つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

つれづれなるままに歴史を語る(第4部②)

何で黒船の出現に、そんなに驚いたのか🤔。

 

黒船は要塞。近代的な大砲まで備えている。東京湾を奥まで進んでいけば、海上から江戸城だって攻撃できる。

 

確か、ペリーって日本近海を測量したのよね🙄。

 

えっ❓

海の何を測ったかって❓😄

 

海の深さよ👨‍🏫。

どこが浅くてどこが深いか知らないと、船が座礁しちゃうものね。ある国が他国の近海を測量し出したら、そのある国は、その他国を乗っとる気満々よ😎

 

そういえば、ペリーにまつわる面白いお話があるのよ😊。

 

日本が敗戦し、日本を裁く極東軍事裁判で

日本の将軍

「アメリカは日本の戦争責任を古くから裁きたいようだ。いつまでさかのぼるのか?」

 

裁判官

「日清戦争までだ」

 

日本の将軍

「それなら、ペリーを連れて来い!俺たちは鎖国してたんだ!!」

 

この将軍は石原莞爾である。彼の逸話は痛快である。世界の弱肉強食の世界に連れ込んだのは確かにペリーであり、その後のハリスである。この二人がいなくても、世界の流れで、誰かが日本を世界の荒波に連れ込んだのだろうが😔。まぁ、この話はまたの機会に😅

 

ペリーと幕府が結んだのは和親条約。和親って「仲良くしましょう」ってことよ。そして、アメリカ以外に、オランダ・イギリス・ロシアとも結んだの。

 

オランダは、鎖国(といっても今はあまり鎖国って学校では教えないのよね)時に、ヨーロッパで唯一お付き合いしてきた国なの。あの有名な出島でね。だからアメリカが条約を結べば、オランダだって結ぶよね。

 

ロシアは日本の隣国。松平定信の頃からロシア船は日本の近海に現れ、通商を求めていたんだから、アメリカが条約を結べば、ロシアも結ぶだろう。

 

じゃあ、イギリスは?🙄

イギリスはアヘン戦争で中国に莫大な利権を持っていた。イギリスは香港を租借したのは知っているかな?その後、クリミア戦争でロシアと争う。その敵国のロシアが、中国のお隣の国の日本の長崎に軍艦を寄航させていたら心穏やかではないわ。ロシアが日本と条約を結ぶなら、じゃあ俺もってことになる😊。

 

こういう因果関係を踏まえて、

「じゃあ、西洋人の目の色は、何色が多い?」👨‍🏫

と聞いて、

生徒は「青色」

と答える。

 

そう!☝️😄

鎖国していた日本人は西洋人の青色の目に驚いて、イヤイヤ仲良くしたのが和親条約。おっ❗️各国の頭文字を取ると、(ア)メリカ・(オ)ランダ・(イ)ギリス・(ロ)シア、アオイロだって叫ぶのよ📢🤣

 

特に塾の先生は、入試に出るところだけを教えるから、「日米和親条約」だけを教えたり、「和親条約を結んだ国の頭文字を取るとアオイロとなる。覚えとけ~」とだけ言うの。社会は暗記物、国語はセンスで解くというような指導があったら要注意!でも、そんな指導をする塾に、うちは負けているのよね😱。自塾に何が足りないか、真摯に受け止めないとね😅

 

今日はこれくらいにしておくわね😉✨

 

これまでの「つれづれなるままに歴史を語る」はこちら👋😄


つれづれなるままに歴史を語る(第4部①) - つれづれなるままに