つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

最近さま~ずが笑えなくなった~私が考えすぎなのか🤔。それとも大竹さんに配慮がないのか🙄~

①「さま~ずさま~ず」にて

2019年9月16日放送

ハンバーガーをデリバリー注文をしたら、ハンバーガーの数が注文通りではなかったと憤る三村さんに対しての大竹さんの言葉がこちら👋😅

大竹:「入っていなかったら俺のせいと思うようになっちゃった。レジで確認しなかった。なんであんなバカみたいな顔をした奴を信用したかなぁと。絶対入っていない。(注文した内容が)脳に。2回なんで言わなかったのか。」

大竹:「(お客のことを想像してもてなすのは)星が付くレストランに行かないと無理。流れ作業だから。あと一万円もらいたいと思わないんです。『はい』って返事しながら、なんで俺の給料くれねーのかなぁ~って言っているアホ野郎ですから。そういうとき(店員がミスをしたとき)は自分を責めな。」

 

②「モヤモヤさま~ず」にて

スリが出る四ツ谷/四ツ谷でバリューマーチャン

バンクシーの作品を見ての大竹さんの言葉がこちら👋😌

大竹:「色使いとか良いよね。内容がいじりにくいんだよね。でも、これをTシャツにしてきているのもなぁって感じ。メッセージ性が強いから。我々が着るとどうしたんだあいつってなっちゃうよね(笑)。」

三村:「反何かってね(笑)」

大竹:「どっかから怒られちゃうしね(笑)」

さま~ずは、脱力感があって、私の好きなコンビの1つ。

 

でもね。

 

大竹さんは昔からあまり好きではない。なぜなら、弱者を小バカにして笑いとするから😅。それが、演技ではなくて、本人の性格によるところに感じるのよね🤔。

 

コンビニやファストフードの店員やタクシーの運転手のミスにネチネチ嫌みを言うのが彼の真骨頂なんだけれど、好きになれない。

 

①と②を読み比べてみると分かるわよ😅。

 

①は「相手のミスを自分のミスと考えよう」という発想で、これ自体は良いものである。そして、本当は相手のミスなのに、自分にミスがあったと思うストレスを和らげるために、相手を蔑むというのも分かる😔。

 

ルサンチマン❓🤔。

いや、しかし、ルサンチマンは権力者に対する妬みや僻み。そこから自分を正当化させる思考。

彼はそれを弱者に向けて笑いを取る。強者の弱者叩きなのよね。それが鼻に付く。

 

でもね。前半の発言は私も笑える。「どうしてあんなバカ面した奴を信用したのか」と思うのは良い。だって「バカ面」と心の中で罵っているのは、自分に嫌な思いをさせた店員個人に対してだ。

 

しかし、後半が良くない。

「(お客のことを想像してもてなすのは)星が付くレストランに行かないと無理。」という一般化から、弱者への辛辣な言葉となっていく。まぁ、マニュアル型人間を揶揄しているのだろうが😌。しかし、その次のフレーズから、ミスした人への攻撃から、その職種へと攻撃の幅を広げている。

 

いや、ミスした人に人格攻撃も良くない。しかし、心に思ったことを、相手を特定せずに言っているんだから、私にとってはギリギリボーダーライン。

 

しかし、そのあとのフレーズは良くない。「お客をもてなすのは星がついたレストランじゃないと無理だ」と一般化。その理由を「流れ作業」としたのだから、流れ作業でやっている飲食業で働いている人全体への批判となっている。

 

この話の流れからだと、彼の思考は、「流れ作業で働いているサービス業は、『はい』って返事しながら、なんで俺の給料くれねーのかなぁ~って言っているアホ野郎」とも解釈できる。しかし、これも「自分に対してミスをした店員に対するもの」とも言えるが、ディスりすぎよね。

 

多いのよね。大竹さんって。この手の発言が。ショッピングモールの店員の接客態度が悪いとか、タクシーの運転手の言葉が悪いとか、スタッフへの文句だとか。彼ら個人の接客態度が良くないことは指導が必要よ。しかし、安い賃金でこき使われているのも事実。安い賃金だからミスしても良いとは言わないが、ディスりすぎる必要もない。私はそんなに目くじらを立てない。

 

「おい、大竹。お前の態度が一番問題だろ💢」って思っているのは、私くらいかしら🤔。

 

それでいて②の発言。タレントが主義主張をすると、どっかからしかられちゃうから、できない(しない)と言うことだろうか🤔。

 

強い者への批判はせずに、自分より弱い者への批判は容赦ない。

 

最近、さま~ずが笑えなくなってきているのよね😅。

 

いや、さま~ずに限らず、最近のお笑いそのものが。強きに媚びて、弱きを茶化す。

 

それもあってよい。しかし、強きを茶化す風刺が弱くなっている。ダウンタウンも爆笑問題もナイツも、少し風刺が利いているが、安全圏の風刺なのよね。

 

笑いって、弱いものに対するものって虐めとなり、強いものに対するものって風刺となる。

 

だから、○○ハーは前者ね。もう、CMでお腹がいっぱい😣。

 

あれをビートたけしや明石家さんま、タモリ、ダウンタウン、とんねるずにやらせてみろよ😎。ホント、あの番組のプロデューサーが役員待遇のテレビ局って、私からしたら唖然よね😨。

 

あぁやって芸人を売り出してやっているんだって天狗になっているのよ。キット😅。まぁ、芸人も持ちつ持たれつなんだから、必要悪かもしれない🤔。あの埼玉の業者模試のように。

 

その点、THE MANZAIウーマン村本さんは、頑張った。ああいう人ばかりでも息が詰まるが、ああいう笑いを許容できない日本の未来は暗いなぁ😥。

「たとえばLGBTの人たちが、自分たちがゲイだとかレズだとか言うときにカミングアウトという言葉を使うんですね。自分が自分だと普通のことを言うのにカミングアウトという言葉を使わせてる、この社会こそが僕は普通じゃないと思うんですね」

「水道が民営化になる。政治家は簡単に通す。でも国民はそれに対して無関心。みんな見たくないものを見たくないだけで、本当に見るべきものがたくさん僕はあると思うんですね」

(THE MANZAI杉本)

これだけだと笑いではない。このあと、これをシニカルな笑いに昇華させた。テレビで扱わない問題に切り込む漫才が圧巻だった。

 

仲良しこよし、癒し系の芸人ばかりが生き残っている。いや、それも悪くない。しかし、問題意識の高いネタで切り込むのはご法度。スポンサーがつかない。

 

ということは、少なくとも芸能界、そしてテレビ業界は大竹さんに象徴される「強きにすりより弱きをくじく」人が重用されるということになる。そして、それが「庶民派」と言われるんだよね。全く庶民派ではないよ。

 

どこを見ても、日本の病巣が見えてくる。私もその病巣を抱えている日本人の一人。

 

私が、なんか考えすぎかしらね~😅