つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

欠陥人間(不良品)❓🤔(つれづれなるままに心理を語る⑨)

「みんなが僕のことをバカにしている。だから、勉強をやる気がしない。」と子どもから相談を受けたら、皆さん、どのように対応しますか?「彼をやる気にさせたい」というのがテーマです😄。

いくつかアプローチの方法がありますが、その中の一つを紹介します👋😉。

 

①承認

A「みんながあなたをバカにしているんだね。」

B「あなたは勉強をする気が起きないんだね。」

というようにおうむ返しのように、聞き返す。どちらでも良いのだが、私ならAにするかなぁ🤔。

 

この発言は、AだからBの関係だよね。Aは原因、Bは結果。結果を覆したいのなら、原因を壊せばよい。聞き返して黙ると、相手はさらに聞き返したことについて話していく。

 

1つ上の承認は、言い換え承認。

C「ということは、勉強をやる気になりたいんだね。」

私はAを言う前に、Cを言う😄。その理由は、相談した生徒のなりたい姿を、生徒自身に明確にさせるため。

「~と言うことは・・・だね」ってカウンセラーにとっては、大切な言葉だと思うの😔。相手が口にしない、もしくは婉曲に言うことを明確にし、または、再定義することだから。「と言うことは」というフレーズがポイント。「あなた自身が、そう言うことを言っているんだよ。キチンと認識してね。」と言うことなのよ😊。そして、「はい」と頷かすことができなければ、この問いかけは逆効果になるから、難しいとも言えるのよ😔。

 

👦「みんなが僕のことをバカにしている。だから、勉強をやる気がしない。」

 

👨「ということは、勉強をやる気にしたいんだね。」

 

👦「はい。」

 

👨「でも、あなたは、みんなにバカにされているんだね。」

 

👦「はい。」

このあと、生徒の愚痴を十分に聞いてやる。吐き出させる。

 

②リフレーミング

吐き出させたあと、「皆って誰?」と質問する。生徒は具体的な名前を挙げるかもしれない。「クラスには何人いる?」「そのうちの何人がそう言うことをするの?」「全校生徒で何人くらいいるの?」「そのうちの何人がそう言うことを言うの?」と、愚痴を十分に聞いた後で、矢継ぎ早に質問をする。

「みんな」ではなく、「一部である」ことを気づかせるためよ😊。そして、キラークエスチョンは

「『バカにされるとやる気がなくなる』原因は何かなぁ。」

「だって、バカにされて、何くそっと思って頑張る人もいるじゃない。あなたは『何くそ』と思わず、やる気をなくした。バカにされて、あなたにやる気をなくさせたものは何か」

と問いかける😎。極論を言うと、質問を受けた人が、この質問の意味を解さなくても良いのよ。

「えっ❗️❓🤔」と思って、絶句させても良いのよ。リフレーミングて、本人の常識外の発想が必要なの😄。

バカにされても自分にやる気をなくさせたものは・・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分自身なのよ。

 

③自分を変える❓環境を変える❓他人は変えられない❗️

1.動物としての性を認識する

確かに人をバカにするのは悪い。でも、悪いことをする奴に、「悪いことをするな」って言っても無意味なことが多いの。これがいじめに発展するんだけど、人をバカにしたりいじめたりするのは人間の性なの😔。バカにしたりいじめたりすることを肯定しているわけではないわ😓。人間の性だと言っているだけなのよ。その認識を持たないと、いじめは減らない。

猿の世界で、集団の和を乱す奴は半殺しにされる。人間も気にくわない奴にはいじめるという習性があるはず。その性を、その習性を断ち切るのが理性なの。理性があっても、人間は動物。動物の性も持ち合わせる。

 

