つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

切ない後悔~気分が良いときに、ふと思い出した男の子~

今日はなぜか気分が良い。

気持ちの悪さがない。

 

頭の中がすっとしている。体はダルいのだが、頭の中はスッキリとしている。

 

なぜだろう🤔

1年間のうち9割は午前中は調子が良くない。それが今日は、1日調子の良さが保てたのよ😄。

 

最近、過ごしやすい気候になったなぁ😄。

 

10月~11月の上旬って、私にとっては1年の中で最も過ごしやすい時期なのよ。

 

11月の中旬~翌年の2月迄は、とても寒いよね。寒いのは苦手😅。

 

3月~4月にかけては桜が咲き、暖かな季節だけれど、ちょっと埃っぽい感じがするのよね。花粉は1年中飛んでいるけれど、特にこの時期は花粉症に悩まされる。あとは、人事異動があって、新しい場所に慣れるのに一苦労する。

 

5月も良いわね。なんか晴天のイメージがある。そうね。5月と10月~11月の上旬って清清しい晴れのイメージがある。

 

5月も10月も暖かい気候だ。

 

しかし5月の暖かさは少し汗ばむ暖かさ。10月は涼しい暖かさだ。加齢臭もある私にとっては10月の方が助かるわ😅。

 

6月は雨が降りすぎ。そう。6月~9月にかけては蒸し暑い。蒸し風呂のような日もある。灼熱の太陽が照り続ける日もある。最も暮らしにくい気候だ。

 

住んでいる地域によっても、好きな時期って変わってくると思う。

 

でも、最近は北海道でも夏は暑いというからなぁ🙄。

 

気候によってそこに住む人の気質も変わるという。日本人の気質の変化もこの気候の変化も原因の1つかもしれないわ。

 

そうそう。ホント、日々のニュースを見ると、日本人の気質が変わったんじゃないかと思う事件が多いわ。いや、元々あったのが、ニュースに頻繁に流れるようになったのかしら🙄。

 

まぁ、今日は気分が良いから、マイナスの気分になることを考えるのはよそう😌。と思っていたら…😔。

 

電車の中で、私のはす向かいに、親子が立っている。

父母と幼いきょうだい2人。お兄ちゃんはお母さんと手を繋いで立っている。

 

お兄ちゃんはまだ就学前であろう。

 

妹は父親が抱き抱えている。妹は2歳かしら。

 

4人とも、ドアの方を向いている。

 

父親の横顔は、妹を顔をデレッとした表情で見ている。何か話しかけている。母親は、少しブスッとしている。お兄ちゃんは外を見ている。

 

お兄ちゃんが、外を見ながら、ボソッと「遠くが遅い」と言う。しかし、母親はその言葉を気に留めない。父親は相変わらず、妹にデレッとしたにやけた表情をしている。

 

こんなことを思うのは申し訳ない。でも思ってしまった。

 

お兄ちゃんと妹の容姿が違いすぎる。妹の横顔はとても愛らしく端から見ても可愛かった。お兄ちゃんは…。妹と正反対の容姿。

 

あぁ、そんなことはないと信じたい。しかし、兄妹でこんなにも差があるなんて。

 

先ほどまでブスッとしていた母親が、妹と顔を合わせたとたんに、優しい表情になる。父親と母親の間に妹を挟んで、談笑している。

 

「近くが速い」

お兄ちゃんは、またボソッと言う。

 

母親は「何を訳の分からないことを言っているの」と言う。父親はお兄ちゃんに全く顔を向けず笑みを浮かべて妹を見ている。

そして、電車を降りていった。

 

という場面を思い出した。もう20年以上前のことよ。

 

あんなに気分が良かったのに、電車の中でふと頭をよぎった、あの場面。なぜだろう🙄。

 

清々しい気持ちに、サーッと雲がかかったのよ。それも、どんよりとした雲。

 

この雲は、私の負の主観。だってさっき書いたあの家族の様子も、私の主観がたくさん入っている。

 

あの数分間の様子で、この家族の全てが分かるなんて不遜の極み。分かるわけではない。

 

しかし、あの場面ではお兄ちゃんの扱いが妹と比べるとあまりにも不当だったのよ。

 

あの場面の前後は分からない。私があの家族を見る前に、お兄ちゃんが相当な我が儘を言っていたかもしれない。それで母親はブスッとしていたのかもしれない。

 

でも、お兄ちゃんはおとなしかった。おとなしい、未就学児なのに表情に影があった。

 

「遠くが遅い」とか、「近くが速い」という言葉に父母ともになぜもっと反応してやらないのか。

 

凄い発見じゃない。そういう気付きって大切なんだよ。

 

えっ❗️

彼が何を言っているのか分からない😱。だったら彼に聞けば良いじゃない。「どういう意味なの?」ってね。

 

私だったら「凄い発見をしたね」と言っただろう。いや、彼らが電車を降りるときに、「お兄ちゃん。凄い発見をしたね。」って言ってやれば良かった。言ってやりたかった。

 

分かった。なぜこんなことを思い出したのか。そういえば、あのときも、こんな清々しい気持ちだったのよ。季節も今頃だった。そして彼らが降りた駅を通過して、あのときの私の感情がわき起こり、あの場面が目の前に表れたのかもしれない。

 

もう20年以上前のこと。あのお兄ちゃんは30才近くの年齢になっているのか…。