つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

つれづれなるままに歴史を語る④190320

前回までのお話

①なるべく客観的に事実を語る
②歴史は科学だ
③事実には解釈が入って伝わる
④解釈ありき(結論ありき)で物事を見てしまうことが多い
具体的にはこちらをどうぞ😄


つれづれなるままに歴史を語③190318② - つれづれなるままに

 

(1)注意書

間違いがあったら指摘してね🙇。訂正します。でも、解釈については様々だから、あぁ、そういう解釈もあるんだなぁって勉強します😅。あと、出典は書きません。まぁ、論文ではないのでお許しを📝✒️。気になった方は、私が教えることなんて、ネットで調べればどこかにあるから、探してみてね。

 

(2)日本は宗教国家

先日、ツイッターで「東日本大震災の追悼式になぜ天皇を敬う君が代が歌われるのか」ということが話題になっていた。私は「国家だからなぁ」と呟いたら、「そもそも国家を歌う意味が分からない」とだけ、別のアカウントから返信ツイートがあった😩。「そもそも国家を歌う意味が分からないので『意味を教えてください』。」であったのなら、まあ、優しく対応したのだが😎。そうではなかったのでブラックゆうが出てしまった。反省、反省。詳しい経緯を書いたが、カットしたよ😌
 
まず、この問いは、そもそも論である。このそもそも論に答えるのは、結構長い説明になるのよ。
 
だって簡単に「日本は宗教国家だから」と答えたら、「本当に宗教国家と言えるのか」とか、「宗教国家だと、追悼式で君が代をなぜ歌うのか」と言ってくるだろう🤔。
 
質問すれば答えるのが当然と考えているところに腹が立つ😣。私の見解を知りたければ、お金を払いなさい。そこまでお人好しではないブラックゆう😎。
 
でも、ここでは、お金を払えなんて言わないわよ。だって私が勝手にブログしているんだもの😁
 
ここから数回は、独自解釈であるところがあるが、あくまでも、素人ゆうの生半可な理解ということで読んでね😉
 
ことの是非ではなく、事実として「日本は宗教国家である」ということを前提に、日本の歴史と今を見た方が理解しやすいわよ😊
前にブログに書いたが、コピペしてもう一度、ここで語ろう。

 

①日本と宗教

私は、特定の宗教に入信していない。⛩️に行くこともあれば、お寺にも行く。キリスト教の行事に参加することもあれば、イスラム教やユダヤ教も、その存在自体を否定する気は更々ない。
 
でも、1年間で神社仏閣に参拝する人数は、イスラム教徒がメッカに参拝する人数よりも遥かに上回る。お賽銭の行方を追っていくと、その利権は物凄いことに😱。だって非課税だしね。まぁ、お賽銭の行方は、別の機会に回すとして、日本って、宗教国家とも言えるよね。それも国民がそれを意識していないのが特徴的なの。宗教国家の是非は問わない。だって、かの民主主義国家アメリカも、大統領就任時には、聖書に手を置いて宣誓するんだもの。
 
日本の宗教観を考える上では、山本七平の「日本教」が参考になる。あと、芥川龍之介の「神神の微笑」も。あと、日本人とその歴史を考える上で避けて通れないのが「天皇」について。

 

元号

今年は平成最後の年。また新たな元号が使われることになる。この元号に関して、天皇が変わるごとに変えるのは不便だからなくせという声もある。
 
暦って、「時」の支配を表す。支配者は、空間(空と土地)と民とそこから産み出されるものを支配する。そして、「時」は時間、過去、現在、そして未来である。
 
西暦を使うということは、欧米の支配を受け入れることでもあるんだよなぁって考えてしまうの🤔。その西暦を受け入れて、日本の元号は「天皇制」に通ずるといって非難するのは理屈に合わないし、合理性だけで考えられない世界もあると思う🤔。第一、「天皇制」という概念は、あるイデオロギーから生まれたものとも言うからなぁ😔。私は「天皇制」という表現をするのは反対の立場😔。

 

天皇

キリスト教天皇(教)の違いは何か。それは、神を形而上のものとしたか、形而下のものにしたかの違いもあるかも。日本人って形而上のものを考えるのは苦手だというしね😌
 
歴史を学ぶと、天皇とは日本の独立の象徴だとも言える。華夷秩序に入らず、冊封体制からの自立。向こうが皇帝なら、こちらは天皇だという気概。こういった、悪い意味であれば島国の孤立、良い意味であれば自立の表れでもある。また、天皇が絶対的な存在であったのはほとんどなく、天智天武朝や後醍醐天皇の時代ぐらいかなぁ。
 
えっ、明治維新から敗戦までの間は、天皇は絶対的な存在であったって❓。
 
いやいや、天皇が絶対的な存在であれば、満州事変も5・15事件も2・26事件も起きていない。絶対的な存在ではないから、あんな事件が起きるの。政党は政局に「統帥権の干犯」を使い、自分の首を締めてしまった👨‍🏫
 
そうそう。幕末の志士たちは、幕府の政治は天皇の御心に沿わないので、幕府を倒してしまえという思考法だったとか。当時の天皇(孝明天皇)は佐幕(幕府が政治を行うことに肯定的な立場)であった。
 
また、昔から君側之悪という言葉がある。悪い世の中になっているのは、君主が悪いのではなく、君主の周りの家臣が悪いという考えである。2・26事件を起こした青年将校たちは、大臣たち君側之奸を取り除き、天皇親政とすれば世の中が良くなると考えたとか。そこでクーデターを起こし、大臣たちを暗殺した。昭和天皇はクーデターを怒り、鎮圧した。彼らは「天皇の方が間違っている」と考えたとも。
 
そう。自分の正義を天皇の心と思いこみ、天皇の意思に沿うものだと考え、行動する。実際の天皇の考えに沿っていなくても良いのである😓。
 
天皇(制)の存続の是非に関しては、「天皇日本国憲法に規定されている」というだけに留めておくよ😊。見解が大きく分かれることに関しては言及しない😔。

 

④まとめ

う~ん🤔。なんだか、現代にも通じるなあ😅そう。歴史を学ぶということは、人類の叡智を学び、失敗を学ぶということでもある。そして、宗教も学ばなくてはならないと思う。人の行動原理となるのだから。
 
国の主催の追悼式で、君が代という国家を歌うそもそもの理由を考える上での前提は、日本は神道を中心とした宗教国家であり、その祭祀は天皇にあるということよ。次回はもっと掘り下げるわよ😉
 
こんなこと、フォロワーでもない赤の他人が「そもそもの意味が分からない」とだけ返信をして、教えてもらうなんて虫が良すぎると思うよね😁。
 
そうそう。塾生だったら、いくらでも教えるわよ~📢😄