つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

検定試験の受けさせ方190121

ブログを始めて間もない頃のブログを加筆訂正して再投稿するわね😉✨

 

~英検を例に~

各級の英語力の目安

4級:中2終了程度

3級:中学卒業程度

準2:高2程度

2級:高校卒業程度

 

目安より早い受検について

よく、「小学生で4級○名合格した」とか「小学生で3級○名合格‼️」ということを売りにしている塾やスクールがある。

 

保護者の方は、こういう言葉に焦り、その結果、我が子の可能性を押し潰すことがよくあるのよ😖。

 

「その小学生のうちの何人が、その後、2級に合格したか」とか、「その子達が準2級に合格したのは何年生か」と問い合わせてみると良いわよ😎。

 

あと、「受からなかった子は何人いて、その子達のケアはどうしているか」という質問をするのも良いかと思う🤔。私の知る限り、まともに答えてくれるのは稀である😌。

 

私も塾を生業にしている身なので、そういった商売を非難する気は更々ない👋😅。

 

だってさっきの塾の売りも、その塾の事実を伝えているだけなのだから。子どもの顔写真入りの広告なんていうのも見かけるよね😊。

 

そんなの商売ではよくあること。保護者が、セールストークや広告に煽られ、焦り、子どもの可能性を潰すことが問題だと考える。それは、私も子どもを持っているからこそ、声を大にして言いたい📢

 

経験則から言うと、早期に3級に合格した子で、その子が1級を取ったということを聞いたことがない。あくまでも私の周りでね😅。帰国子女とかは別よ😌。偏差値40台の英検3級合格者だっている😱。今回もうちの塾で、そういう子がいるわよ。

 

試験の対策を否定しない。しかし、対策重視だと、問題を解く技術力ばかり向上して、英語力は付かずということが多い事も事実。

 

保護者への警鐘

早い時期から検定試験を受けさせて、何度も落ちて、その教科が嫌いになってしまう子も多い。そういった子の保護者がよく言うフレーズは「周りの子はみんな受かっているのに」とか「幼稚園の頃から通わせていたのに」というものだ。

 

このように思う方が、このブログを読んでおられたら伺いたい。

 

□周りってどこか。

□本当に「みんな」か。

□幼稚園頃から通えば合格するという根拠は。

 

挙げていったら切りがないのだが、「周り」とか「みんな」は全て根拠のない「一般化」であり、「子どもを追い詰める言葉」である。

 

また「~すれば・・・する」って「歪曲」で、思い込みであることが多い。

 

例えば最難関高を目指すのであれば、英検準2級ぐらいはほしいところであるが、県下一のU高校合格者で英検を受けていない者もいるのよ😄。

 

言いたいことは

学年相応に受かれば良いということ。

4級であれば中2か中3

3級であれば中3か高1

準2であれば高1か高2

2級であれば高2か高3

 

そのように考えた方が、勉強嫌いや科目による好き嫌いは少なくなると考える。一部の頭の良い子は別よ。

 

野茂だって、イチローだって、球団に入った当初は、あまり目立っていなかったらしい。

 

 

子どもへの接し方

「昔神童。末は博士か大臣か、二十歳過ぎたらただの人。だったら、そんな焦らせず、不安にならず、追い詰めず。ゆとり心で、デンと構えた方が、多くの子にとっては良いのかなぁ。」🤔

 

何か悲壮感をもって物事にあたることを評価して、楽観視することを悪くいう。

 

そうそう。根拠のない、何もしない楽観視は私も良くないと思うのよ。教育は、結果も大切だけど、過程の方がもっと大切よね。

 

大人は子どもに対して

 

「Nice Try」の精神

 

で接する。英検を例に語ったけれど、教育全般に言えるとかなぁ😊。

 

結論

またまた、話が逸れたよね😌

 

特に小中学生のうちは、検定試験の合格はノルマではなく、学習のモチベーションの維持程度にということで😊

 

甘い考えかなぁ😅