つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

国語教師の論理破綻~大手予備校国語講師の不倫&脅迫事件を考える~

「新ことわざ」

国語講師の論理破綻行動

(よみ)

コクゴコウシノロンリハタンコウドウ

(意味)

教えていることと実際にやっていることが異なること

(似た意味の諺)

言うは易く行うは難し

大手予備校講師が元生徒の交際女性に中絶を迫ったとして、強要未遂容疑で逮捕された😱。その強要仕方が「子を産むなら、ワイセツな動画をインターネットで拡散する」というリベンジポルノだったとのこと。

東進講師逮捕 受験生に動揺も (女性自身) - auヘッドライン - auサービスTOP https://news.headlines.auone.jp/stories/topics/story/13037541?genreid=1&subgenreid=3&articleid=13037541&cpid=10130044&rf=pass_search

 

この人、大学入試の国語と古文の人気講師で、著作物も多い。

 

えっ❗️❓😱

国語を教えているんだよね。それも予備校トップ講師なんだよ😱。

 

全然論理的じゃないじゃん。こういうのは、受験テクニックのみに特化した論理で、生活に生かしていないんだろうなぁ。著作物で収入はあるから、生活に国語を生かしているとは言えるが、それはビジネス国語としてで、人格的な論理ではなかったのだろう🤔。

 

教え子と不倫した。

避妊しなかった(避妊したなら失敗した)。

子どもができた。

子どもをおろさせようとして、リベンジポルノで脅迫した。

 

ということは、このトップ国語講師の頭の中では、「リベンジポルノで脅迫すれば、交際相手は子どもをおろし、全てがうまくいく」と考えたのであろう。論理を教える者が、論理破綻している😑。

 

まず、脅迫が成功するという根拠は何だろうか?🤔

今回は交際相手が警察に訴えて明るみなった。彼の頭の中では、「彼女は警察に訴えない。」「脅迫すれば彼女は屈する」という勝算があったことになる。

ここまでは、確かだろう。勝算がなければ脅迫などしない。

 

ここからが推論となる☝️😔。

脅迫されて彼女が屈するとしたら、この予備校講師と彼女の力関係が、予備校講師の方が強かったのかもしれない。まぁ、教師と教え子だからなぁ🤔。それに彼は超難関国立大学を卒業して、収入も多い、著名人である。そういった彼の経歴や経済状況が、彼を驕らせた可能性はあると考える🙄。

 

または、彼女にも疚しいことがある可能性も否定できない。お互いに疚しいものを持っているから、強く言えば彼女が折れると、この予備校講師は考えたのかもしれない。リベンジポルノをされるようなものを撮ったのか、撮らされたのかは分からない🤷‍♂️。この予備校講師が妻帯者であることを彼女が知っていたかどうかも分からない🤷‍♂️。だからここは深入りしない。

 

リベンジポルノという犯罪に毅然と立ち向かい、お腹に宿した子を生む決断をしたという点に関しては、私は彼女に敬意を表したい。

 

しかし、不倫である。彼が妻帯者であることを彼女が知っていたのか知らなかったのか。気になるところではあるが、そこは当事者同士の問題だなぁ😅。関心があったのは、国語の講師が論理破綻していることをしたことと、あとは「愛」かなぁ🤔。

 

生殖行為を「愛」としたのは誰なのだろうか。人間以外の生き物は、生殖行為に愛を感じているのだろうか。それは分からない。植物や動物は生殖行為の結果に義務が発生しない。生殖行為の結果、生まれた子どもを育てるのは本能だ。植物には子を育てるというもの自体がない。

多くの動物は1年ほどで親離れ、子離れする。これも本能であろう。しかし、人間は社会が複雑になり、それにともない頭が発達した。そして、子離れするにも20年近い時間が必要になった。1年ほどで子どもが巣立つのなら、子が生まれるということにそんなに責任が発生しない。生まれてすぐに巣立つ動物もあれば、子どもは親の顔を見ない生き物もいる。カマキリなんて、メスはオスを食べてしまうんだよね😱。

 

しかし、人間は理性が発達し、子どもを育てるのに他の動植物より長い年月をかけるようになった。その分、生殖行為にも歯止めが必要になった。

 

そりゃ~ねぇ~、私も「好き」か「嫌い」かと言われれば、好きよ~😎。でも、あの行為が好きだという気持ちに歯止めをかけているものがたくさんある。

 

不倫が倫理に反するかどうか。不倫というから、当然、倫理には反する。でも、本能には素直なのかもしれない。

 

不倫するには、精神的にも経済的にも身体的にもタフさが求められる。おいらにゃ、すべてにおいて、そのタフさがない。

 

光源氏は全てにおいてタフよね。まず、お金はある。複数の女性と関係を持ち、その上、父である天皇の後妻を孕ませてしまう。その罪に苛まれながらも、色々な女性と関係を持ち、朝廷内で出世し、最後は准太上天皇の位につく。

でも、精神的には幸せではなかったと描かれている。最愛の妻、紫の上を幸せに出来なかった。光源氏についてのブログはこちら👋😄


つれづれなるままに人物を語る③光源氏&藤原道長(平安時代)編 - つれづれなるままに

 

愛の最上級は「信頼」よ。そして、「愛」は自分ではない、相手に与えるものなのよ。恋は感情、愛は行為。行為だから責任が伴い、そして、その誠実さが「信頼」に変わっていく。

 

この講師は、優秀な能力を持っていたのであろう。しかし、優秀な人格は持ち合わせていなかった。受験の国語指導では雲上人である彼だ。同業の、それも国語講師であることが、残念である。