つれづれなるままに歴史を語る(昔話④)戦国運命の出会い③
チューよ、チュー。前回までのお話は覚えているか?
サルが「これでは世の中は良くならねぇな~。どうすりゃ良いんだろう」と河原の近くの大木の枝の上で寝そべっていたんだね。
前回までのお話は👋😄
つれづれなるままに歴史を語る(昔話③)戦国運命の出会い② - つれづれなるままに
下から何やら声が聞こえる😎👂✋
男A
「昨夜のお前は良かったぞ💕」
男B
「ハハッ。上様にご奉公できて私の誉れでございます。」
男A
「今度は受けと攻めを反対にして楽しもうぞ💕」
男B
「ハハッ💦」
何やら、卑猥な話をしてやがる😌。そっと下を覗き込むと・・・、二人とも変な出で立ちをしてやがる😱❕。あれは風呂には入るときの服装(湯帷子)じゃねーか。袖がない。なんだあの髷(まげ)は。何というか・・・。以前、寺の坊主が持っていたぞ。そうそう、お茶をまぜるときに使っていたなぁ。何って言ったっけ?チャセン(茶筅)のようだ。
男A「ところで犬よ」
えっ❗️あいつ、「犬」って呼ばれているのか😱。俺とは犬猿の仲になるのかな❓顔は2枚目スターだぞ😄。こいつはあいつの家来なのかぁ。
男A
「いつまでも俺についてくるか?」
なんだ~、この殿様はアホなのか❓😅。また愛を語りだしたよ。男好きにもほどがあるなぁ😌
男B
「当然でございます。🙇」
男A
「今の世の中はなっていない。ボーズが堕落している。修行に励み、国家の安寧をもたらすために祈るべきところを、肉を食べ女を抱き、酒を食らっていると聞く。座を作り、関所を設け、そこから巨万の富を得ている。それを人のために使うなら良いが、自分の欲のために使い、その欲を守るために僧兵を雇っている。仏罰、神罰なんて怖くない。あやつらが勝手に作り上げたものだ。物の値段が高く、貧しい人々は生活できない。みんな争いを起こし、苦しんでいる。こんな世の中を救うには、どうすれば良いと犬は考えるか。」
男B(犬)
「そんな奴等は殺してしまえばよろしいかと。」
男A
「殺すことからは何も生まれない。あやつらが何を信じるかは問わない。しかし、政(まつりごと)や商いに口や手を出すことは許してはならぬ。やつらの金の流れを止めれば良い。さすればやつらは干上がる。そせて、人々の富が潤い、俺たちも潤えるぜ。」
犬(男B)
「そんな方法があるのでございましょうか」
男A
「それがあるのよ」
犬
「お伺いしたく存じます。」
俺もぜひお伺いしたい。眠気が覚めたわ🤣でも、外でこんな話をするなんて、こいつはたわけ者だなぁ🤔。「そせて」って、大切ところで噛んでいやがるし🤣。犬も神妙な顔をしているが、内心笑っているんだろうな😁
おっと、そうそう。おいらは気配をもっと消さないと。おいらは「くさ」とも言われる。気配を消し、草のようになるからなのさ😎。
チューよ、チュー。あなたには少し早い話だったかな?😅男色、バイセクシャルなんて分からないわよね。でもね、人間は感情の生き物で、信長がなくなった後、前田利家(犬千代)が柴田勝家という直属の上司につかず羽柴秀吉(サル)に味方したことも、こういった人間関係抜きには分からないものなのよ😉