つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

親としての悩みと信念190130

チューよ、今、楽しいかい?
あなたなら「うん」と答えるだろう。
チューよ、今、幸せかい?
あなたなら「はい」と答えるだろう。

 

あなたが、今、楽しくて、幸せなのは、何の疑いもなく、パパとママが選んだ道を歩んでいるから。そして、その道には、理解のある人が沢山いるから。これからはあなたは「こうしたい」とやりたいことをパパやママに言いなさい。あなたの人生だから。それが険しい道であろうとも、パパとママは応援するよ👊😄📢

 

あなたには

出来るようになったことが沢山ある😆⤴️

言葉が話せるようになった。
自分の気持ちを優しい言葉で伝えられるようになった。
手を繋いで歩けるようになった。
順番も待てる。

皆と一緒に行動できるようになった。

ゲームが出来るようになった。

計算もでき、漢字も読める。

大勢の人の前で発表もできる。

整ったフォームで走ることもできる。

絵画や工作、習字、などの芸術的才能はパパはあなたに及ばない。

乗馬・スケートはパパはあなたに敵わない

あなたの周りには人が集まってくる。友達が「○ちゃん、○ちゃん」と言ってくる。これは、パパとママにはない、あなたの一番の特性だよ。

 

そう。沢山、光るものがあるんだよ。それはパパの自慢であり、あなたも誇りに思ってほしい。


これから、先に話すことは、今、話したことを忘れずに聞いてほしい。

 

「今、楽しい。幸せだ。」それはとても大切なこと。そして、どんなことがあろうとも、自分の生きてきたことを否定しないで。

 

あなたは、ママに「普通級ってなに?」て聞いたんだよね。あなたは、あなたにとって大切な質問をママにしたんだよ。その質問があなたから自然と出たことに、パパはあなたの成長を感じて、とても嬉しい。

 

「普通級」とは、たくさんの子どもを集めて、一気に学ぶクラスのことだよ。あなたが通っている学級は、先生の手厚い助けをもらいながら通うところなんだ。あなたは、普通級に通う子とは異なり、学ぶ際に先生の手助けが必要であるという特性がある。理解するのに時間がかかるんだね。でもね。あなたの時間を生きれば良いの。時間はあるから。人の2倍、3倍かかって良いの。出来るようになったときは、喜びも他の子より2倍、3倍となるんだから。

 

あることができるようになるのに、2倍、3倍と時間がかかる人のことも、世の中では「障害者」と呼ぶんだね。障害とは正常な進行や活動の妨げとなるもののこと。あなたが生きていく上で、他の人より理解にたくさんの時間がかかることが、世の中では「障害」という。障害ではない。あなたにとっては、それは才能であり、喜びなんだよ。

 

そして、世の中では、時間や手間がかかることを「悪」であると思う人も多い。人の助けを借りることも悪いことであると思う人がかなりいる。そう。障害者とは、その人自身が世の中の「障害」であると考える、冷たい人も沢山いる。

 

よく考えて。世の中の障害となる人は沢山いる。不正を行う人。身内に甘い力のある人。相手のことを思いやれない人。ルールを守らない人。テレビをつけたら、社会の障害となる人だらけだね😔。身近な例を挙げたら、歩きスマホをしている人や、歩道を自転車で走り、歩道を歩いている人にベルを鳴らす人もいる。そういう人を障害者というとパパは考えている。しかし、そういう人に向かって「障害者」とは言ってはいけないよ。心の中で思えということ。

 

パパと二つの約束をしてね。

一つ目は、あなたは、世間からは「障害者」  と言われるが、決して自分から「障害者だから」と言わないこと。

 

二つ目は、何事にも感謝の気持ちを忘れないこと。何事もありがたいことなんだよ。そう、有り難い。人からの親切、あなたのことを理解してくれること、助けてくれること、すべて存在しがたい稀なこと。だから、有り難うっていうんだよ。

 

一生懸命やれば、それで良い。
あなたは、1位でも2位でも、金でも銀でも、ペケでも良い。努力したことに価値がある。金と銀だったら、金より銀の方が価値があることだってある。学校内では金。市内のある枠で銀だったんだね。どちらも尊いあなたの結果だよ。部屋には「金」が貼られた貴方の習字が貼ってある。その隣に「銀」も貼る。どんなことであろうとも、「金」を取ったことと同じように「銀」を取ったことも誇りに思え。たとえペケであろうとも、最後までやり抜いたことを誇りに思え。自分のやっていることに、そして生きていることに後ろめたさを感じる必要は決してないよ。