つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

今週のお題「怖い話」

今週のお題「怖い話」

 

これまでの100年間で、日本の人口はドンドン増えた。

明治初期            3000万人

昭和20年        7000万人

平成22年1億2800万人

 

現在の社会システムは、戦後(昭和20年以後)に作られたものだ。戦後約60年間人口が増え続けた。だから、現在の社会システムは人口が増えることが前提としたものである。

 

今後100年で、日本の人口は急激に減るという。30年後の日本の人口は1億人を割るという。9500万人で、高齢率は40%となる。国力の源となる「生産年齢人口(15才~64才)」は50%を切るという。

 

30年前は10人の若者が1人の老人を支えていた。現在は3人の若者が1人の老人を支えている。そして30年後は1人の若者が1人の老人を支えることになるという。

 

国内の消費も悪化する。だって、そんなに老人ばかりになってしまったら、国民の購買力も悪化するだろう。

 

そんな小難しく考えなくてよいかも🤔。

 

過疎化した地方の都市を見に行けばよい。その過疎が地方都市ではなく、国全体が過疎となるのよ。

 

これ、想像すると怖くないかな。

 

子どもを育てにくい社会というが、戦後も子どもを育てにくかったんじゃないかなぁ🤔。でも、戦後はみんな貧しかった。だから貧しくても当たり前であった。しかし、今は物質的な豊かさの味を日本人は知ってしまっている。世の中が厳しくなっても生活の基準は落とせない。

 

子育てよりもキャリア。

子育てよりも娯楽。

子育てよりも自分。

 

親である前に人よ。父親である前に俺は男だ。母親である前に私は女だ。生まれた子どもは置き去りとなる。

 

子どもの遊ぶ声よりも静かな環境。

子どもの遊び場よりも駐車場。

子どもの情操番組よりも大人がいじめ合うバラエティー番組。

子どもの遊び場は仮想空間。そこで銃をもって殺し合うゲームをする。

 

これって怖くないかな。

幽霊よりも怖くないかな。

コロナと同じくらい怖くないかな。

 

人の心が怖いとよくいう。ホント、人の心は怖い。しかし、日本の現在の社会システムと日本の現状を踏まえて、日本の未来を想像すると、私は怖くなる。

 

特に、子どもを抱えている私は、自分の子どもが今の自分と同じ年齢となって、そういった日本に住んでいる姿を想像すると怖くなる。

 

その世の中で私もヨボヨボとなって生きているかもしれない。

それも想像すると怖くなる。