つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

高校生のあなたへ👋😄

フォロワーさん

ツイッターの中で、色々な人と話をしている。どちらかというと、気になるツイートに私が返信して交流させていただくことが多い。ツイッターの中では、360名のフォロワーさんがいる(ツイッターの中ではとても少ない)。ツイッターをし始めたときは、フォロワーさんを増やそうと躍起になっていたが、SNSを使ってビジネスをするわけでもないので、最近は、フォロワーさんを増やす努力をしていない。だから、最近ではフォロワーさんが50名プラスになるの2ヶ月半かかった。

360名いるフォロワーさんの中で、たまに会話をする方は10名ほど。

 

ある女子高生のツイート

女の子のフォロワーさんのツイートは、私の指導に役立っていてホント助かる。だって、女の子の本音って、アラフィフのおじさんには分からないじゃない。しかし、小中高生を指導している身では、そう言っていられない😌。以下の引用は、ツイッターの中で相互フォローしてもらっている高2の女の子のツイート。

👧「数学の問題、分からな~い」

👨‍🏫「そんなんじゃ慶応にいけないよ」

👧「先生、早慶受けたの」

👨‍🏫「受けましたよ」

👧「理工学部?」(数学の先生)

👨‍🏫「はい。でもちょっとね」

👧「理系、いいな・・・。」

👨‍🏫「受けるだけならできるよ」

👧「(私は)文系。先生の高校偏差値は」

👨‍🏫「55~60くらい」

👧「進学校じゃん。いいなぁ。」

👨‍🏫「どこに行ったって、慶応(文系)なんて、誰でも受かるんですよ。だって3科目じゃん。」

👧「慶應なんて・・・?」

👨‍🏫「はい、そうです。」

👧「1年で受かる?」

👨‍🏫「地頭が良ければ」

@mikanoakaunto82さんのツイート: https://twitter.com/mikanoakaunto82/status/1088963262601867264?s=09

 

教師の資質

ツイートしたということは、この子は教師の言葉に引っ掛かりがあると感じたからだろう。これを読んでいる方も、文字にすると、この教師の何が問題なのか分かると思う。問題が「地頭が良ければ、慶応の文系学部なんて一年勉強すれば受かる」と、必死になって頑張っている生徒に言ってしまっているところにあることは、分かるだろう。

 

(1)このケースの問題点

①根拠がない

根拠がないことを話すというとは、個人的な信念である。会話の中で言い淀んでいることから察するに、慶応(理系)に彼は合格していない。ということは、世間的な序列からすると、慶応(理系)よりは下の学校出身なのだろう。ということは、この発言の根拠をあえて言えば、彼の劣等感である。

 

②学歴信仰(序列信仰)

学びたいことが先で、その学びたいことがある大学を探す。進学した大学に誇りを持つ。

最難関大に入学したって、落ちこぼれる人は沢山いる。大学に進学してやりたいこともなく、ブランドで大学を選ぶ人は燃え付き症候群になるとも。

後でこの教師が40代だと知って驚いた😱❕学歴には、一部の大学と一部のコミュニティを除いて、賞味期限がある。消費期限もある。五十も差し迫っている人が「私は○○大学出ている」と威張っていたら、イタイヤツだと思う。そう。社会に出たら、どこを出たかより、何をしたかが大切なの。そういえば、今は亡き、M元首相。彼は東大卒を鼻にかけた鼻持ちならない人だったとか。知識の偏差値と人間偏差値には相関がないという一例かなぁ🤔

 

彼は数学の教師。文系軽視の思考もこの発言からうかがえる。社会科学って大切だよ。文系と理系に分けていること自体に問題があると私は考える。だって昔の学者はいわゆる理文を問わずに哲学者であったり、敬虔なキリスト教徒だったりするのだから😊

 

③歪曲

「地頭が良ければ、慶応の文系なんて、1年もあれば、合格する。」という発言の裏には、「慶応の文系学部に合格するのは、地頭次第だ」と考えている可能性が高いと私は考える🤔。生徒が「1年で」と期限を決めているからかもしれないが😅

 

大学に受かろうと必死に頑張っている生徒に対して発している言葉ではないなぁ。必死に頑張る生徒を馬鹿にしていると考えられる。だって「お前なんて、努力しても無駄」って婉曲表現を使って言っているんでしょう。この子に対して「慶応『なんて』、『1年』で受かる」と言うところに、アダルトチルドレン的なマウンティングが見られる。この点をもっと書こうかなぁっと思ったけれど、くどくなるのでやめました😌。

 

生徒の方が大人だね。

だって、私だったら

「先生は地頭が良かったのですか」とか、「地頭って何ですか」とか、「文系って暗記科目と考えていませんか」とか、みんなの前で、おだやか~に問い詰めてしまうなぁ😁。ホント、この生徒は優しい子だよ😄。

 

(2)教師の資質

私が新人の時に研修で習ったのは、「教師は五者たれ」というもの。

当時は、学者・医者・役者・易者・芸者だった。今だと、伴走者とか指揮者とか智者などが入るかなぁ🤔。でも、金八先生は、私の理想からかけ離れているよ😔

 

劣等感をバネにして、大いに活躍した人もいる。歴史上の人物で言えば、豊臣秀吉や徳川綱吉である。両方とも小柄であった。それに、秀吉は多指症、綱吉は小人症だったとも。しかし、それを隠すことがなかったとも伝わる。

話がそれた🙇。教師の劣等感は、生徒に悪影響を与えるなぁと考えてしまう。

 

全ての高校生へ

例えば人生72年として、人の一生を1日に例えたら、高校生はまだ朝の6時にもなっていない。人生96年としたら、高3生でも朝の4時30分なのよ。まだ起きていない。今起きていることは、全て夢の中での出来事なんだよ。夢なのに「可能性がない」って諦めるのか。諦める必要はないんだよ。それに本当の夢とことなることは、努力すれば経験値が上がるということ。「可能性」なんか考えず、ひたすら、自分の夢を現実にするために努力すれば良いんだよ😄。

 

(追伸)2019年の1月27日に投稿したブログよ。あ~、またツイッターをやりたくなっちゃったわ😅