コロナを水に流しますか❓🙄～『雨』から日本のコロナウィルスに対する意識の問題点を指摘する～
昨日の土曜日は大雨だった。
雨を見ると、なんか日本人の宗教観が見えてくるのは私だけだろう。その１つが穢れと差別。その内容はこちらのブログに書かれているわ👋😄
このブログでは、このようなことを書いたわ😄
雨のような人っているわ。人から疎まれる仕事をしていて、それでいて人の役に立っている人。
雨は疎まれているのに人には欠かせないものである。｢必要なのに疎む」から皮革業に発想を飛ばしたのよね😅。詳しくはリンク先を読んでくださると嬉しいわぁ😄
さて、他にも、日本人の宗教観に飛躍できるのよね。それは、｢水に流す｣とか、｢人は自然の一部｣とか。
このコロナ禍の状況の中、｢雨がコロナウィルスをきれいさっぱりと流してくれれば良い｣と私が言ったら、違和感を持つ日本人は少ないかもしれない。
実際にはコロナは、主に人と人との接触から感染していく。公園の遊具などに付着したコロナウィルスは流されるかもしれないが、人の細胞の中に寄生するコロナウィルスまで流すことはできない。
それにウィルスは水の中でも生きるのよ。だって｢水道水は塩素消毒をされているから安全だ」ということは、｢塩素消毒されていなければ危険だ」ということでしょう🤔。
日本人は、目に見える汚れも目に見えない穢れも水で流せると考える🤔。過去の汚点も｢水に流す」。それに、汚れやゴミは川に流せば自然に帰ると考える。
自然は人間と対立するものではなく、人間も含めて全てのものが自然の一部なのよ。日本人はそう考える。そう考えなくても、こう言われて違和感をあまり持たない。
しかし外国は異なる。特に一神教では、自然は人間に支配されるべきものであり、対立するものだと考えるそうだ。自然界にある生き物は全て神が人間にくださったものだから、人間は自然界にあるものを自由に使うことができる。
どちらも長短両面あるわ。
短所は、日本人的自然観は自然に甘えすぎてしまうということよね😣。何でもかんでも水に流してまう。自然に捨ててしまう。鉱毒も水銀もカドミウムも川に流す。川に流せば、自然に戻り毒素はなくなると思ったのだろうか🤔。
日曜日はチューと２時間近く散歩をした。ただ歩くだけ😅。それがチューは楽しいと言う。
途中、公園を通ったのだが、子どもを遊具で遊ばせている親がたくさんいた。外にあるものは、雨や風によってコロナウィルスが付着していないとでも思っているのかしら😱。
散歩を出る際、電信柱やガードレールを叩いて遊ぶチューに、極力外にあるものに触れるなと言い、自販機のボタンも除菌して押し、ペットボトルも除菌した。もちろん、手も😔。
一神教的自然観は、人間が自然に対して傲慢になる。何でもかんでも文明、発展、開発と称して、人間の都合の良いように作り替える。
例えば、ドンドンと森林伐採していく。そして文明社会を作っていく。これは物質的には豊かになるが、精神的に貧しくなり、健康的には危険だ。地球の温暖化の一因にもなる。生命の危険にもさらされている😣。
雨を見ると、日本人の人間観も見えてくる。
日本人は過去のことを水に流す。神道の禊よね。穢れを水に流す。過去も流す。流すのは｢悪い過去｣だ。
AがBに意地悪をした。AとBが仲直りした。BはAに｢過去のことは水に流すよ。｣と言った。これは悪いことではない。
しかし、日本ではこれとは逆のことがある。
AがBに意地悪をした。AとBが仲直りをした。AがBに｢過去のことは水に流せよ｣と言った。
これではBは怒るよ😱。
さらにこうなる。
AはBに意地悪をしたお詫びの品を渡していた。しかし、BはAの態度に気にくわないことがあった。だから、BはAを許さなかった。AはBに｢いつまでも根にもつ奴だなぁ。それにおわびの品もあげたじゃないか。｣と言った。
こんなAに反省の気持ちはありますか🤔。ないだろう。絶対に😌。
日本人の反省の稚拙さの原因は｢水｣にあるというのが私の持論なの😎。
だって世の中の謝罪で｢素晴らしい｣というものがないじゃない。政治家にしろ、タレントにしろ、教育者にしろ、誰も彼も。ちなみに私もかも…😓。
しかし、外国の人は、なかなか謝らないという。自分が悪くても人のせいにする。まぁ、最近の日本人も同じか😥。
ここら辺の話は一般化に無理がある面があるが…😅。稚拙な日本人論、外国人論と思って読んでね🙇。
今回のコロナに関しては、私も韓国政府の対応を評価するわ👋😅。
