会社には「走る人」「守る人」「作る人」の3種類の人が必要だという。
(走る人)
会社で言えば営業職。物を売って会社に利益を与える者。
(守る人)
会社で言えば総務や経理。営業の後方支援をする者。
(作る人)
会社で言えば企画。商品を作ったり、イベントを立ち上げたりする者。
(人事評価論)
会社では、どれもなくてはならないものだが、営業職が花形と言われ、他の二つを小バカにすることがあるようだ😣。「俺たちが稼いでいるから、お前たちが食えるんだ」と。こういうのは思い上がり甚だしい😒💢💢。
極端な例だが、漢帝国を作り上げ皇帝となった劉邦は、論功行賞で、本国を守り、最前線に兵や食糧を送り続けた蕭何を第一の功とした。この決定に対して、劉邦の天下取りのために命をかけて戦った武将はみんな怒った。
武将達
「私達は鎧を着て武器を手に取り、多い者で百回以上の合戦を経験し、城を奪い、領土を広げました。しかし蕭何は戦場は出ず、文書を持ち口先だけで、戦っていません。なぜ蕭何の方が位が上なのでしょうか😒💢💢」
劉邦
「お前達は猟の経験はあるか?😆
武将達
「もちろんあります😒💢。」
劉邦
「猟犬も知っているな😊。」
武将達
「はい・・・?🤷♂️」
劉邦
「猟で獲物を追いかけて殺すのは猟犬🐕の役目だ。持っている綱を解き、猟犬に獲物の場所を教えるのは人間🚶だ。今、お前達は逃げる獲物を追いかけただけだ。猟犬の功に過ぎない。蕭何は我々に行くべき方向を教えた。この功は人間の功だ。しかも蕭何は一族で私に付き従った。お前達は、たった一人でワシに付き従っただけじゃないか。この蕭何の功績、知らぬとは言わせぬぞ😎。」
劉邦は、天才軍師張良と戦の天才韓信にも多大な恩賞を取らせた。
このエピソードから言えることは、営業職より企画や総務が上だとは言わないが、営業職から「俺たちのおかげでお前らの給料が出ている」という考えは誤っているということだろう🤔。
例えば、パソコン💻の前で資料を作っているからと言って、「この職員は働いていない」と言うのは何と短絡的な評価であろうか。だって、その人は落ち着いて次の企画を練っているのかもしれないし、資料を作成しているのかもしれない。まぁ、社会人は結果も大切だから、もしもそういう職員がいたら、キチンと作成物の提出をさせないといけないが😄
受付は暇であるということで、受付を置かず営業職に受付まで担当させるのは、サービスの質を落とすことになることに思いをよぎらないのだろうか。だって事務所でお客の対応をしているときに、電話がなったり、他のお客が来たり、宅配便が来たり、落ち着いて対応できない。クレーム対応中に電話がなったら、電話に出なくてはならない。
労働強化で、1人に企画も受付事務も営業もさせることの無理を経営者はもっと知るべきだろう🙄。
でもね。従業員をサボらせないためには、ワンオペってかなり有効なんだよね😎。買った時間はどう使おうと、買い手側の自由。であれば、その買った時間内で従業員を酷使すれば利益が出る。いや、サービス早出や残業をさせ、ワンオペだから休み時間が取れないのでその時間も働かせる。そして、余剰ではないのに余剰の職員がいると評価して、取り上げる。そういう会社は先がないなぁ。
あっ❗️😱
あくまでも一般論を言っているのよ。念のため😎。私にとっては、今の仕事はやりやすいから😅。ホントよホント。不満なんていっさいないわよと言えば嘘になるが、7割満足よ。この世は7割オッケーなら幸せだと思わないとね😉✨
そうそう。会社にはもう一種類いるわ。それは「ぶら下がる人」😓。もう10年前かしらね。私が会社には3種類の人がいると言ったら、先輩職員からこう言われたのよ。この人自身が「ぶら下がっている人」なのに、全然気づいていなかったのが痛かった。この人、私の今の会社にはいないけれどね😅