つれづれなるままに

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凄惨な死の描写を幼い子が見ることは大切なことなの❓🤔。~惨殺の描写がリアルな「鬼滅の刃」について~

鬼滅の刃について、ネットニュースに出ていた、とあるカウンセラーの意見がこちら👋😌

――死を克明に描いていることも、生と死というテーマを際立たせるために必要だと。

 

「そうだと思います。鬼殺隊は日輪刀で鬼の首を飛ばしますが、それは単なる惨殺シーンではなく、『何をしたら死ぬのか』を描いているんですよね。隊員や柱(鬼殺隊の頂点に立つ9人の剣士)たちも戦いで壮絶な死を遂げていきますが、それをリアルに表現することで、やはり『死とは何か?』というテーマに行き当たります。多くのヒーロー漫画、ヒーローアニメでは、殺された主人公が生き返ったり、転生したりすることがありますが、『鬼滅の刃』ではそうではなく、理不尽な死、無残な死であっても、そのまま描いています。これは、私たちが生きている世界でも起こり得ることですよね」

『鬼滅の刃』は本当に「怖いから観ちゃダメ」? カウンセラーが明かす子どもへの影響とは(ORICON NEWS) - auヘッドライン - auサービスTOP https://news.headlines.auone.jp/stories/topics/story/13908768?genreid=1&subgenreid=3&articleid=13908768&cpid=10130027&rf=passtop_%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9

 

「『怖いシーンは見ちゃダメ』と隠すのではなく、しっかりと話をしてほしいと思います。現代の子どもたちは、死んでも何度でもリセットできるゲームなどの影響もあり、死生観が麻痺しがち。『鬼滅の刃』を親子で観て、『人間は死ぬ。だからこそ命を大事にしなくちゃいけない』『守ってあげなくちゃいけない』という話をすることは、とても大切だと思います。

 

小学生以下の小さいお子さんの場合、“生と死”“死生観”というテーマをすぐに理解できるわけではありませんが、何年か経った後、『そういえばお父さんお母さんと映画を観たとき、そんなこと言ってたな』と思い出すこともあると思うんですよ。命の大切さや、仲間と一緒に頑張って生きることの素晴らしさについて、親子で話す機会はそれほどないですよね? 『鬼滅の刃』を一緒に観て、泣いて、ぜひ語り合ってみてください」

『鬼滅の刃』は本当に「怖いから観ちゃダメ」? カウンセラーが明かす子どもへの影響とは(ORICON NEWS) - auヘッドライン - auサービスTOP

皆さんは、どう考えるかなぁ🤔。このカウンセラーの意見について。

 

当然、私は否定的よ~😅。

 

これを代入法で考える🤔。

 

生死という崇高なテーマなら惨殺シーンを子どもに見せてもオッケーと言うならば、愛という崇高なテーマなら男女の生々しいみとのまぐわいも子どもに見せてオッケーとうことね😨。婦女暴行の抑止という立派なテーマなら、残忍な婦女暴行のシーンを子どもに見せても良いということね😱。

 

そんなわけないだろう🤔。

 

それとこれとは違うというなら、その違いを説明してほしいわ😣。

 

どんな崇高なテーマであろうとも、子どもに見せて良いものと良くないものがあるのよ😔。

 

理不尽な死、無残な死であっても、そのまま描いています。これは、私たちが生きている世界でも起こり得ることですよね

だから何❓

私たちの生きている世界で起こり得ることならば、リアルに表現して、それを年端も行かない子どもに見せて良いなんて😱。

 

だったら、犯罪全てに言えるじゃないか。

 

『怖いシーンは見ちゃダメ』と隠すのではなく、しっかりと話をしてほしいと思います。

と言うんだから、子どもに隠さずに見せろと言うことよね🤔

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リアルに表現することを否定しているんじゃないわよ😔。それを幼い子どもに見せても良い、いや、隠すなという考えに私は反対するのよ😡。

 

私は「見ちゃダメ」なものってあるという考えなのよ。さっきも述べた極論だけれど「みとのまぐわい」だって「婦女暴行」だって、幼い子どもが見るもんじゃない。特に後者は大人だって見るもんじゃない。

 

でも表現の自由があるから、表現することや見ることを規制するのは難しい😣。

 

精神は発達する。その発達段階に応じて見られるものが多くなると、保守的オヤジの私は考えるのよ🤔。

 

だから「見ちゃダメ」と言って、見てはならない理由をしっかり話せばよい。いや、しっかり話さなくても良いかも🙄。「ダメなものはダメだ」ということで、「大人になったら見ましょうね」で充分なのよ😔。

 

リアルで凄惨な表現を借りなくても、幼い子どもに生死については語れるはずよ☝️😄。

 

怖い表現をせずに、命の大切さを育むことが土台である。

 

肯定感を育む声かけを子どもにしているかしら。

 

嬉しいとか悲しいとか、Iメッセージを子どもにしているかしら。

 

良いときは褒め、悪いときは叱る。

 

そんな日々の大人の子どもに対する接し方によって、子どもは命の大切さを学んでいく。

 

