渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」を分析する
カモメが翔んだ♪
— ゆう (@narumamaniyu) 2022年5月1日
というツイートから、フォロワーさんとの歌のリプライをしあった。一緒に歌を歌っているという感覚ね😅
カモメは1人では生きられないよ😁
— ゆう (@narumamaniyu) 2022年5月1日
港ごとに愛人がいるから#野暮な歌詞解釈#歌詞解釈講座
というリプライをして
あくまでも私の解釈よ
— ゆう (@narumamaniyu) 2022年5月1日
「あなたは1人でいきられのね」と言っているのは、ある船乗りと恋仲になった女性の気持ちだから😅
港町を出ていった男性の行方までは知らないもの😄
と解説をしたら褒められちゃったのよ😁。このように👋😄
ゆう先生の #歌詞解釈講座 は知的な楽しみで大好きです✨
— 夢屋夢緒 (@yumewo3) 2022年5月1日
わかる!
— 黒猫ビビ♡🐈 (@nyankochan80) 2022年5月1日
めっちゃ好き😊(語彙力🙄)
こうまで言ってもらえたら書くわよ。歌詞解釈のブログを💪😎
ということで今回は渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」の歌詞解釈にチャレンジするわ😁
ハーバーライトが朝日に変わる♪
そのとき一羽のかもめが翔んだ♫
さて、まずハーバーライトって何か分かるかしら🤔
ハーバーとは港。
ライト明かり。
だから港の明かりのことだとは分かる。
ポートも港よね🤔。
ハーバーとポートの違い。
ハーバーは皆さんがイメージする港。潮風が吹き磯の香りがする、円形に囲われいて船を停泊させる場所よね。天然の入り江などをイメージするわ。
ポートは船ほ荷物を降ろす場所。人工的な港をイメージする。
ハーバーライトとは港の入口の両側にある灯台のことよ☝️😄。
「ハーバーライト」と歌い出したら、聴衆は、目の前に入り江の港、漁船と港の入り口の灯台が広がり、潮風と磯の香りを感じることになる。その灯台の片方は緑色でもう片方は赤色に光っている。そして灯台が点灯しているのだから夕暮れから夜よね。
そのハーバーライトが朝日に変わると言う。
ハーバーライトと聞いたときの景色が朝日に変わると歌われたとたんに、ハーバーライトが消され、港が薄っすらとした黄色ががった赤色に染まっている。
そのときに一羽のかもめが翔んだ。
そのときとは港が朝焼けに染まっているときよね。だから、このフレーズを言い換えると
「港が薄っすらとした黄色がかった赤色に染まっていくときに一羽のかもめが翔んだ。」
となる。
どうかしら🤔。
こう書いたら、情景の色彩や匂い、感触が五感を通じて伝わるかしら。でもね、こう書いちゃうと情緒はなくなるわよね😅。
このフレーズの最も秀逸なのは、今後の歌詞の展開を踏まえると「翔ぶ」なのよ☝️😁
「飛ぶ」ではなく「翔ぶ」を使ったところ。
端的に言うと
「飛ぶ」はずっと空を動いている。継続して空を移動している様子を思い浮かべる。
「翔ぶ」は空高く飛ぶことや、自由に飛び回ること。
だから「一羽のかもめが翔んだ」と言うと、「(夜の間)どこかにとまっていたかもめが朝日とともに空高く自由に飛び立った」ということなのよ。
これはこの後の伏線よ。
この歌詞の主人公は、
「これまである場所にとまっていたが朝日とともに空高く自由に翔んだ(飛び立った)かもめ」
に思い入れがあるのだろう。
飛んでいるかもめではなく翔んでいるかもめだからこそ、かもめを自分の想いの男性に被らせたと言える。
人はどうして哀しくなると海を見つめに来るのでしょうか♪
港の坂 駆けおりる時
涙も消えると思うのでしょうか♫
このフレーズを読んで何の違和感も持たないのは、詩情に入り込んでいるからかしらね。
本当に「人」が哀しくなると海を見つめに来るのかしら🤔。「人は」と一般化しても良いかしら🙄。少なくとも私は哀しい時に海を見つめに行かない。
これが論説だったらよくないが、詩だからこそ許される一般化。そして聴き手に感情移入させる効果がある。
だって「私は哀しくなると海を見つめに来るのでしょうか」と歌われたら、「そんなの知らねぇよ」と突っ込みたくなるでしょ🤣。そんな突っ込みをするのは野暮な私だけか😁。
彼女の今の心境は、海は哀しみを癒すものであってほしいという気持ちであり、港の坂を駆けおりる時に涙も消えると思っているのだろう。
