つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

特別支援級の先生との面談~質問によって情報を細分化して具体化を図る~

今日は中2のチューの三者面談。私がお休みの日だったので、私も参加し、担任・妻・チュー・私の4者面談となった。

 

チューのクラスの担任は若く優しそうな女性だった。今まで補助の先生だったのが、7月から担任になったそうだ。チューの中学校での様子を詳しく教えてくれた。

 

45分ほどの面談だった。チュー課題をまとめると以下の3つなのだろう🤔。

 

①コミニュケーション力

②力加減

③説明する力

 

チューは、周りから声をかけられれば答えるが、自分から話の輪に入らないようだ。雑談が苦手であるとのこと。級友と仲良くできればさらに良いと言われた。

 

これだけ聞くと妻が不安になるだろう。私は分かっていたのだが、担任から妻に言ってもらいたいことがあって、以下のような質問をした。

 

私「クラスで浮いている様子ですか?」

 

先生「そんなことはないですよ。○○くんがふざけていると、それを笑って見てますし、ふざけすぎると注意しています。」

 

私「それは良かったです。自分から積極的に友達に話さないということですね。」

 

それを先生から妻に言ってもらいたかったのよね😅。私が妻に言ってもなかなか通じないことがあるから。

 

どういうことかというと…。

 

堅苦しく言うと、「友達と仲良く」の定義よね。

 

先生のおっしゃる仲良くは、自分から人の輪に入り積極的に皆でワイワイする仲の良さなのよね🤔。

 

私は、輪の外からニコニコと眺めていて、所々その輪に入れれば、それも仲良くの一種だと思うのよね🙄。チューはそれに苦痛を感じていないようだし。

 

私は普段チューとこんな会話をよくする。

 

チューに「学校は楽しいか」と聞くと「楽しい」と答える。

「小学生に戻りたいか」と聞くと「今が良い」という。

 

ということは、彼なりに中学校の生活を謳歌しているのよね😄。

 

それに甘んじることなく、自分で輪に入り世界を広げるという意味では、さらにコミュニケーション力が必要だということなら分かるけれど、「級友と仲良くなればもっと良い」と言うアドバイスは言葉足らずに思ったのよ。そんな指摘は先生にしないけれどね😅。

 

それに、中2になって粗い言葉を使うようになったそうだ。

 

同級生がふざけていて、チューが注意した。それでもふざけるのをやめないので、同級生の背中を叩いたそうだ。それで喧嘩になった。そのときに粗い言葉を使ったようだ。

 

当然、叩くのは不味いだろう。

 

しかし、そのシチュエーションで粗い言葉を使うのは当たり前のような気がするのよね🤔。先生によくよく話を聞いてみた。

 

私「先生は普通級を担当したことがありますか?」

 

先生「はい、あります。」

 

私「チューは、その普通級の男子生徒と比べていかがですか?反抗的で粗っぽいですか。そんな一般化できるものではないかもしれませんが。」

 

先生「いえ、そんなことはありません。昨年(中1のとき)のチューくんと比べて、今年になって乱暴な言葉を使ったんで、みんなが驚いたのです。」

 

私「その粗っぽい言葉を使った頻度は、先生がこのクラスを担当し始めた7月からどのくらいですか」

 

先生「そうですね。1~2度くらいですかね。」

私は、中2の男の子なら、そんなの普通なんじゃないかなぁって思いながら

私「そうですか。ふざけている子を注意して、トラブルになったときぐらいなんですね。」

 

妻「チューが好きなアニメが『はなカッパ』や『機関車トーマス』なのですが、最近、私がバスケのアニメを見せてまして…。そこに出てくるキャラクターにえいきょうされたのかもしれません。」

 

力加減に関しては、女の子に何かを渡しときに強い調子で押してしまって、女の子が倒れてしまったとのこと。チューには、力加減を注意しろよと言ったあとに、加減って分かるかと聞いた。

 

チューが「加えたり減らしたりすること」と答えたので、「別の言葉で言い換えると」と促した。「優しく丁寧にしなさいということ」と答えた。まぁ、こちらが伝えたい趣旨は伝わっている😔。

 

説明する力はまだまだだ。私も良く分かっている。先生の指摘通りだ。

 

先生が私たちに「ご家庭での様子はいかがですか」と尋ねたので、「チューよ。あなたが言いなさい」と私は言った。

 

私が質問や補足をしながら、チューはたどたどしかったが、家での様子を先生に伝えた。

 

妻は受験の面接に備えて学校で指導をしてほしいということを言っていた。彼女はそんなつもりはないようだが、私にはそう聞こえた。

 

だから、私は「家で、色々と自分のことを説明させて、チューもすぐに『分かりません』と言わずに説明しようと考え、言うことだな」と伝えた。

 

チューと話すときに、私はそこをかなり意識しているのだが、彼の特性を考えると、限界もあるのよね。他の子が500mlのペットボトルなら、彼は250mlだからなぁ😔。

 

でも、500ml入る器でありながら、サボって200mlしか入れていない子もいる。彼は頑張らせて220mlは入れたいと思う😄。

 

中学校の先生には大変お世話になっていて、チューはよく指導されている。感謝の気持ちでいっぱいだ。

 

しかし、教育に一家言ある私には、指摘したくなることがあるのよ😅。しかしそれを言うのは失礼だし、公立中の一教師がどうにか出来るものではないから言わなかった。

 

これはチューの担任がということではなく、今まで四半世紀塾で働いてきて、受け持った子どもたちの内申点を見て思うのよ🙄。

 

良い子を育て育むって、大人にとって都合の良い子を育むってことじゃないかしらってね。

 

親バカは承知の上よ😅。

 

しょっちゅう乱暴な言葉を使っているのなら問題だが、喧嘩するときには粗野な言葉を使うのが普通じゃないかしら🤔。

 

中2の男の子よ~。

 

喧嘩していないときだって乱暴な言葉を使うようになってくるわよ。それが成長であり、思春期なんじゃないかしら🙄。

 

特別支援学級の生徒は、それぞれ課題をもっている。チューなんて温厚すぎるほど温厚よ。父親としては、たまに乱暴な言葉を使ってバカにされないようにしてくれば良いと思っている😁。

 

喧嘩も、力加減が分からず女の子を倒したことも、怪我をさせたわけではないとのことだ。親に「その子の課題」として伝えることかしらって思ってしまったのよ😅。

 

先生が親に配慮していることを考慮して、親は先生の言葉を聞かなくてはならないが。

 

面談の始めに、「忌憚なくおっしゃっていただくと助かります」と担任に伝えている。また、2ヶ所通っているデイ・ケアの方々の話や、スペシャルオリンピックスでの様子、そして私が普段見ているチューを総合して考えているので、私のチューに対する見立ては客観的だろう。

 

それに、疑問に思ったら、質問によって情報を細分化して具体化を図る。チャンクダウンよね😉

 

私のように冷静に考えられれば良いが、腹を痛めて産んだ妻にとっては、先生から「級友と仲良くすること」や「力加減」が課題であり、「言葉が乱暴になってきた」ということをそのまま真に受けたら、不安になり、さらに、過干渉になるだろうなぁ😱。

 

私は、教えていただけるなら、チューのどんな些細なことだって知りたいし、教えていただいてありがたく思うわ。

 

妻にとっても、チューにとっても、行けるなら学校の面談に私も参加するべきだと改めて思ったよ。

 

まぁ、これまでも参加してきたけれどね😅。