つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

英語教育が来年から変わると言うけれど~教科書改訂に対する一塾講師の勝手な本音~

日本のこどもの半分上は学習のキャパを越えているんだよなぁ🤔。

 

そのキャパを広げずに、難易度を上げるなんて、愚策よ、愚策😥。

 

学習をする意欲がある子どもはホンノ一部。

 

中学を卒業するまでに習得する英単語数が倍増するの。今までは1200程度だったのが、小学校で約600語、中学校で約1800語となる。これから小学1年になる子どもはまだ良い。その新しい制度で学び始めるんだから。でも、高学年(小6~中2)はどうなるのかしら🙄。

 

これまでの1200語だって習得していない生徒が多数いる。いや、全国の偏差値で60未満の子どもって、努力することよりも勉強しないことの言い訳が多いのよね。暴論だけれど、だから、ちょっと努力すれば偏差値60になる。

 

あと、全県や全国模試で、偏差値40台前半で、なかなか上がらない子は、努力の仕方に問題があるか、勉強オンチである可能性が大きい。

運動オンチ

リズムオンチ

そして、オンチ(歌唱オンチ)

 

こういうオンチはオンチてあることを本人も親も納得するのに、勉強オンチはどの子も治ると考える。

 

もうね。お国の教育関係のお偉いさんに、申し上げたい。それも、言葉が悪くなりそう。

 

「あのよ~、あんたさ~」ってね😣。

 

日本の重箱の隅を突っつく、減点方式の教育に、さらに負荷をかけたら、こどもの心はストレスでズタズタになる。

 

だって、今回の中1の期末テストで、「N」の字が少し斜になっているということで、バツなのよ。バツ。

 

この採点をした先生は頭がおかしいんじゃね。私がその解答用紙を見ても、これはバツじゃないよ。これは相手の粗探しをするコミュニケーションに難あり教師。そんな教師に、英語でのコミュニケーションを学ぶという非条理😱。

 

英語の教科書を変えることとあわせて、教師の再研修が必要じゃないか。いや、その研修をやる人の研修が必要かも。

 

日本語で自分の意見をまともに言えない日本人が、英語で自分の意見をまともに言えると考えているのかしら🤔。

 

いえね。英語を学んでも、英語でコミュニケーションが取れない私のような奴が国際社会で役立つはずがないと考えるのもわかるんだけれど、今後、AIが発達し、高性能な同時翻訳機ができるかもしれないよ。ドラえもんの「ほんやくこんにゃく」が実現するかもしれないよ。

 

そうなったら人に求められるのは「英語力」ではなく、「論理力」「コミュニケーション力」なんじゃないかなぁ🤔。

 

それならますは拙くても良い。雑であっても良い。外国の人と英語でコミュニケーションをとることが大切なんじゃないの。

 

Nが斜に傾いているからバツ。

 

ビリオド、クエスチョンマークがないからバツ。

 

教えた通りに英語で作文が書けていないからバツ。

 

こんなところばかりに目が行く教師が、来年からコミュニケーション重視の授業ができるのかしら😥。

 

いえね。学ぶ単語の数や文法事項を増やすことに、反対じゃないのよ。知っている言葉が増えれば、世界が広がる。使える表現が増えれば、表現の幅が広がる。

 

コミュニケーション力をつける。

自分の考えを相手に伝える力をつける。

 

それが目標なら、知っている単語の数や文法を増やし、表現の幅を広げるのは間違ってはいない。

 

しかし、その前にやることがあるってことよ😔。

 

学ぶ姿勢を育む教師を増やす。

重箱の隅をつつく教育からの脱却。いや、親への教育が必要かも。

 

子どもの教育改革をする前に、大人を改革しろよ。

 

これ、🐴🦌だろう。🐴🦌って使っちゃいけないかもしれないけれど、🐴🦌だろう。いや、これを🐴🦌といったら、🐴🦌に悪い。ホントこんな大人、始末におえない😒💢💢

 

毎日新聞は、黒川弘務・東京高検検事長(当時)の定年延長問題で注目された5月13日の検察庁法改正案の審議中に、平井卓也・前科学技術担当相(自民)がタブレットでワニの動画を約5分閲覧している様子や、大西宏幸議員(同)が戦記小説を堂々と読んでいる様子を確認して報道した。この後、衆参の本会議や各委員会を任意に選び、同様の行為がないか傍聴席から調べた。

国会審議中 議員が小説熟読も (毎日新聞) - auヘッドライン - auサービスTOP https://news.headlines.auone.jp/stories/topics/story/13577170?genreid=1&subgenreid=3&articleid=13577170&cpid=10130008&rf=pass_search

 

野田聖子・元総務相(自民)は話題のノンフィクション「女帝 小池百合子」を、義家弘介副法相(同)はスパイミステリー小説を熟読。スマホを触って健康商品(セサミン)のモニターに応募する議員の姿も。

国会審議中 議員が小説熟読も (毎日新聞) - auヘッドライン - auサービスTOP

国民の代表してお金も権力ももらいながら、仕事中に、こんなことをする。

 

【もしもの世界~ある塾の一風景~】

👨‍🏫「授業中にスマホをいじるな。」

 

👦「国会議員は審議中に、ワニの動画を見ているよ。それは良いのですか。」

 

👨‍🏫「良いはずはないだろう。」

 

👦「僕は教育を受ける権利を使わなかっただけですが、国会議員は国民から任されて、税金からお金をもらい、仕事をするという義務を怠ったんですから、そちらの方が悪いですよね。」

塾にお金を払っているんだから、教育を受ける権利か。厳密に言えば、サービスを受ける権利かしら🤔。もしもこんなことを言う子どもがいたら、私はほめよう。でもこう言い返そう。

👨‍🏫「まぁ、授業を受けなくて困るのはあなたなんだけどね😁。それに、私は保護者からお金をいただいている以上、あなたを注意する義務がある。つべこべ言わずにスマホをしまえ。」

こんな子はいないし、授業中にスマホを出す子どもは、私の塾にはいない。

 

だから、どうなっているの、国会って🤔

ど~なっているの❓

ど~なっているの❓🎵🎤😄

 

あぁ、あの頃の、小倉さんと中村アナは良かったなぁ。って、この脱線話が分かるのは、40歳以上かしら😁。

 

子どもの教育を変える前に、教師や保護者、議員、いや私を含めた大人の教育が必要よ。教科書を厚くして、学ぶ量を増やせば良いってもんじゃない。

 

と、うだつの上がらない、雇われペーペー講師の主張よ😎。