米大統領「韓国は最上の模範」 （時事通信社） - auヘッドライン - auサービスTOP https://news.headlines.auone.jp/stories/international/international/13309286?genreid=55&subgenreid=151&articleid=13309286&cpid=10130009&rf=passtop_%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9
韓国は朱子学の国。中国もそうなんだけれど、今は共産主義の国だから。いや、朱子学も共産主義も頭の中で作られた理想を現実とし、それを歴史であるとか未来の姿とする宗教だと私は解釈している🙄。
朱子学は儒学を先鋭化させた宗教と私は考える(儒学は宗教ではなく政治学であるとか哲学であるという考えもあるが…)。
漢民族の国が野蛮な国に圧迫され、滅ぼされる時代に、壮大なスケールで儒教を体系化、再構築した宗教である。壮大な宇宙論としてまとめなおした。
｢この世の事柄は１つの法則で説明できますよ」と言い切って、その法則に従うことが良い人間になり、良い社会となるとした。
漢民族が圧迫されている。漢民族に従うことこそ社会は安定すると言いたかったのだろうか🤔。
共産主義は一神教の鬼子。宗教を阿片(麻薬)と断じて禁止した。そして、この世は１つの法則によって成り立っていて、最終的には共産社会になるとした。
｢この世の事柄は、１つの法則(弁証法)によって展開し、資本主義から社会主義となり、共産主義が成立する｣。
資本主義下で労働者が圧迫されている。労働者が政権を取れば社会が理想的になると考えたのだろう🙄。
ユダヤ教は一神教の典型。世界は全て造物主が作ったという。そしてユダヤ人は神に選ばれし民。
今、ユダヤ民族が国をなくし苦難を味わっているのは、造物主の思し召し。唯一神ヤハウェとの契約を守り信仰すれば、いつの日か救世主が現れると説いた。
どれも、世界を１つの事柄や法則で説明しようもしているところが似ていると思うのよ😅。
でも、世界基準で考えると、これは大切なことなのかもしれない。その１つのものが規範となる。
こちらの記事のようなことがまかり通るのも日本ならではかもしれない🤔
居酒屋「意地でも営業」の理由 （NEWS ポストセブン） - auヘッドライン - auサービスTOP https://news.headlines.auone.jp/stories/topics/story/13308559?genreid=1&subgenreid=3&articleid=13308559&cpid=10130014&rf=pass_search
居酒屋の亭主の発言をいくつか抜粋したわ😔
①「休業なんかしないよ、これだけお客さんいるんだから」
②「居場所ないのばっかりだよ、東京に出てくるとみんな孤独なんだ。会社の同僚なんて所詮仕事の付き合いだからね、ここが一番だ。そうだろ？」
よっちゃんの言葉に賛同の声が上がる。大事なことだから改めて書くが、ここは都心から外れているとはいえ非常事態宣言が発令され、外出自粛と営業自粛が要請された東京だ。
③「休んだって店潰れるだけでしょ、潰れるくらいなら店を開けるよ。非難するバカの誰が責任とってくれるんだ？」
④「閉店残念です！お疲れ様でした！思い出の店です！なんて言葉で腹が膨れるかっての。だったらもっと店行って金落とせって。俺たちみたいな小さな呑み屋なんか誰も助けてくれない。それがわかってるから、好きなようにやらせてもらうまでさ。見ず知らずの不謹慎バカよりこうして来てくれる客が大事、みんな納得ずくなのにうるせえよ」
さて、海外でこれを言ったら、通用するだろうか🤔。
①「休業なんかしないよ、これだけお客さんいるんだから」
→休業要請下では、｢客が来る」のと｢営業する」には因果関係はない。｢客が来ても営業しない｣が正しい。個人的な問題で多数の人に被害をもたらすことになると社会が成り立たない。日本では個人の問題と社会の問題を混同する人が多いと思うのよ😓。
②「居場所ないのばっかりだよ、東京に出てくるとみんな孤独なんだ。会社の同僚なんて所詮仕事の付き合いだからね、ここが一番だ。そうだろ？」
→人情的であれば、何をやっても許されるものではない。でも、人情は法や命令を超えるものと捉えるのは日本的だ。
こんな大岡越前話がある。大岡越前は江戸時代の江戸のお奉行様よ。今でいうと、江戸の都知事や警視庁長官、最高裁判所長官を兼ねた役職者かしら。有能なエリートだが、激務過ぎて、みんな短命だったんだって。大岡越前は７５歳(現在だと９０歳の価値がある年齢)と長命だった。
金太郎が三両拾った。持ち主の吉五郎に返そうとすると、｢その金は諦めた金だ｣と言って受け取らない。しかし金太郎も、吉五郎に返そうとする。お互いに｢返す｣｢受け取らない｣の押し問答になり、奉行所に持ち込まれた。
