つれづれなるままに国語を語る⑤190307
(まずはご報告)
昨日のアクセス数は223でした😆。アクセスしてくれた方、ありがとうございます🙇。私レベルの素人ブロガーだとプチバズリと言って良いかもしれない😁。私の場合、SNSやブログについて語るとアクセス数が多くなる傾向があるよ😉
(それでは本題)
前回までのお話
①国語力の土台は語彙力である。
②語彙力には言葉の数だけではなく、言い換える力も入る。
③語彙力をつける方法は、覚えた言葉を使ってみることである。
④論理とは論証の組み立てであり、思考の妥当性が保証されるものである。
詳しくは下のブログをお読みください😄
つれづれなるままに国語を語る④190306 - つれづれなるままに
昨日のこのブログは、酔って書いて、話が脱線しっぱなしでした😁。お付き合いくださり誠にありがとうございます🎵🍀
(1)言葉は記号
今日は実際の授業をもとにして語ろうと思う。昨日の中3の授業の題材。全文は載せられないので、ポイントとなるところだけね😅
(本文)
「生きる」ことは不確実性に向き合うことです。不確実性に向き合うこととは、正解のない世界に飛び込み、そして泳いでいくことであり、その大海において自分の脳をどのように使うのか。これこそが・・・
(中略)
人間の感情とは①不確実なものに対する適応戦略であり、同時に避難場所でもあります。
(茂木健一郎「脳を活かす生活術」より)
(問)①に不確実なものとあるが、この不確実さを具体的に表している言葉を「~もの」に続く形で2つ答えなさい。
(解法)
「不確実なもの」≒「不確実性」
と考えると、
1行目に
「生きること」=「不確実性に向き合うこと」とある。
すると二行目に
「不確実性に向き合うこととは~」と、筆者の「不確実性」の定義を述べている。
論説文の読解で「~とは」って、大切なのよ。定義って、筆者独特の定義となることもあるから👨🏫
そうそう定義とは、ある言葉の意味や用法について、共通認識を持たせるもの。「義」って「意味」と理解するとよい。同音異義語っていうよね。橋と端と箸。同じ音で意味が異なるものだよね。
A「不確実性に向き合うこと」とは、B「正解のない世界に飛び込み、そして泳いでいくこと」とある。これを記号に変えると、
A=Bとなる。
Aを細かく見ると
C「不確実性に」とD「向き合うこと」に分かれる。
Bを細かく見ると
E「正解のない世界に」とF「飛び込み、そして泳いでいくこと」に分かれる。
こう見ると
C「不確実性に」=E「正解のない世界に」
D「向き合うこと」=F「飛び込み、そして泳いでいくこと」
C=E
D=F
という対応関係となる。
だから、「不確実さ」を具体的に表しているものが「正解のない世界」となり、設問の条件に沿うと「正解のないもの」が答えの1つとなる。2つ目の正解は、ここには記載はないが、この「正解のない世界」の言い換えを探せばよい。
何か、数学ぽくないかなぁ😅。そう、私は数学もある意味言語なの。世界共通語。
国語の読解が得意な子が数学も得意になるとは言えないが、数学が得意な子は国語の読解が得意になる素質はある。なぜなら、数学って客観的言語、つまり含意のない言語なの。国語の読解は客観的思考力、つまりロジカルシンキングの力が問われる。数学と国語の読解って共通点があるのよ。
でも、国語が得意な子は感性で解いてしまうケースがかなりある。小説文の読解で、小説の中で書かれた事実を自分の体験を根拠に読解するという主観的読解で正解に到ることがよくあるの。