自分はこの世に存在しても良いんだ。周りから求めれている存在なんだ。自分が求められているように他の人も求められている存在なんだ。自分の命も他人の命も大切なんだ。このように心情が繋がっていく。少なくとも幼い子どもにリアルな死の場面なんて見せる必要はない。

 

リアルな死の表現で生の大切さを理解するという解釈ができるのは、相当精神年齢が高くなったあとなのよね🤔。

 

小学生以下の小さいお子さんの場合、“生と死”“死生観”というテーマをすぐに理解できるわけではありませんが、何年か経った後、『そういえばお父さんお母さんと映画を観たとき、そんなこと言ってたな』と思い出すこともあると思うんですよ。

 

これって無責任な発言であるって分かるかしら😡。

 

小学生以下の小さい子どもは「生と死」「死生観」というテーマが分からないと分かっているのに、何年か後に「お父さんはあんなことを言っていたな」と思い出すと言える根拠は何なのかしら。それも、「思うんですよ」ってビックリ😱。

 

じゃぁ、思い出さなかったらどうするのよ、カウンセラーさん😒。専門家が、「思う」なんて主観的な考えで相手に勧めないでね。

 

鬼滅の刃は小学5年生以上で、保護者がキチンと子どもに説明できる場合に限って見ても良いものかしら🤔。まぁ、何歳以上にするかは、色々と意見が割れるだろうけれど、10歳かしら🙄。中学生以上でも構わないけれど。こどもの健全な心身の育成よりも、興業収入の方が大切なのかしら😨。

 

ホント、私からすると、こんな発言をする専門家は、経済至上主義の企業御用達ね。

 

こどもの心理に良いわけがないじゃない。どんなに「死を克明に描いていることも、生と死というテーマを際立たせるために必要だ」とか「命の大切さや、仲間と一緒に頑張って生きることの素晴らしさについて、親子で話す機会はそれほどないですよね」なんてご託を並べても、感覚で分かることよ。

 

それに、この心理カウンセラーさんほど生死について語れる保護者ってたくさんいるのかしら🤔。いないわよ。

 

私は、専門家のアドバイスを鵜呑みにしない。そのアドバイスを参考にはするけれど。専門家や口コミの言葉に弱い人が多い。私の言葉には従わないのに、専門家の言葉には鵜呑みする。

 

良いのよ👋😅。

 

私の言葉に従わなくても。専門家でもないし、権威もない。しかし、そういうズブの素人の方が的を射た考えを持つこともよくあるわ😎。

 

専門家とか世間の評価は絶対と考える人がナント多いことよ。

 

いえね。

それがご家庭のご方針なら、未就学児や小学校低学年の子どもに、凄惨な生死のシーンを見せれば良い。そしてそこで生命の尊さを大人が幼児に語れば良い。

でも、そんなことをしなくても生命の尊さを語れるわ。

 

それに加えて、凄惨な婦女暴行のシーンも見せれば良い。そして、人の尊厳を大人が幼児に語れば良い。でも、それを見せなくても、それは人の尊厳を踏み躙る劣悪な行為であることを伝えられるし、こっちの方が大切だわ。

 

さらに加えて、濃厚な男女のまぐわいの姿も幼児に見せれば良い。そして、人の愛を大人が幼児に説けば良い。しかし、そんなものを見せなくても、人の愛は語れるわ。

 

人の無惨な死を幼い子どもに見せるのは良くて、他の2つは悪いという、その違いを明確に教えてほしいわ。幼い子どもに鬼滅の刃を見ることを勧めるお方に。

 

ほら、こう語っていくと、子どもに鬼滅の刃の視聴を勧める人の胡散臭さが出てくるでしょう😥。まぁ、「隠すな」=「勧める」ではないのだが😌。私はそう解釈してしまった。

 

念のため言うけれど、私は、鬼滅の刃という作品を非難しているわけではないのよ👋😌。文学や芸術って、そういう常識外の激しさって必要だから。マンガも文学の1つよ。文学でなければ、人間の表現方法の1つよ。芸術よ。また、それを親子で見ることも否定しているわけではない。私が否定しているのは、「鬼滅の刃を幼い子に隠さず見せようと『勧めること』」なのよ。

 

私ならば

「鬼滅の刃を子どもに見るのならば、ぜひ親子で見て、生死や命の尊さを語り合ってもらいたいと思います。現代は昔と違ってバーチャルナ世界がリアリティーを持ち、大人も子どもも死生観が麻痺しがちです。ただ単に『残虐だった』という感想にならないようにするのが見せた大人の責任として、鬼滅の刃を見た後に、命の尊さを子どもに伝えてください。」

と言うだろう🤔。

 

長々と書いてきたけれど、簡単にまとめれば、裁判で一般国民である裁判員が凄惨な事件現場の写真を見てトラウマになるんだから、幼い子がマンガといえども凄惨な死の描写を見ることは精神面で良くないと私は考えたのよ。私が幼いときに見たアニメよりもリアルだもの~😱

 

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