つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

つれづれなるままに歴史を語る(昔話⑥)戦国運命の出会い⑤

チューよ、チュー。
昨夜はジーちゃんの家にお泊まりだね。パパは今日からお仕事よ。
この休みの8日間で歩いた歩数は約十万歩😱。さすがに疲れたパパなのよ😅。でも、楽しかったよ。
あと、ジーちゃんちに行くと体調が良くなるのよ。朝が気持ち良いの😄。でも、今日から仕事だから、あなたより1日早く帰宅したの。昨日はジーちゃんの昔話を聞いたかな😉✨
 
前回までのお話はこちら👋😊


つれづれなるままに歴史を語る(昔話⑤)戦国運命の出会い④ - つれづれなるままに

 

男A
「専門の兵士を雇えば、いつでも戦える。しかし、天下統一した後、その兵士たちはどうする?」

 

うぇ❗️❓😱
天下統一って何を言っているのか❓天下とは何か❓よく分からない🤷‍♂️
 
男A
「キョトンとしたな。それで良い。天下とは、まずは、南は九州から北は蝦夷まで。室町殿の政治(幕府)では頼りない。新しい秩序が必要だ。その新しい秩序ができた後、その専門の兵士たちは職がなくなる。だから、今度は唐や天竺にも兵を進める。俺の天下とは、唐や天竺も含めたものだ。」
 
「私は、あらゆるところで頭が回ると言われてきましたが、私の頭ではついていけません。ただ、殿様が物凄いことをおっしゃっていることは分かりました。」
 
「お前、殿の仰っていることが分かるのか❗️😱」
犬は本気で驚いている。男Aはこれから殿と表記するよ。
殿
「犬よ。貴様はもっと頭を鍛えなくてはならないなぁ。しっかりと算術の勉強はしているか?」
 
「ハハッ。」
と言って、懐からそろばん出す犬。
殿
「よしよし。貴様は武力だけではなく、知力も鍛えよ。猿❗️お前は知力に見込みがあるな。」
 
「ありがとうございます🙇」
 
殿
「俺の理想は天下布武だ。天下に布を広げるように武を広げ、天下を治める。朝廷も神社仏閣、商いも農業も何もかも武で治める。そして、民が潤うように、関所や座を廃止し、市場を解放する。」

 

なるほどなぁ🤔。こいつについていけば、出世できるかもしれないぞ😎。

 

「私を家来にしてください。草履とりでも馬卒でも何でもさせて下さい。」
 
「貴様、どこの馬の骨かわからない奴が❗️無礼者❗️❗️。名も名乗っていないではないか❗️💢」
猿はおののき、
「おいらにゃ、卑賎の出で、なみゃー(名前)なんて、なゃー(ない)。皆から、おみゃーなんて、稗を食えれば良いと言われ、ヒエヨシ、略してヒヨシって言われてる。それに馬の骨とはにゃにごとじゃ~。おいらは猿の骨だで💢」

(名古屋弁が分からない🤷‍♂️。何か雰囲気が出てるかな😅)

殿
「気に入った❗️❗️だが、ヒヨシではあまり貫禄がない。ヒエヨシ、いや、ヒデヨシとせよ。お前は猿面で、木から落ちてきたからキノシタを苗字とせよ。そうだ。木下藤吉郎秀吉はどうだ❓藤に吉とはめでたいだろう。」
このお人好しの殿様はおいらに名前までくださった😁。
「光栄な事でございます。」

 

殿
「犬千代。猿と仲良くせい。お前も名乗れ」
 
「ハハッ。拙者は前田利家。犬千代でござる。」
こいつは人が良さそうだ。仲良くなれそうな気がする😁。

 

でもこの二人。やはり頭が足りない😎。
 
自分の国の関所を廃止するということは、人の往来が自由になり、人が集まり商いが繁盛し、情報も集まる。情報は出やすくもなるが、住み心地の良い国を敵国に売るバカは少ないだろう。
 
しかし、関所がないということは、国内で軍勢を動かしても察知できないことにもなるぞ。
 
天下統一の一歩手前で、新月の日(陰暦で1日(ついたち)の日)の暗闇に乗じて、この殿を襲えば、俺にも天下がというものが取れるかもしれないぞ😎。
 
イヤイヤ、俺が殺すまでもない。例えばこの犬をそそのかしても良い。でも、この犬、そこまで出世できるかなぁ。それにこの殿と愛人関係だから無理か😅。あっ、そのときに最も出世している、おいらのような新参者をそそのかせば良いか。ウッシッシ(笑)😎
(完)

 

チューよ、チュ。
パパのお話は面白かったかい。織田信長と豊臣秀吉の運命の出会いの昔話はこれで終わるよ。
パパの妄想だけではなく、あらゆるところに歴史的事実を踏まえているのよ。次回はその解説ね😉✨
今回はここまで🎵👋😄