つれづれなるままに

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素人のお笑い論「ドリフのコントとは」~ドリフに大挑戦スペシャルを見て~

ドリフに大挑戦スペシャルを見た。


ドリフを愛する芸能人たちが人気コントに挑戦!当時の貴重な映像も大放出!『ドリフに大挑戦スペシャル』 | カンテレTIMES

 

う~ん🤔。

ドリフのコントを他の芸人がする難しさを感じたわ。というか、違和感があった。

 

 

カバー曲は、歌手それぞれの歌詞の解釈があってよい。オリジナルとは違った良さを感じることもある。

 

 

オリジナル。太田裕美の木綿のハンカチーフはこちら👋😄


太田裕美「木綿のハンカチーフ」 4thシングル 1975年12月 - YouTube

 

 

椎名林檎の木綿のハンカチーフをカバーした曲はこちら👋


木綿のハンカチーフ - YouTube

 

 

同じ歌詞でも世界観が違って聞こえてくるわ。それがまた面白い。

 

 

しかし、ドリフのカバーコントは違和感があるのよね🤔。

 

 

その象徴的なのが「威勢の良い風呂屋」というコント。

 

 

サービスが過剰なお風呂屋さんのコントなのよ。非常にハイテンションな風呂屋の店員がお客のいかりやを接待する。

 

 

お客の衣服を脱がせたり、何度もお客を湯船に入れたり、何度もお客の頭をシャンプーしたり、鈴のついた縄でお客のおまたを洗ったり、店員のおまたでお客の腕を洗ったりなど、過剰なサービスをする。

 

 

嫌がるいかりやを何度もシャンプーや石鹸を着けて洗い、湯船に突き落とす姿を見て大笑いする🤣。


加藤茶 仲本工事 いかりや長介 高木ブー ドリフ威勢のいい風呂屋 - YouTube

 

 

いかりやの役にはカンニング竹山、加藤や志村などの他のドリフのメンバーの役はガンバレルーヤのまひるとよしこ、カミナリの竹内と石田、そして劇団ひとりがなった。

 

 

う~ん🤔。

 

 

カバーしたコントはいじめにしか見えないのよ。カンニング竹山を何度も湯船に突き落とし、彼がもがく姿を見て、笑えない。辛くなった😣。

 

 

それにこういういじめを躾だと言って幼子にする毒親もいるし、いや~、勘弁してほしかった😣。

 

 

私がこのコントを笑えないのは、私の笑いに対する感性が変わったからかしら🙄。

それとも時代の常識が変わったからかしら🤔。

 

 

どちらもあるかもしれない。

 

 

しかし、ドリフがこのコントをすると笑えるのよ。いまだに😅。

 

 

この違いは何なのか🤔。

 

 

ドリフのコントには、メンバーの力関係が背景にあるから、笑えるのよ。そして、その力関係をもとにしてコントが作られているのよ。

 

 

いかりやがリーダーで権力者だ。それは私が子どものときでも理解していた。

 

 

コントの中で強い命令口調で他のメンバーを威圧する。その強権的なリーダーを弱者であるメンバーが仕返しをするという構図がドリフのコントにはある。

 

 

カンニング竹山は鼻持ちならない人だが、強権的なリーダーてはない。立ち位置は、力のない嫌われ者だ。その力のない嫌われ者の竹山をいじめても、笑いにはならない。

 

 

いじめを笑いにしてはならないというのが令和の常識だ。

 

 

しかし、普段威張っている奴を、コントという設定の中でじゃれあいながら大変な思いをさせるのはありだと私は思う🤔。

 

 

年末の風物詩となった、ダウンタウンの「笑ってはいけない」がこれまで支持を受けてきたのは、大御所であり権力者であるダウンタウンの2人が、痛い罰ゲームを受けることにあると私は思う🤔。


松本人志 「笑ってはいけない」休止の判断は「3月ぐらい」― スポニチ Sponichi Annex 芸能

 

 

いや~、あの地位と年齢になっても体を張るダウンタウンの芸風を尊敬する。

 

 

その点、有吉弘行の芸風は嫌い。人に汚れ仕事をやらせて、自分は高みの見物を決め込んでいるから。

 

 

昔はそれで良かった。それは、彼は弱者側だったから。しかし、今は権力者側。相手に毒を吐いた後、どんなに笑ってごまかしても、パワハラにしか見えないのよね🙄。

 

 

彼が芸風を広げるには、M1やR1に出場すればよいのよ。カンニング竹山よりも鼻につくから彼が出る番組をほとんど見なくなった。

 

 

漫才やコントは、設定上の面白さがあり、誰がやっても面白いものもある。しかし、芸人の普段のキャラクターや立ち位置、芸人間の力関係や人間関係で成り立つものもある。

 

 

「威勢のよいお風呂屋」のコントはドリフターズだけのものであろう🙄。

 

 

そうよ。ドリフターズがやるから成立するコントなのよ。コントを通して、お弟子さんがお師匠さんに無礼講を理由に羽目をはずしているようにも見える。

 

 

いかりやに「おめ~ら、手加減しろよ~」という笑いがあり、メンバーは「師匠、お笑いでは手加減しませんぜ」という笑顔になっている。いじめに見えず、微笑ましさがある。

 

 

それは、威勢のよいお風呂屋というコントが、ドリフターズの、ドリフターズによるドリフターズのためのコントだからであろう。他のお笑い芸人がやるといじめに見えるのは当然であろう。

 

 

そういうコントはカバーしない方がよいなぁ🙄

 

 

こちらの忍者のコントだったら、いかりや役にはお笑い芸人ではないけれど梅沢富美男がはまっているかもしれない😄。


【ドリフ大爆笑96#172】~ドリフの忍者の修行だ!全員集合! - YouTube

そして、他のドリフのメンバーは若手や中堅お笑い芸人で固めるのもありかなぁ🤔。プレバトメンバーを入れるのもありか。

 

 

やはり、演者同士の普段の力関係が背景ないと、ドリフ5人でやるコントは成立しないなぁ🙄。

 

 

サンドウィッチマンもドリフのコントをしていたけれど、好感度が高過ぎて、ドリフのコントをするのには違和感があったわ😅。

 

 

と考えていくと、この番組のタイトルは秀逸だわ😄。

 

 

だって「ドリフに大挑戦スペシャル」よ。「挑戦」でも良いのに「大挑戦」とした。ということは「ドリフに敵いやしない」と言うことが前提だ。

 

 

だから、もしも、この「ドリフに大挑戦スペシャル」を企画した人や、出演した芸人が私のブログを読んだら、「そんなことは分かっているわい」と言われそう😁

 

 

ドリフについて語ったブログはこちら👋😄

 

 

昨日、私がブログを投稿した時刻が遅くて、読んでいない方は、こちら👋😁

私のブログのファンの方がいらっしゃるのよね~😄。