つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

勉強への動機付け190117(ブログセレクション)

宿題や教材を忘れたり、鞄の中が整理されていない新中1生に、中学校生活と高校入試についてこんな話をした😊。1月から私が担当することになったの😄

 

授業にて

「高校入試はいつか。」の問いに生徒はキョトン。ある生徒が「3年後かな?」と答えた。「いや、もう3か月後には始まるんだ。」という私の言葉にさらにキョトン。

 

「多くの生徒は公立高校を志望している。近くには最難関のU高校がありO高校もある。WやIUも人気がある学校だ。公立高校の入試は『入試得点』と『内申点』の合計で合否が決まる。内申点をつける基準となるのが定期試験と学校内での生活態度だ。生活態度とは、授業に興味関心を持ち、積極的に参加することや、提出物を期限内に出す、宿題をキチンとこなす、定時に学校に行くなどが入る。

先生は『内申に響くから、~するな』とか『内申を上げるために、~しろ』とは言わない。例えば、あなたが私に、結婚式に出るからスーツを新調するという依頼をしたとしよう。私がその期限に間に合わなかったら、次にまた依頼するか?」

生徒は異口同音に「(依頼)しない」という。

「そう。社会に出たら、遅刻したり期限を守らなかったりする人は信用されない。」

「宿題忘れや教材を忘れる人は信用されないと思え。あなた達だって『期限を守れない人には次の仕事を与えない』と言った。その人を評価しなかったわけだ。だったら、宿題忘れや期限を守れない人は内申点が下がっても仕方がないよね。期限を守ってやり上げることも学校での勉強と考えよう。結果として内申点が良くなり、当然入試で有利になる。そう。入試で有利になるのは当然で、宿題をやり、提出期限を守り、整理整頓できれば、自ずと学力はつくよね。」

 

授業後 考えたこと

どうしても守れない人もいる。また、遅刻の天才もいる。あくまでも普通科教育の補完としての塾の立場からの指導である。

ただ、サービス業とはいえ、教育に携わっている者の矜持として、「内申に響くぞ!」という指導はしたくない😣。でも、さっきのトーク、「内申に響くぞ」の婉曲表現でもあるのよね😌。それを直接的に言うか、間接的にいうかでは大きな違いがある。教育的配慮が必要だと思うの。

「内申に響くから、宿題をやる」ということは、「内申に響かなければ、宿題をやらない」ということになる。これは体罰指導とも繋がる。「この先生は体罰があり怖いから、規則を守る」ことを刷り込むと、「この先生は体罰がなく甘いから、規則を守らない」となる。規則の良し悪しはここでは問わない。

 

でもね。範を示すべき大人が連日のように、疑惑から逃れ、罪を認めず、挙げ句の果てに居直る姿をテレビで流し続けているの😣。障がい者雇用では、法を管理する司法までもが法を犯していたの😱。これ、私にとってはこの国のモラルの崩壊と考える。だって司法が法を犯すなんて…。立法府や行政府が犯すのも当然不味いか、司法がなのよ。民間には障害者雇用を法で強制させて、法を管理し運用する司法が法を破るなんて😡。これで子どもに規則を守れと言ってもねぇ。

と言っている私も、会社で本部への報告物が遅れることもしばしばあるの😌。私も偉そうな大人の一人であることは間違いない🙇

(追記)ブログセレクションでは、ブログをはじめて間もない頃のアクセス数が少なかったブログを再投稿しています。