57億円の赤字の吉野家の社長のコメント🤔
記者会見した河村泰貴社長は「（人件費削減など）当たり前のことをスピーディーに進める」と述べ、収益改善を急ぐ考えを示した。
吉野家 57億円の赤字に転落 （時事通信社） - auヘッドライン - auサービスTOP https://news.headlines.auone.jp/stories/domestic/economy/1803810?genreid=4&subgenreid=17&articleid=13803810&cpid=10130009&rf=passtop_%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9
人件費削減って当たり前のことなのかしら🤔。
いえね、経営者からしたら、こんなに赤字を出したら、人件費を削減するのだろう。しかし、それを「当たり前のこと」としたところに違和感を持ったのよ🙄。
人件費削減の向こう側のことを考えているのかしら。その人件費は、従業員の手元に入ったら、それは家計費となる。そこには人それぞれの生活がある。
「人件費を削減するな」とは言わない。経営者側には経営者の事情があるだろう😔。
しかし、それが正しいのなら、労働者側には労働者の事情があるわけで。
アルバイト切り
パート切り
派遣切り
そして正社員切りとなるだろう。
いや、今じゃ、正社員と非正社員を区別するなという主張もあるわけで🤔。
正社員をしている我が身にとっては納得できない点もある。
営業のプレッシャーばかりかけられて、ペイの時間単価は非正規以下。ボーナスもない。あっても雀の涙。それでいて、同一労働と言われた日には、自分が情けなくなってくる。いや、零細企業の正社員だったら、同一労働同一賃金の方が給料が上がるかもしれない🤔。それは残業時間を全て申告すればの話だが😅。
正社員も非正社員も同じ労働者。みんな仲良く薄給となり、一部の富裕層に利益を吸い上げられることになるのだろうか🙄。
会社は、ある意味「人」である。法の上での「人」は「法人」となる。法人と対となるのは「自然人」か🤔。
自然人である、つまり、人間は、真っ赤な血が流れ続ければ、死んでしまう。生きるためには流血を止めて輸血する必要があるだろう。または血を作るもとを食べる必要もある。
法人である、つまり、会社は、お金の巡りが悪くなれば、赤字となり、それが続けば倒産となる。会社を経営し続けるには、お金の巡りを良くしたり、会社からお金が出ていかなくしなければならない。
お金って会社にとっては血なのかもしれない。
そして、そこで働く従業員は、多すぎればガン細胞やゼイ肉や血栓となるのかもしれない😱。
収益が下がったり赤字になったりした企業のトップが、人件費削減を当たり前のことと発言する思考には、従業員を「ガン」や「ゼイ肉」「血栓」という認識がある可能性があるわね🤔
まぁ、５７億円もの赤字を出したら、人件費削減は当たり前のことよね🙄。
でも、それなら「隗より始めよ」よ☝️😄。
「隗より始めよ」とは中国の故事成語よ😄
中国の戦国時代のお話よ。王様に賢者の求め方を問われて郭隗という人物が答えた。「優秀な者を登用したければ、まず凡庸な私を重く用いましょう。そうすれば私よりも優秀な人物が自然に集まってきます。」と答えたという。そこから、「大きな仕事をするには、まず身近なことから始めなさい」という意味になり、そこから転じて、「物事は言い出した者から始めなさい。」という意味になった。
世の中の大企業の雇われ経営者の皆様へ
コロナ禍で経営が苦しくなりましたが、そういう不慮の災害も想定に入れて経営しなくてはならない立場なのです。でも、今回のコロナ禍で大きく赤字に転落したことは、経営者の方々にも同情します。
しかし、それでもって「人件費削減」を当たり前のこととするのは同意しかねます。いや、「人件費削減」を当たり前のこととおっしゃるのなら、当然、経営者の報酬は従来の１割程度にしておられますよね。それなら「人件費削減」に納得します。
あらまぁ、吉野家さんは、隗より始めているのね😅
代表取締役
月額基本報酬の固定報酬30％減額
月額基本報酬の変動報酬50％減額
取締役
月額基本報酬の固定報酬15％減額
月額基本報酬の変動報酬50％減額
社外取締役
月額基本報酬の10％を減額
執行役員
月額基本報酬の固定報酬10％減額
月額基本報酬の変動報酬50％減額
(吉野家HD IR BANKより)
