妻と死別後、お付き合いした女性にプロポーズをしたら、彼女に「奥さまと死別して3年も経たずにプロポーズなんて信じられない。私とも死別したらそうされそう。結婚できない。」と言われたそうだ。その男性は「それなら私はいつ再婚できるのか。妻と死別したら、いつになっても結婚できないということか」と相談した。
新聞の読者欄だったかしら❓🤔
それとも人生相談だったかしら❓🙄。
たしか、こんな話だったと記憶している😔。
まぁなぁ🤔
振られてショックであることは分かるけれど、この相談はおかしいよなぁ。
この男性の問いに対する答えを覚えていない。「その女性とは縁がなかったということで仕方がないことです」だったかしら🤔。
コミュニケーションには論理の力がいる。なぜなら、こうすれば相手はこう考えるだろうとか、ああ言えばこう反応するだろうと相手の立場に立って行動することを求められるからよ😄。
振られたショックで思考回路がショートしているのだろうが、この相談は、大人のする相談ではないよなぁ。
だって彼女はパートナーと死別して3年も経たずに結婚することに嫌悪を抱く価値観を持った人なのだろう。価値観が、この男性とは違うのよ。その価値観の違いを責めても無意味なことなのよね。
価値観とは優先順位のことよ。
「孤島にひとりで行くときに何を持っていきますか」という価値観診断があるわね😄。
まずは5個選んで、そのうち3つに絞り、最後に1つ挙げるのよ。その際に「四次元ポケットを持っていく」と言うのはなしよ😜。
彼女は前のパートナーと死別後、3年以内にプロポーズする奴は薄情であると思うのだろう。この男性は、妻の死後3年経たずとも結婚して再スタートしても良いという考えなのだろう。
そう☝️😅。
価値観が異なっただけの話よ。それを「それなら私はいつ再婚できるのか。」と詰るのはおかしいと思うのよ🤔。
彼はこの問いの答えを求めてないだろう。だってその後に「妻と死別したら、いつになっても結婚できないということか」と言い換えているでしょ。彼女が「5年経てばオッケーしたのに。」とでも答えれば、彼は納得したのか。納得しないだろうなぁ🤔。
この手の感情は厄介なのよ。そしたら、彼は、こう聞くだろう。「3年と5年の違いはなんなのか。」と。
三回忌は死後2年。
あれ?🤔。
この男性は、妻の三回忌になる前にプロポーズしたんじゃなかったかしら。
ネットに、この相談があるかしら😌。調べてみたら…。
あった❗️
発言小町だった。
https://komachi.yomiuri.co.jp/t/2020/0720/963351.htm?p=0
「奥さまが亡くなってから3年足らずで私プロポーズして来るその非情さが怖い」
「亡くなってからの2~3年間は供養の期間の筈」
「奥さまの気持ちになったことはある?」
ドッヒャ~😨。
こう言われたようだ😱
コメント欄には色々と書かれていたが、改めて読んで、考えが少し変わったわ😒。
いや~、これまでは男性が未練がましと思っていたのよ。彼女の価値観や常識と彼の価値観や常識は違うんだから仕方がないじゃないかと。
しかし、考えが変わったわ。
このように言われたことが事実なら、女性の言い方がよろしくない。
まぁ、この言い方が事実としたらの話よ👋😌。
「奥さまが亡くなってから3年足らずで私プロポーズして来るその非情さが怖い」
→怖がるのは感情だから仕方がない。しかし、相手は「3年足らずでプロポーズしても良い」と思う人なのよね。その人に対して「非情さが怖い」というのは相手への配慮の欠けた人よね🤔。
彼女は非情と思ったのかもしれないが、死別後3年ほどでプロポーズをすることを非情と思うのは人それぞれだろう😒💢💢
彼女を襲ったわけではないわ。
面と向かってこんなことを言う、この女性の方が私は怖い。いや、嫌悪する。もっと他の言い方があっただろう😡。
「亡くなってからの2~3年間は供養の期間の筈」
→なんなの。この「~の筈」って😱。それは貴女の常識でしょ。それを他人に押し付けるな💢
「奥さまの気持ちになったことはある?」
→貴女、恐山のいたこさん❓
(゜o゜)\(-_-)。
貴女、彼の亡妻の何なのよ。
「奥さんが亡くなって3年も経たない方と結婚するのは、私の気持ちが許せません。また、そういう方と結婚はできません。私の気持ちの問題です。申し訳ございません。他の方を当たってください。」
とぐらい言えよなぁ🙄。
断るにしても配慮がない。
男性は、相手の気持ちを確かめずに猪突猛進で告って玉砕。
女性は自己チューで相手を傷つける性悪。
どちらも配慮がない。
