つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

織田信長は宗教の破壊者(仏敵)か🤔その1~つれづれなるままに歴史を語る~

織田信長の政策と言ったら何を思い浮かべるかしら❓😄

 

歴史が苦手な人でも

□楽市楽座

□関所の廃止

□キリスト教の保護

この3つの中の1つは、どこか遠くの昔に聞いたことがあるんじゃないかしら🤔

 

織田信長の戦争と言ったら

□桶狭間の戦い

□比叡山延暦寺の焼き討ち

□石山本願寺との10年戦争

□長篠の戦い

□本能寺の変

この5つのうち、1つは聞いたことがあるんじゃないかしら🤔。

 

楽市楽座を知ることは、当時の経済や社会を知ることになる。

 

今日は楽市楽座についてダラダラと語っちゃうわ😄。

 

(1)既得権を奪うとは

既得権とは、一度手にした権利や利益よ。ざっくり言うと、「楽市楽座」は当時の既得権をぶち壊した。

 

既得権をぶち壊すのって、とても大変よ😅。

 

一部の人が優雅に暮らし、大多数の人が苦しんでいる。しかし、優雅に暮らすという利権を持った者は、周りがどんなに苦しんでいても絶対その利権を手放さない。その権利を壊そうとすれば、頑強に抵抗する😣。

 

それは今の世界、いや、今の日本を見れば分かるじゃない。

 

コロナ禍で多くの国民を横目に、甘い汁を吸っている方々が沢山いるんじゃないの😓。誰とは言わないが😎。

 

民間が苦しんでいるのなら、税収も減る。だったら、議員も官僚も役人も公務員も民間並みにとまでは言わないが、減った税収分、使った税金分、給料やボーナスを減らそうとならないよね😓。

 

彼らの給料やボーナスを減らそうとしたら、猛烈に抵抗するだろう。不正を犯した議員がなかなか辞めないのも、高額な収入を手放したくないからだろうなぁ🤔。

 

また、歴史的に見たら、既得権を持つ者が既得権を奪われたら悲惨な目に遭う。

 

フランス革命後の貴族は命を奪われた😨。

 

ロシア革命によって、ロシア皇帝一家は惨殺され、ロシア帝国時代に利権を持っていた者達は殺されたり、強制労働させられたりしたとか😱。

 

既得権者は既得権を手放さず、頑強に抵抗する。

と、ここまで、既得権を奪うのは相当な抵抗を覚悟しなくてはならなくて、殺し合いにまでなってしまうってことを伝えたかったのよ。

 

(2)「座」とは

「座」とは何かしら❓🤔

 

「座」とは公家や寺社所有の荘園の中で、同業者や芸人が作った組合である。

と教科書や参考書には書かれている。

 

「座」の意味を調べると

□座る場所(座席)

□地位(権力の座)

□多くの人が集まっている席。

とある。

 

こういう意味を踏まえると、「同業者の組合」という意味に派生するだろう🤔

 

でもね~🤔。

何か分かった気になるが、分からない人も多いと思うわ😅。

 

その理由は、用語よね。

 

公家って何かしら❓🙄

 

荘園って❓🤔

 

なぜ公家や寺社は荘園を持っているのかしら❓🙄

 

教科書や参考書を通して読めば分かると言うが、何か堅苦しい表現で分からない、というか、頭に入ってこなくて、歴史嫌いになるんじゃないのかな😅

 

①公家

公家(くげ)とは、日本において朝廷に仕える貴族・上級官人の総称。天皇に近侍し、または御所に出仕していた、主に三位以上の位階を世襲する家。(Wikipedia)

現代風に言い換えると、官僚ね。

 

違いは、公家は朝廷という国に仕え世襲するが、官僚は公僕として国民に奉仕し世襲できないことになっているけれど😅。

 

でも、今、報道されている官僚を見た私の印象だと…😌。

 

