つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

「全くテスト勉強をしていませんでした」とテストの結果が出てから言う生徒へ

埼玉には北辰テストという業者模試がある。あまり突っ込んで書くと、埼玉の私立高校入試の暗部に触れることになるから、書かないわ😎。以前、私は痛い目にあったから😅。

 

北辰テストについてざっくりいうと、中3で年8回テストがあり、そこで出される偏差値が私立高校入試の合格基準になっているのよ。まぁ、こう書いただけでも、問題が浮き彫りになるのだが。

 

その北辰テストの結果がよくなかった生徒がいた。その生徒が

 

👦「これから頑張れば、偏差値は伸びますよね」

 

👨‍🏫「あぁ、伸びるよ。」

 

そのために塾に通ってきているんだから、当然よね。

 

👦「今回は全く勉強しなかったから。」

 

私はこの手の言い訳が嫌いだ😅。だって全くではないでしょ。それに、もしも全く勉強しなかったとしたら、自分にとって大切なテストの勉強を全くしなかったという神経が理解できん😤。

 

しかし、だからと言って、紋切り調の説教はしない。じゃぁ、どう答えたか。

 

👨‍🏫「そうか、それであれば、今回の成績は、あなたにとって最低だったということなんだね😄。今回の成績以下は絶対に取らないと宣言したんだね。」

 

👦「えっ❗️❓」

 

👨‍🏫「だって勉強しなくてもこれだけの成績が取れたということだろう。それならば、今後しっかりと勉強すれば、今回の成績以下にならないよね。」

 

👦「そうですね😅」

 

👨‍🏫「『やるものがない』なんていうことはあり得ないぞ。『何をしたら良いかわからない』なんてこともあり得ないよ。もしも、そういう状態になったとしたら、英語の単語を書いて覚えれば良いんだ。漢字の意味を調べて書き取りをしても良い。教科書を読むんだって良い。『何をしたら良いのか分からない』と言うのは、『勉強したくありません。』と言っているのに等しいと思った方がよいんだ。あなただから言うんだよ。勉強しなくてもこれだけの成績を取れたんだから、勉強すれば可能性がもっと広がるよ。同じ学校を選ぶにしても、『この学校に行きたい』のと『この学校しか選べなかった』のでは大きな違いだよ。」

 

 

と言いつつ、心の中で「自分に甘い私がよく言えたものだ」とも思う😅。