ここからが本題😄。
死別後の再婚について考えさせられたのが、蛭子能収さんの再婚なのよ。
2001年に妻を肺高血圧症で亡くした彼は、2か月後に妻の遺影の前で女性マネージャーを口説いたんだって😨。その2年後の2003年にお見合いパーティーで知り合った19歳年下の女性と再婚した。
昔、日曜版の新聞で読んだわ。新しい家族と一緒の写真と蛭子さんの記事が載っていた。
そこで印象深かったのは
「生きている者の気持ちが優先される」
という彼のコメントよ。
彼は前妻が亡くなったとき、大きな喪失感と悲しみで号泣したそうだ。葬式で泣いたことがない、父母の葬式も笑顔だったそうだ。それだけ悲しんだ妻の死の2か月後には女性を部屋に連れ込む。
端から見れば異常に見えるのかもしれない。
しかし、それは異常か🤔。そんなエピソードをテレビで話してバッシングを浴びたそうだが、果たしてバッシングを浴びせるようなことかしらってその時に思ったのよ🙄。蛭子さんがバッシングされることが腑に落ちなかったんだけれど、うまい言葉が見つからなかった。
しかし、その後、彼の「生きている者の気持ちが優先される」というコメントを読んで、腑に落ちたわ😄。これだわってね😆。
彼は彼の常識の中で生きている。
周りの常識の方が非常識であり危険なことかもしれない。
生きている者の気持ちより、死者の気持ちを優先したことが、日本という国を破滅させたことがあったじゃないか。死者の気持ちなどわかるはずもないのに、死者の気持ちだと強弁して、勝てない戦をし続けたじゃないか。
「ここで戦争をやめたら、英霊に申し訳ない。」と言って、世界に迷惑をかけ、日本人も何百万人殺したじゃないか。
死者を英霊と祀り上げ、戦争を続ける理由としたのは生きている者なのだ。そして、死者を英霊と祀り上げた者も、強制的に戦争に参加させられた者も一緒に祭っている。
「死者がどう思っているか」とは、「生きている者がどう思っているか」なのよ。
私も宗教心がある。だから、死者は弔うものだと思う😔。また、妻と死別した後、妻の遺影の前で女性を口説こうとも思わない。しかし、その価値観は承認する。承諾はしないが承認する。だって生きている者に迷惑をかけていない。口説かれた女性が嫌な気持ちになったとしたら、拒絶すれば良い。人はそれぞれの価値観の中で生きているのだから。亡くなった方に迷惑をかけているかどうかは分からないしね。
だから、プロポーズした人は、「奥さまが亡くなってから3年足らずで私プロポーズして来るその非情さが怖い」「亡くなってからの2~3年間は供養の期間の筈」「奥さまの気持ちになったことはある?」と言われる筋合いはない。
奥さまの気持ちにかこつけた、彼女の気持ちなのよ。
代入法で考えよう🤔。
「幾多の人が亡くなって、ここで戦争を止めようというあなたの非情さが怖い。英霊の気持ちになったことがある?」
ほら、この方が怖いじゃないか😱。
いえ、「2~3年は供養の期間である」という思いを否定しているわけではないのよ😔。私も同じ考えだから。
しかし、その考えを相手に押し付けるところが良くないのよ。そんな考えを持つこの女性は、死別後間もない男性に結婚を考えさせるほどのお付き合いをしているのだから、私の常識からしたら、そちらの方が驚きよ😨。
私が妻と死別したら🤔。
再婚は…、ないなぁ😔。
妻がするのは構わないし、私もそういう機会があったらする可能性は否めないが、ないなぁ🤔
お友だちはほしいが、一緒に住むことはないと思う。
夫婦は他人。一緒に暮らせば、これまで生きてきた価値観と価値観がぶつかり合う。ぶつかり合いながら愛の力で一緒に生活する。
精神力も体力もいるのよね。少なくとも私との結婚生活は😅。
妻とはこれまでそれを積み上げてきた。これからも積み上げるだろう。
この価値観と価値観をぶつけ合い、積み上げていく女性は、妻が最初で最後で良いだろう。
上手く言えないんだけれど…😌。
結婚生活がこりごりと言うわけではない👋😅。
良いことも、嫌なことも積み上げた妻との結婚生活。私にとっては尊いものだ。別れても、それをなくすことはできない。死別でしょ。それを引きずるわなぁ🙄。
妻との思い出の数々を捨てることはできないし、それを引きずって新たな女性と生活することは、自分も嫌だし、相手にも悪いだろういう気持ちになってしまうのよ。喧嘩別れなら話は別だが😌
あくまでも感情の問題だから、この気持ちが正しいとは言えないし、正しくないとも言われたくはない。
それに気持ちは変わるものだから、今後、どんな気持ちになるかは分からないしね😅。