2.私の経験

実は私もね、高校時代は劣等生で、一部の人にバカにされていた。高校で、すれ違い様に挨拶をしてくれた友達に挨拶をしたら、その友達の横にいた男子生徒が、「あんな奴と知りあいなの」と聞いていた😱。仲の良い同級生と下級生で、卒業旅行に行った。旅館にテトリスがあった。テトリスをやって見せたら、友達に、下級生の前で「どんな奴にも特技があるんだな」と言われたの😱。でも、高校時代、男女数人で夏に千葉の館山に外泊したり、日帰りでスキーに行ったり、卒業の際に箱根に外泊したり・・・。その頃の高校生を基準にすると、結構青春していたんだなぁ🎵私って😳。だから、いやなことばかりではなかったのよ😁。でも、中学まで優等生だった私には、高校時代は試練だったなぁ😅

 

バカにされても、私は言い返さなかった。言い返せなかったのだろう。でもね、それをバネにしてきたよ。

 

会社に入って教室のNo.2になったとき、先輩が「何であんな奴がNo.2になれるの」と言ったとのこと。数年後、その先輩と飲んだとき、冗談を交えそのエピソードを話したら、その先輩の顔が凍りついていた。その先輩は、今や役員になっている。

 

私って、基本、ルサンチマンよ😎

大きく話がずれちゃった🙇

 

3.全て自分の心にある

バカにされて憤って

それをバネにして生きるのも

 

バカにされて悲嘆して

それで萎縮して生きるのも

 

どちらも本人の心の問題なのよ。後者の人には手助けが必要ね。

 

前者の代表的な歴史上の人物は、豊臣秀吉と徳川綱吉。

豊臣秀吉は多指症で、指が六本あったという。でも、その六本目の指を切り落とさなかったとも言われている。これは秀吉の大親友、前田利家が書き残している。その上、秀吉は容姿が醜かった。だから、サルとかハゲネズミと言われていたそうだ。

 

徳川綱吉は小人症。成人しても130㎝なかったという。これは武士の棟梁として致命的。だから学問に打ち込んで、学者顔負けの才人になった。

 

二人ともコンプレックスをバネにした。

 

理性って優しさなの。優しいと弱くなるの。

でも時には、断固戦わなくてはならない⚔️。看過できないのなら戦わなければならない👊。バカにされるのが嫌なら、嫌だと言わねばならない。そこまでバカにするのなら、バカにしているところを動画にとって、出るところでようと言わねばならない。教師も警察も当てにならないのなら、新聞社、テレビ局、弁護士、代議士、などありとあらゆるものに働きかければ良い。「いじめを受けて苦しいんです。助けてください」と📢。

 

でも、いじめ菌によって心が病んだら、戦わず、まずはその菌から離れて、医者に行くことをお勧めするわ。だって心が菌におかされ病気になったんだもの。

 

4.欠陥人間(不良品)

いじめは動物の性だけど、いじめをする奴は欠陥人間。心の病を持って引きこもりになることは欠陥人間ではない。それで人を殺してしまったら、その人は欠陥人間だったと私は思う。同情の余地がある可能性もあるが、それにしても欠陥人間だったことには変わりがない。だって人を殺しているんだもの。それが、何も悪くもない善良な人間を殺したらなおさらだ。加害者に同情なんてしたくない気持ちでいっぱいだ。

 

うん❓🤔

 

私も、欠陥のある人間だ😓。人間は皆欠陥人間。だから、助け合わなければならない。

 

そうか😃💡。

 

人はみんな欠陥を持つから、助け合わなければならないならないのよ。

 

それに無自覚なために、人をバカにしたりいじめたりする人の方が、さらに欠陥がひどい人間なのよ。

心って一筋縄ではないわね。

 

最後に「みんなが僕のことをバカにしている。だから、勉強をやる気がしない。」と私に相談しに来る子どもへのアドバイス。

 

「先生と戦おう。一緒に勉強をして自信を持つんだ。そうすれば状況は必ず変わる。」

 

これまでの「つれづれなるままに心理を語る」はこちら👋😄


死にたい奴は勝手に死ねばよい❓🤔(つれづれなるままに心理を語る⑧) - つれづれなるままに