女性は学生らしき男の子にはファブリーズをしてやって、秋山さんが扮する男性が「自分の方にもファブリーズをして」と言ってスーツを出すと、「あなたは自分でやって」となる。だったら子どもも自分でやらせなくちゃというのは私の教育的視点よ☝️😎。

 

と、またまた男女平等について語ってきたが、今日のブログで語りたいのはそこじゃないのよ😁。

 

いや~、長い前振りで、本論がとても短かったりして😜。

 

つれづれなるままに、思い付きで書いているから、このブログがどのくらいの長さになるか分からないが😅。

 

今回、書きたかったテーマはお笑いとはなのよ😌。

 

えっ❗️❓

何でこの前振りでお笑い論になるのか分かるかしらね😁。

 

私は飛躍が三度の飯よりは好きではないが、一度の飯よりは好きなのよ。飛躍するわよ~😅。

 

男女不平等なのに、このファブリーズのCMは笑いとなる。

人種差別となるブラックフェイスはご法度だ。

金髪・付け鼻というステレオタイプの白人を表現することもいけない。

 

この差は何だろう❓🤔

 

同列に扱えないわよね😌。

 

でも、ジェンダーに関することも人種に関することも同じ人間平等のカテゴリーに入るはずなのに、片方は許されて、片方は許されないのは何故だろうと思ってしまうのよ🤔。その疑問はおかしいという人はかなりいると思うけれど、私はそう思ってしまうのよ🙄。

 

簡潔に言えば、日本の男女平等という問題は、人種問題の域に達していないということだと考える。日本の人権意識は発展途上なのよね😔。

 

そして、お笑い。

 

デフォルメしたり常識を覆したりしたところに、笑いが発生する。そしてそれは、差別やいじめと裏腹なところがある。社会の常識からハズレて良い限度の見極めと、いじりといじめのせめぎ合いだと思うのよね🤔。

 

ブラックフェイスは完全にアウト。金髪・付け鼻で白人を表現することも完全にアウト。

 

しかし日本は島国で世界から見たらガラパゴス諸島のようなもの。

 

イギリスも島国だが、七つの海を支配した歴史を持つ。歴史にグローバルな視点がある。

 

日本の歴史にもグローバルな視点はあるがほんの一部だ。だから世界の常識に疎いところがあるのよ、きっと🤔。

 

笑いって難しいわね~。そして、とてもクリエイティブなことよね🙄。

 

お笑いもCM作りも、大変よね。

 

ファブリーズのCMの話に戻すと、あのCMがホンワカとした笑いとなり批判されないのは

 

①ロバート秋山さんのキャラクターと演技

 

②木村佳乃さんのプラスイメージ

 

③男性は外で働き、女性は家で専業主婦となるいうことに共感と郷愁を持つ人が多いこと

 

④それに加えて、国民の潜在意識が男性優位であること

 

かしらね🤔。

あと、あの夫婦が仲が良いという設定がある。ここが大きいかしら🙄。

 

ファブリーズの宣伝って、男の子や男性は臭うものという前提がありそうよね🙄。これを偏見と捉えるか、事実と捉えるか🤔。女の子や女性だって臭う人はいるわよね😌。でも、「女性が臭い」というCMは聞かない。

 

まぁ、男性の方が臭いときが多いのは事実かしらね😅。だから、仕方がないわね😑。

 

このCMのようなシチュエーションがほのぼのとした笑いとして受け入れられている間は、男女平等ランキングは低迷するかもはしれないわ😔。

 

こういったCMのシチュエーションを受け入れるのと、お偉いさんたちの女性軽視発言には関連性があるように思うのよね🤔。女性軽視発言をする人に問題があるのは当然だが、問題発言をさせる土壌が日本国民の意識にあるんじゃないかとね。

 

根が深い問題かもしれないよ。

 

CMから社会が見えてくるように、何が笑いとなり、何が笑いとならないのかを追究しても社会が見えてくる。おっと、笑いってやはり奥が深い😅。松ちゃんが言ったらNetNewsになりそうだが、私じゃアメンボの波紋にもならないわ~😜。

 

ちなみに私はこのCMが好きよ~😁。