人は人と同じ場所にいても、人は皆、違うものを見ている。
大学生のときの夢を見た。みんなでボートに乗った夢だった。そしたらプチ嫌な思い出を思い出したわ😅。
大学2年生とのときに、男女混ざって級友たちと河口湖に一泊旅行をした。クラスのほとんどの学生が参加した旅行だった。
私は1年生のときは、ちょっとした事情があって、授業にあんまり出られなかった。だから、クラスの友達と打ち解けられたのは、2年からであった。
2年の夏休みに、車を出しあって河口湖に行き、そこでボートに乗った。
誰がポートに水をかけ、その仕返しに水をかけ、水の掛け合いになった。みんなキャッキャッと騒いだ。そしてずぶ濡れになった。
そのあと着替えて野球大会となり、夜は花火をして、お酒を飲みながら話し込んだ。
そんな旅行が終わって1ヶ月後、当時は珍しいビデオカメラで撮った様子をビデオテープにした友達がいて、そのテープをもらえた。
そのテープを見て、苦い気持ちになった😥。
私のクラスには女子が3人しかいなかった。その3人の話し声がビデオテープに入っていたのだ。
大学卒業後、脳卒中か脳溢血で亡くなった大親友のNは性格も良くかっこ良かったので、女の子にもモテた。好感度はNo.1だった。
その女子3人は、バッターボックスに向かう男子の品評をしていた。
まぁ、色々とコメントしていたのよ😅。あの人は◯◯で…とか、その人は✕✕でとか。
本人たちは、自分の声がビデオに入っているとは気づいていない。声の調子から分かる。
テレビに私が登場した。バットを持っている。
みんな女の子というか、女の子の近くにあるビデオカメラに向かって手を振っていたから、私も笑顔で手を振ったのよ。そしたら、
「◯◯っていや~ね。」
「さっき、ボートで水をかけたでしょ。」
「せっかくN君と一緒のポートに乗れたのに台無しよ!」
と言っていた😱。
なんで俺だけ~😱😱😱。
彼女たちにとっては他愛のない会話だったのかもしれない。旅行中も旅行後も仲良くしてもらえていると思っていた。だから、あのボートの一件についてだけを言っていたのだろう。
しかし、当時は自分の動画を見るのが珍しく、中身を確認せずに家族で見たのよ。いや~気まずかった😅。
それに、水をかけられてかけ返したわけで。その上、みんな笑顔でかけ合っていた。ボートを降りたあと、ずぶ濡れのまま、「これも記念だね~」と言いながら、使い捨てカメラのパノラマで写真を撮った。
最初に水をかけ始めたのは私ではない。
それに、私の前にバッターボックスに入ったジャイアン気質のAに対する女子のコメントは優しかった。「Aって助っ人外国人みたいよね」というような内容だった。その後に、私が出てきたから、女子のコメントを聞いて嫌な気持ちになったわ。
昔からちょっとシャイだったけれど、そのことがあってさらに人前ではしゃぐことが出来なくなったのよね🙄。
嫌なことであっても、今となっては良い思い出だが、世の中って理不尽だわって思ったよ。
周りがやっているから、よし俺もと言って悪さをしたら、自分だけが非難されるって、何か戦前の日本に似ているなぁ😅。
あら、またか…。それも飛躍しすぎ…。
周りがやっているからと言って、調子にのって自分もやっちゃダメなのよね。
あのカンニング竹山さんのナレーションが嫌だったのかも😲
生野さんのコメントに対しては、
「ショウパン、(話に)乗っからなくてよいから。」
絵を見てみんなで笑って乗っかりあって話しているのに、何で「乗っからなくて良いから」というコメントになるのだろう🙄。
嫌なのよ。こういうの😒💢。
みんなで楽しく話していて、自分も~と思って話に加わると、「お前はいいから」と言われてしまう。私にもそういう経験があるから、嫌な気持ちになった😡。
こんなことも考える🤔。
私の思い出と他人の思い出は、同じ出来事でも異なるんだと。
彼女たちは私が水をかけ始めたと思っていたのかもしれない。
誰かが水をかけ始めたのを見ていないのかもしれない。
私が水をかけ始めたのか🤔
それはないだろう。
やっとクラスに溶け込め始めた頃だ。
それにポートに乗って水を掛け合うという発想がなかった。だってずぶ濡れになったら大変だもの😅
それに彼女たちのコメントを聞いたとき、とっさに自分だけじゃないのに~と思ってのよ。
一緒にビデオを見ていた父母はノーコメントだったが。私もコメントをしなかった。
これまでの人生で、貧乏くじを引くことも多かったわ。
でもね、それでも49才まで生きてきて、仕事があり妻子がいて家族がいるという経験が出来ているんだから、幸せな人生なんだろう🤔。
家族を持たない幸せもあるが、私は家族がいる幸せを選んだのだ。
この先、確実に家族との別れがあるが、そのとき不幸だと感じたなら、それまで幸せだったんだと思えるようにしておこう。