「学校をやめたら高卒になる」って高卒差別?🤔高卒に失礼?🙄~蓮舫議員のコロナ対策発言を検証する~
蓮舫氏は新型コロナウイルス対策などに関連する補正予算案を審議する29日の予算委で、安倍晋三首相に、持続化給付金の対象に大学生も入れるべきと主張。「バイトだけで生活をしている学生がバイトを切られて、家賃が払えなくて、奨学金負担があって、そして帰省するなと言われて、家もなくなるかもしれない不安で、このままだと大学をやめなきゃいけないというのが13人に1人。フリーランス等の枠に学生を入れてあげればいいじゃないですか」と迫った。
さらに「生活が成り立たない、学校をやめたら高卒になる、就職どうなるか、奨学金返せない、その不安の声にどうして応えられないんですか」と述べた。
蓮舫氏「高卒」発言を謝罪 (デイリースポーツ) - auヘッドライン - auサービスTOP
えっ❓🤔
この発言の何が不味いのかしら🙄
大学に進学し、卒業しようとしている者にとっては、重大な問題だろう。「高卒」なのか、それとも「大卒」なのかということは🙄。
この言い方は失礼なのか❓🤔。
確かに別の言い方もあろう。しかし、謝罪するほどのものなのだろうか❓🙄。
雇われれば、大卒と高卒で賃金格差があるのは事実。また、公務員になるにしても、大卒と高卒では資格が異なってくる。
いや、確かに高卒で社会に出て頑張っている方がいるよ。それに、うちのチューだって高卒で社会に出す予定だし😄。身内にも高卒で頑張っている方がいるし☺️。
しかし、今、大学に進学している方にとっては、高卒になるか、大卒になるかは大きな問題よ。「大学を中退したら、高卒になってしまう。どうしよう。」というのが、コロナ禍で経済的に苦しくなった大学生の本音じゃないかしら😔。その本音を彼女は代弁して、政府に救済を求めた。これの何が悪いのかしら🤔。
記事の中の彼女の発言だけを抜粋しよう☝️😄
「バイトだけで生活をしている学生がバイトを切られて、家賃が払えなくて、奨学金負担があって、そして帰省するなと言われて、家もなくなるかもしれない不安で、このままだと大学をやめなきゃいけないというのが13人に1人。」
→つまり「コロナ禍で、経済的に困窮して、このままだと大学を中退せざるを得ない学生が多い。」と言いたいのね。
「フリーランス等の枠に学生を入れてあげればいいじゃないですか。」
→つまり、大学生をフリーランスなどと同じ扱いにしろということか🙄。
フリーランスは救済されて、大学生は救済されないのは、不公平なのね。これも私は理解できる。
「生活が成り立たない、学校をやめたら高卒になる、就職どうなるか、奨学金返せない、その不安の声にどうして応えられないんですか。」
→ここが問題なのね。
ここまでの発言は、大学生の窮状を訴え、救済の資格の幅を広げるように主張した。その主張のだめ押しがこのフレーズ。
①生活が成り立たない
②学校をやめたら高卒になる
③就職がどうなるのか
④奨学金が返せない
という4つは、「その不安の声」にかかっている。つまり「その不安の声」の具体例が、この4つである。厳密に言えば「それらの不安の声」であろうが😌。
この具体例に、高卒差別があるだろうか🙄。大学は専門性を増すために学び問うところだが、大学卒の資格を取るために進学する者も多数いるだろう。
「大学を卒業した人生設計を考えていたのに、コロナ禍のために、高卒になってしまう。何とかしてくれ~。」というのは、高卒差別ではないだろう。
「大卒でも高卒でも良いではないか」という人こそ、暴論である。
「身の丈に合った進路をすべき。コロナ禍で大学に行けないのなら、あなたの身の丈はそれまでである。」と言った方が問題があるんじゃないかなぁ🤔。
さらには、大学に進学した者が、「このままでは高卒になる」と不満を言うのが差別というなら、大卒と高卒で給与が異なり、または、受験資格に大卒以上としたりするのも差別となるぞ😱。
これは区別よ☝️😔。
そして、そうした区別が社会にある以上、大学生にとっては、大卒になるか、高卒になるかは、大きな関心事となる。
そして、フリーランスを助けるなら、大学生も助けろという主張は、私は理解できる。今まで経済的に可能であった生活ができなくなったのは両者とも同じだ。それに、国家的視点に立っても、良質な国民(労働者)を育てることにもなる。
ここで「高卒は良質な国民ではないというのか」という怒りの反論もあるかも😌。
「大卒が良質な労働者」の反対が「高卒は悪質な労働者」と考えるのは、論理力が欠けているか、世の中は全て二項対立であるという極端な考えの持ち主よ。
大卒にだって悪質な奴もいれば、普通の人もいる。
高卒にだって良質な者もいれば、大学卒以上の者も多数いる。
何を良質とするかは言及しないわよ😎。
政治家としての資質は、大卒の佐々木議員よりも高卒の橋本聖子議員の方が上かもしれないと書いたブログはこちら👋😄
しかし、一般的に高卒と比較して大卒の方が良質な労働力であるという社会的な認識があるから、大卒であるということで企業も自治体も給与を高くし、任せる仕事も変えているんじゃないかな🙄。使えない大卒っていっぱいいるけれどね😅。
高卒よりも四年間、規格人間生産工場で製造された人間の方が価値があるとでもしておこうか😁。まぁ、これは極端な表現だが、社会に出るまでにお金と時間をかけた人の方が価値があるということかしらね🙄。
そんな社会の制度なのだから、「このままだと高卒になってしまう」というのは、コロナで経済的に困窮した大学生の切実な気持ちじゃないかしら😱。
「この発言が差別であるとか、高卒に失礼だと言うのなら、社会の制度を変えなければならないと主張しなさいよ。」と私は言いたいのよ😄。
こう言われたら、承諾はしないが、承認はするわよ。そういう社会にしたいのなら、大卒は価値がないという社会にしたいのなら、一応、理屈は通っている🤔。賛成はしないけれどね😜。
私が蓮舫議員なら
「これは大学生の気持ちを代弁したのです。私の言ったことが差別となるなら、大卒と高卒を区別している緒制度が差別の根元となりますよ。そうではないですよね。コロナで大学をやめざるを得ない大学生の切実な声です。」