つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

私は商品🤔

「何事もリフレッシュした方が、効率も効果も良くなる。」

 

これに異を唱える人は少ないだろう。私はいないと考えるが、私の常識は、他人の非常識だから、「少ないだろう」とした😅。

 

でもね、日本社会を見渡すと、いまだに長時間勤務をしたり、休出をしたりすることが美徳と考える風潮がある。いや、飲食業も小売業も教育業も、どの業界もワンオペにして、休み自体を取りにくい環境にしている。ワンオペって、従業員を休ませないシステムなのよ。これは自営業でなければ、長く居続けてはいけないと私は考える🤔。

 

従業員の時間を買う。買ったものは買い手がどう使おうと自由。労働強化って、人を人として見ず、家畜か奴隷としてみる観点がないとできない所業なのよ。だって働いている間、「休日がとれない」でなくて、「休み時間さえとれない」という状態になるのだから😱。

 

私は、少なくとも規定の休日は取れている😅。

 

何でこんな話になったのかというと、先日、入塾を検討しているという保護者に塾の説明をしているときに、「講師の人数が少ないんですね。」と言われてしまったの。地方で求人も儘ならない環境であれば、講師が少ないのも常識になっていて、保護者の方からこんな指摘を受けないのかもしれない。しかし、ここは塾銀座。塾が乱立している。であれば、職員が多く活気がある塾とそうではない塾では、前者を選ぶ方が多いのは当然な気がする。

 

いえね。ブティックのような専門店なら、職員の数が少なくても良いのよ。うちのような小1から高3までの生徒を預かった上に集団・映像・個別・能力開発までそろったラインナップで、主に一人でこなすのは無理があろう。確かに、昼間は主婦講師、夜は学習サポーター的な学生講師が勤務する。各々週1回の勤務。それで、塾に帰属意識、指導に情熱をもってもらうのいうのは至難の技。

 

これをこなしている正社員もいるけれど、その人はスーパー社員よ。野球会で例えれば、私の系列塾会のイチローよ。全員が全員、そんなことはできやしない。まぁ、私もそつなくこなしている方なので、胸を張っても言いかなぁ😎。所定の休みが取れていて、午後出勤でも良いんだから、このご時世、それに不満を持っちゃいけないね😅。

 

ハンバーガーは肉が命。値段は据え置いて、肉の量を減らせば、一時的には収入が増えるが、いずれ客が気付き、客離れが起こるだろう🤔。

 

塾の指導は、何だかんだ言っても人が命。値段は据え置いて、人を減らして講座を増やせば、生徒離れが起こるだろう。減らされた人の分を教室の責任者である私の能力でカバーしているが、モチベーションも含めそれにも限界がある。今、通っている生徒の満足が得られるようにしているが。

 

では、塾が生き残る道は?

①講師を増やし、ラインナップで勝負する。

②講師を増やし、専門性で勝負する。

③講師を減らし、ラインナップで勝負する。

④講師を減らし、専門性で勝負する。

 

③の選択は論外。ファミレスに行って、店員が少なかったら、対応しきれないよね。その先は破綻。

 

①と④は人を雇うという資本力が勝負。それに、良い人材を集めることも大切。

 

実は、うちの塾は、曾孫会社なのよ😅。ホームページを見れば分かることだから、ここで話しても問題はない。

先日、曾祖父会社(❓)で会議があったので行ったら、超高層の自社ビル。中には社内食堂、カフェ、バーのようなものもあった。みんな颯爽としていた。

あぁ、仕事の面においては負け組なんだなぁと。いや、プライベートも負け組かもしれない。ちょっとルサンチマンが心の中で沸々と沸いてきたの😱。

 

それはさておき、今日、私の親会社の社長が、私のこどもの接し方を見て、「素晴らしい。さすがベテランらしい、安定した接し方だ。」とおっしゃってくださった。そのあとに続いたのが、「あとは販促を頑張ってほしい」と。

 

私は、この考えに賛同する。販促は、「営業」とも言い換えられる。どんなに良い指導をしていても、それが利益に結び付かなければ、生きていけないのが、資本主義よ。

 

でも、一人でできることには限界もある。それに、私は経営向きではない。営業向きでもない。向き不向きは凡人には必ずある。講師としての技量が素晴らしく、営業向きではないのなら、営業はさせず私を商品にすれば良い。

 

そう、塾の講師は商品なのよ。商品でもあり、営業も抜群の人ってごく一部よ。

 

そうよね。私は一商品になりたい😅。