国民ではなく権力者に忖度し、民間から甘い汁をのむことができ、世襲ではないが、収入が良いから、子どもに教育費をかけられて、結局は官僚の家から官僚や、政財司法界に影響力を与える人が生まれがち🎤🤣。

 

あくまでも私の印象で、そんなことはない官僚の方が多いと思うわよ😎。

 

公家とは「世襲制国家公務員」と理解しよう☝️😄。

 

②荘園

荘園(しょうえん)は、公的支配を受けない(あるいは公的支配を極力制限した)一定規模以上の私的所有・経営の土地である。(Wikipedia)

日本における荘園とは、奈良時代に律令制の下で始まり、羽柴秀吉による太閤検地によって終わりを告げる、権力者の私有地を指す。時代ごとに形式が異なる。(Wikipedia)

 

ざっくりと言うと、権力者(公家や神社やお寺)の私有地のことよ。

 

自分の力で手に入れた私有地もあれば、名義を貸して名義貸し料をもらっている私有地もあると理解する。

 

大きな公家や寺社に自分の土地を差し出して、その公家や寺社に貢ぎ物を納めた方が、国に税を納めるよりも負担が軽い。だから、民はこぞって、公家や寺社に土地を差し出した。

 

節税とは聞こえが良いが、この荘園制は脱税システムよ😒。

 

その脱税システムを作ったのが、世襲制国家公務員の藤原氏。奈良時代に「墾田永年私財法」という脱税法を作った、今考えてもとんでもない法律よ😥。

 

自分が開墾した土地は、永遠に自分とその一族のものにできるってわけね。

 

大化の改新で土地を国のものにした(公地公民)。そして、土地が生んだもの(例えば稲)は、国に税として納められた。

 

しかし、荘園制によって、税が朝廷や国に入らず、貴族(公家〉や寺社に入るようになった。

 

ひどい話よね😒💢💢。

 

国を運営する人が、国に入るべき税を掠め取っちゃうんだから。ホントやりたい放題。

 

えっ、今と変わりはないじゃないかって😱。

 

これは1000年以上前の話よ。

 

今は平安時代ほどではないが、巧妙になっているわよね🤔。

 

仲間を呼んで税金で桜を見たり、民間がコロナで苦しんでいるのを横目に安定した給料をもらえたり…。そして、生活保護を申請しに行くと、何だかんだでそれを阻止したり…。

 

ホント、えげつない😣。

 

荘園とは、貴族や寺社の私有地であり、日本の多くの土地が、貴族や寺社の私有地になって朝廷や国に税が入らなくなったってことよ。これじゃ、民は苦しむわね😓。今も苦しんでいる民は多い。

 

③改めて「座」とは


北野神社は酒麹座

大山崎離宮八幡は大山崎油座

 

そういえば、2年ほど前に歴史小説をブログにしたんだけれど、この「座」についても書いたのよね👋😄

 

座は、荘園の所有者に座役という名目でお金を払って、その見返りとして、様々な特権を与えられた。
荘園の中で、原料の仕入れや製品の販売を独占し、関所の通行料が免除された。

④市とは

市とは市場のこと。市場とは、たくさんの人が集まって物々交換したり売買したりするところのことよ。

 

座を作った商人は、荘園の所有者にお金を払って、市で商売をする権利をもらい、座に入っていない商人を力ずくで市場から追い出した。

 

⑤楽市楽座の「楽」とは

「楽」は「フリー」の意味よ。だから楽市楽座というのは、市場(マーケット)と座(グループ)を楽(フリー)にしたってことね。

 

最近でもあるかしらね🤔。出店を出すと、やくざが出てきて「場所代を納めろ」ってね😱。

 

何か、脱線したり、横道に入ったりして、長くなっちゃったわ😱。

 

楽市楽座って織田信長以外の大名もやったんだけれど、彼は規模が大きく、徹底していたのよね。

 

楽市楽座、関所の廃止によって、織田信長が「仏敵」になったという話は、次に譲るわ😅