生徒とのカウンセリング面談（お金と時間）

一日中ゲームをしたりYouTubeを見たりしている高校生。

👦「勉強できないんです。」

👨‍🏫「そうか。ゲームやYouTubeは何時間くらいやるの？」

👦「長いと１０時間越えてしまいます。短くても６時間はやっています。」

👨‍🏫「かなりはまっているね。」

👦「だから、勉強ができないんです。」

👨‍🏫「『勉強ができない』ねぇ🤔。」

👦「…。」

👨‍🏫「ところで今バイトをすると時給はいくらくらいかなぁ。」

👦「高校生だと９００円くらいかなぁ。」

👨‍🏫「そうだね。まぁ、キリの良い１０００円にしておくか。あなたがゲームをしたりYouTubeを見たりしている時間をお金にすると、１日６０００円にはなるなぁ。」

👦「そうですね。」

👨‍🏫「１ヶ月やると１８万円だね😅」

👦「…😓」

👨‍🏫「キリの良い２０万円としようか。休みの日はもっやっているはずだからね。」

👦「はい…。」

👨‍🏫「１年やったら２４０万円。１０年やったら、家が一軒建つね🤣。」

👦「そう考えると凄いですね😱。」

👨‍🏫「それにね。私のような５０才に近い年齢の人の１時間と、１６才のあなたの１時間はどちらが価値があると思う？」

👦「…。僕の方❓🤔」

👨‍🏫「そうだよ。あなたの方だよ。若さ自体に価値があるんだ。少年老いやすくだよ。」

👦「❓🙄」

👨‍🏫「平均寿命を踏まえれば、私はあと３０年は生きるだろう。あなたはあと６０年は生きる。残りの人生を考えたら、私の倍だ。今、あなたが有効に時間を使ったら、６０年の人生が変わる。私は３０年しか変わらない。先生は思う。あなたの１時間は先生の１時間の倍の価値があるんだと。だから、さっきの話に戻すと、時給は２０００円であろう。１０年無駄に過ごしたら、５０００万円を捨てるに等しいことになる。あなたはそれを選んでいるんだね。｣

👦「選んでいるわけではないのですが…。」

👨‍🏫「いや、選んでいるんだよ。だってそんな価値ある時間をYouTubeやゲームに費やしているんだから。それで良いんだね。」

👦「良いわけありません。」

👨‍🏫「良くないと分かっているんなら変われよ。分かっていて、それをやるのなら、中毒症なの❓」

👦「違います。」

👨‍🏫「全くやるなとは言わない。２時間減らして、この問題集をやってこい。」