しかし、海は心を癒してもくれないし、港の坂を駆けおりても涙は消えないようよね😔。
あなたを今でも好きですなんて♪
いったりきたりの繰り返し♫
う~ん🤔
「なんて」の解釈かなぁ🙄。
「なんて」は「副助詞」
ここでは「助詞」や「副助詞」についての詳しい解説は省くはね👋😅。
副助詞に関する説明があるブログはこちら👋😄
助詞を知ると心理が分かるというのが私の時論なのよ。
「なんて」は「なんという」が変化したもの。意味は驚きや呆れ、感心。
とすると彼女は「あなたを今でも好きです」と思うことに驚き呆れているのよね。
想いの人。
そして彼も自分のことを想ってくれていると想った人。
その人を今でも好きだと思っていることに驚き呆れているのだから、「本来なら嫌いになるのに」という裏の気持ちがあることになる。
まぁ、ここでは彼女は彼に捨てられたと考えて良さそうね🤔。
彼に捨てられたにも関わらず「今でも彼が好きだ」という気持ちがいったりきたりしたら、そりゃあ自分に呆れるだろう。
季節外れの港町♪
ああ私の影だけ
季節外れの港町とは?🤔
鮭の旬は9月~11月
鰯の旬は6月~10月
鰹なら5月6月、9月10月
う~ん🙄
季節外れの港町というと冬っぽいけれど、このまでに歌詞の中には季節を感じさせるものはない。鮪なら1年を通じて遠洋漁業で世界を巡るから鮪船の港町に季節外れはないかなぁ🙄。
いや、あった❗️😲
かもめよ❗️😄
かもめが翔んだ♪
かもめが翔んだ♪
あなたは一人で生きられるのね♫
かもめは越冬のために秋から冬に日本に来て、春から夏にかけて繁殖のために日本から外国に飛び立つ。
季語では春鴎、夏鴎、冬鴎がある。若いかもめは日本に残り季節に関係なく目にする。
ここで「とんだ」を「飛んだ」ではなく「翔んだ」とした2つの意図が分かってくる。
「翔んだ」は「飛び立った」という意味だと私は指摘した。今までいた場所から、他の場所へと移動したと解釈すると、これは渡り鳥としてのかもめであろう。そうであるなら春になって繁殖のために日本から離れたと考えるのが妥当だ。
季節外れの港町の季節は春だ。春は別れの季節でもある。
その日本から飛び立ったかもめと自分のもとから離れた漁師の彼を彼女はダブらせた。
かもめよ、あなたは一人で生きられるのね。
あなたよ、私がいなくても一人で生きられるのね。
彼女をふった彼をかもめにダブらせた作詞家は別の意図もあるだろう。
なぜ、この彼女をふった彼をかもめにダブらせたのか。他の生き物でも良いじゃないか。なぜかもめではくてはいけないのか🤔。
港町・男女・別れ・春で、彼をかもめにたとえるでは読みが浅い。
シャア・アズナブルよりも深読みのゆうはさらに深読みをしたい😎。
かもめの生態は「雑食」で「集団」繁殖するのよ。その上、「一夫一妻」で、雄と雌がずっと添い遂げるのよね。
ということは、かもめは一羽では生活できず、異性に添い遂げる生き物なのよ。
だから一人では生きられないのよ。そして、添い遂げるべき奥さんがいる可能性が高いと思う😅。それに雑食ならば、立ち寄る各港に○○が…って、問題発言になるからここは伏せ字😎。想像してね😁。平仮名で書いたら○○○○ね。
港を愛せる男に限り悪い男はいないよなんて♪
私の心をつかんだままで別れになるとは思わなかった♫
あなたが本気で愛したものは絵になる港の景色だけ♪
潮の香りが苦しいの♫
ああ あなたの香りよ♬
恋愛の歌でアルアルの思い込みの激しい女性
「港を愛せる男に限り悪い男はいないよ」とは彼が言った言葉ではなく、彼女が思っていたこと。
「あなたが本気で愛したものは絵になる港の景色だけ」とは、今流行り?の「それって感想ですよね」かしら🤔。いやいや、彼には妻がいるわよ。他に恋仲の女性もいるかもしれないわ。
そして「潮の香りが苦しいの ああ あなたの香りよ」と悶えている。
なんか「うらめしや~」と言っているようにも聞こえる😱。
私は男だから、あくまでも男性視点で言うと、この男は彼女の愛の重さに耐えきれず「翔んだ」のかもしれないね😅。
これまで中森明菜の「セカンドラブ」とか
これまで松田聖子の「赤いスイートピー」とか👋😄
あみんの「待つわ」👋😁
を分析したわ。
そうそう😲
ちびまる子ちゃんのエンディング曲やシャボン玉も分析していたわ😄
ツイッターでも「#歌詞解釈講座」というハッシュタグをつけて、歌詞分析をしているから遊びにきてね😉。