つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

大坂なおみ選手とうつ病~病を発表した人をなじるのって…😣~

記事では大坂の決断を「本当に困惑」「客観的にセンセーショナル」と表現。不安に襲われ、うつ状態にもあったという説明に、「これらの理由は完全にリスペクト」としたうえで、「だが、なぜ最初からそれをすぐにオープンに言わないのか?」と主張している。 「どうして、メンタルヘルスを危険にさらす質問をするとメディアを非難するのではなく、これを言わなかったのか? 

我々ジャーナリストが完璧でないというのはOKだ。だが、精神科に行くような質問を聞いたことなどない」

 

心の病に対する無理解😣。

 

じゃぁ、聞こう☝️

 

「なぜうつ病であることをすぐにオープンに言わなければならないのか?」

 

もうひとつ聞こう☝️

「精神科に行くような質問ではないと、誰がどんな基準で判断したのか?」

 

実際に、大坂なおみさんにどんな質問があったのか知る必要はない。

 

「うつ病」であることを発表し、選手活動を休むことにしたことは、大坂なおみさんにとって重大なことであろう。世界で活躍している最中で、休むのだ。

 

うつ病は誰でもかかると言う。しかし、うつ病を公表するのは、今は勇気がいる。

 

ガンは誰でもかかる病だ。しかし、そのガンを公表するようになったのはごく最近のことだ。1993年の9月に、フリーアナウンサーの逸見政孝さんが、ガンを表する会見がその契機かもしれない🤔。

 

うつの公表に躊躇いがあったのかもしれない。そして、ジャーナリストの質問に心痛めていたことも、事実なんだろう。

 

「我々ジャーナリストが完璧でないというのはOKだ」と言うのなら、その完璧でないことを先に指摘しても良いじゃないか。なぜ、うつ病を先に公表してからでないといけないのかがよく分からない🤷‍♂️

 

私も理屈では分かるのよ。

相手を責めるのであれば、自分の病についても同時に公表しておいた方が良いということを。記者会見を拒否し、罰金を払い、自分の立場が悪くなったらうつ病だと公表するのは、何となく後出し感が強くて、病を正当化の道具にしているように捉える人もいるということは理解できる。

 

しかし、うつ病ではない人にとって、理解できないことをしてしまうのがうつ病という病なんじゃないかしら🤔。

 

「どうして、メンタルヘルスを危険にさらす質問をするとメディアを非難するのではなく、これを言わなかったのか? 」と考えたなら、そう言う疑問が生じる行動をすること自体がうつ病の症状なんじゃないかしら🙄。

 

この疑問は性悪説なのよね😣。「なぜこれを言わなかったのか」というのは、「言わなかったのには意図がある」と考えている可能性が高い。だって「なぜ」と理由を求めているんだもの。

 

「どうして、メンタルヘルスを危険にさらす質問をするとメディアを非難するのではなく、これを言わなかったのか? 」という疑問は疑問じゃないのよ。反語なの。

 

「うつ病であることを先にいうべきだろう」と同義なのよね。

 

ホント、何でメディアを先に非難しちゃダメなのかがよく分からない🤷‍♂️。だって、彼女、メディアの質問がストレスだったんでしょ。大坂なおみさんにとってのその事実から公表したって良いじゃないかなぁ🤔。

 

これ(うつ病)を言わなかった理由を答えて、この質問者は納得するのかしら?

 

「うつ病であることを言いたくなかったから」→自分の身を守ることを優先し、相手を非難する自己中と罵るだろう。

 

病を発表したら、「そうだっんですね。静養してください。」で良いじゃない。彼女は悪いことをしていない。

 

一応ルールに則っている。会見拒否のルール違反に対しては、罰金を払うというルールに従っている。

 

不正を犯したら、直ぐに病院に駆け込んで入院して説明責任もせず、不正を認めようとせず税金から給与やボーナスをもらう誰かさんたちとは違うのよね😒💢💢。

 

それでも、私は入院している間は、病を治すのが優先事項だと理性で考えるように努めている。大坂なおみさんも大金と名声を得た影響力のある人だから、それなりの責任を負うとは思う。

 

でも、やはり病を公表した人には優しくありたい😔。不正疑惑の政治家には、なかなか優しくなれないけれど😅