当事者は今の事象を歴史として見ていない
歴史をマクロで見るか?ミクロで見るか?🤔
既成の制度や常識が大きく崩れた大乱の時代。その時代の中で、既成の権威を立て直して平和にしようとした英雄もいれば、既存の常識を打ち破り新しい権威や制度を作ろうとする英雄もいる。
三国志の時代なら、前者は曹操で後者は劉備といったところかしらね☝️😄。
曹操は新しい諸制度取り入れて、漢王朝に変わる新しい王朝の礎を築いた。劉備は既存の漢王朝の再興を旗印にした。
日本の戦国時代であれば、前者は織田信長で後者は上杉謙信や武田信玄といったところよね🤔。
信長は室町幕府を滅ぼし、朝廷も凌駕しようとしたといわれる。関所を廃止し楽市楽座(今でいうフリーマーケット)を積極的に導入した。銭(関税)が懐に入らなくなった既成の権威、とくに仏教界は信長を「仏敵」にして反抗した。そんな仏教界に苛烈に扱ったのが比叡山焼き討ちだ。かれは宗教の自由は認めていたといわれる。宗教が政治に入ってくるのを認めなかったのだ。上杉謙信や武田信玄は室町幕府の権威を借りて、その再興を大義名分とした。
マクロ的に見ると曹操や織田信長の功績は大きい。しかし、その改革の反動勢力となった者たちを安易に非難できるだろうか🤔。
もっと大きく歴史をとらえてみよう☝️😄
歴史は大乱と平和を繰り返す。乱れてはまとまる。まとまっては乱れる。その繰り返しだ。人の営みというのはそいうものだから、世の中が乱れてもその乱れを収めようなんて考えず、乱れに身を任せよう、なんて言えないだろう。
何とかその乱れから身を守ろうとする者がいれば、その乱れを救おうという英雄も現れる。
今は英雄が出てくるのが難しい時代だ。英雄は既成の常識を覆すものである。今、既成の常識を覆そうとすれば違法となることが多い。幕末の英雄は、幕府という当時の権威や権力からしたら犯罪者だ😅。
だから、このコロナ禍を収めるには、国民が選んだ議員の力量が問われる。そして、その政策がおかしいと国民が考えればおかしいと声をあげる必要がある。
□緊急事態宣言
□営業自粛要請
□営業時間短縮に支援金
□医療機関にベッド数増床
□安倍のマスクの配付
□10万円給付
□go to キャンペーン
等など😌。
歴史をマクロの視点でとらえれば、自民党のコロナ政策の評価はどうなるかは分からない🤷♂️。しかしマクロの視点で歴史を評価する者は当事者ではないのだ。
このコロナ禍に関しては、私は歴史の当事者だ。その当事者として、非難するべきものは非難する。意見するべきものは意見する。そういうスタンスも主権者には大切よ。
しかし、野党の菅首相に対する責め方は辟易とする😥。
いや、政権党の横柄な態度も嫌気がさす😵。
「自分にもっと力があれば」なんて言えない😣。力があったら、私もその力に甘えて、コロナ禍の中で会食して、給料もボーナスももらって、PCR検査を受けていただろう。
でも、不思議よね🤔。民間企業は収益が減れば給与もボーナスも減る。私のように能力がなければ社歴はあってもペーペーで給与が上がらぬ。
議員や公務員は、税金の収入が減っても、ボーナスがもらえ、給与もさほど下がらない。いや、下がっているのかしら🤔。
なるほどなぁ🙄。
議員も含めて公務員とその他の一般国民との意識の解離はこれが原因かも。だって公務員は税収が減っても給与は守られているんだもの。
こんな指摘も歴史をマクロで見たら些末なことなのかもしれないよ。でも、今を生きる不安定な者たちにとっては死活問題である。医療崩壊が叫ばれているなか、gotoにあんなに拘る理由は何かしらね🤔。旅行だけが経済じゃないだろうに😌。
そういえば、安倍さんが首相だった時代を「安倍時代」と言われるかもしれないわね。