言い分を聞いた名奉行大岡越前は、一両足し四両とし、二両ずつ金太郎と吉五郎に与えた。
｢金太郎は三両もらえたのに一両損した、吉五郎は三両戻ってくるはずだったのに一両損した、大岡は一両払って一両損した、３人とも一両ずつ損をした」
めでたし、めでたし。
これはフィクションだそうだ。日本だと美談となる。しかし、これは美談ではない。
特に大岡がポケットマネーを出したのが良くない。当時の武士の俸給は、幕府のために尽くすためのものである。それに、この裁判には規範がない。
そう☝️😣
日本人は規範意識が低いのかもしれない。これは私も戒めなくてはならない。
聖徳太子の十七条の憲法。
一に曰く、和（やわらぎ）を以て貴しと為し、忤（さか）ふること無きを宗とせよ。人皆党（たむら）有り、また達（さと）れる者は少なし。或いは君父（くんぷ）に順（したがわ）ず、乍（また）隣里（りんり）に違う。然れども、上（かみ）和（やわら）ぎ下（しも）睦（むつ）びて、事を論（あげつら）うに諧（かな）うときは、すなわち事理おのずから通ず。何事か成らざらん。
（出典：wikipedia）
十七に曰く、夫れ事独り断むべからず。必ず衆（もろもろ）とともに宜しく論（あげつら）ふべし。（略）
（出典：wikipedia）
十七条の憲法は最初と最後に｢和が大切だ｣と言っているのよね。最初に言ったことを最後に繰り返すのだから、よほど大切なものなのよ😅。そして話し合いで決まったことは理にかなっている、つまり、話し合いで決まったことは常に正しいと言う。
話し合いで決まったことは、社会の規範やルールをこえる。
幕末の尊王攘夷運動、昭和の２２６事件、いやこんな大事件を挙げなくても、｢談合｣がそうよね。業者間の談合って｢俺たちの中でオッケーなんだから、独占禁止法に違反したって良いじゃん。何がいけないの～。」ってことでしょ。業者間という和のルールが、社会のルールよりも優先される😣。
居酒屋亭主の｢休業なんかしないよ、これだけお客さんいるんだから」に通じるように見えるのよ。この居酒屋の亭主とお客が納得しているんだから、休業要請なんかには従わないよってことだよね。これぞ｢和の精神｣か❗️❓😱。
③「休んだって店潰れるだけでしょ、潰れるくらいなら店を開けるよ。非難するバカの誰が責任とってくれるんだ？」
→休業要請はコロナ感染拡大の予防。店がつぶれるのはコロナ感染拡大の予防とは関係のないことだ。コロナ感染拡大を防ぐことよりも、個人の問題を優先している。
④｢見ず知らずの不謹慎バカよりこうして来てくれる客が大事、みんな納得ずくなのにうるせえよ」
→この居酒屋亭主のやっていることは不謹慎ではなく、非常識であり、コロナ感染拡大に手を貸すことなの。そしてこの発言のポイントは｢みんな｣。このみんなは｢日本国民｣ではない。｢東京都民｣でもない。この居酒屋がある｢区民」でもない。この居酒屋に来ている客を指している。この居酒屋の和だけで通じる論理を日本全体に当てはめているところが問題点なのよ😥
と、この居酒屋亭主のことを非難してきたが、みなさんはどう考えるかなぁ🤔。
この居酒屋亭主だけを非難できないと私は考えるの😔。
私の塾はインターネットを使って営業している。私はそのため、バスや電車を乗り継いで、教室まで行っている。
この居酒屋の亭主も指摘していたが、朝の通勤時間、東京の駅には、サラリーマンがごった返している。
私は日曜日に、地元のショッピングモールに買い出しに一人で行った。イトーヨーカ堂しかやっていなかったが、そこには夫婦親子連れがごった返していた😓。
えっ❗️😱
買い物は、最も免疫力が強い者が一人で行くんじゃないの❓😱。これは私だけのマイルール❓😱。
子どもにマスクもつけずに、ベタベタト商品に触らせているのはなぜ❓😱。
老夫婦二人で買い物に来る意味は❓😱。
赤ちゃんを抱いて買い物に来るママは大変だと思った。赤ちゃんを家に置いてこられないものね。きっとシングルマザーか、パパがお仕事なんでしょう。今日は日曜だけど😌。
パパと幼子二人で歩いている。きっとシングルファーザーなのね。ママがいれば、ママとお留守番できるものね。ママがスーパーの他のところにいるというわけではないわよね😣。
店員さんはかわいそう。コロナに無頓着なお客に健康と命の危険に晒されている😭。
こんな光景を見ると、そして私も通勤していることを考えると、この居酒屋の亭主をあんなに責めることはできない😣。
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