つれづれなるままに

教育や家族に関することを中心に書いていきます。

つれづれになるままに歴史を語る(第2部②)190409

【前回のお話】

第二部の1回目のお話は、経済区分からマルクス論に発展させた。
生産関係の矛盾が大きくなると革命が起き、次の時代となる。
マルクスは、その歴史の法則に気付き、共産社会を予言した。
中1の授業を例に、人は具体から抽象化したときに、言い換えると、法則や公式を見つけたときに、驚くとした。
長くなるので、この辺までにしておくよ😌。私は前回の「つれ歴」は秀逸であると自画自賛しているの😎。
これまでのお話はこちら👋😄。


つれづれなるままに歴史を語る(第2部①) - つれづれなるままに

また、チューの成長日記でも言及しているわよ。


チューの成長日記⑩190408 - つれづれなるままに

 

(1)第二部のテーマ決定

今回の統一地方選挙投票率は過去最低になるという。憂うべきことだわ😣。

 

そうだ❗️😆

 

第二部のテーマは「日本の投票率はなぜそもそも低いのか」にしよう☝️😄。
 
つれづれに書くんだから、データ上の根拠は希薄よ😅。低いというんなら、「何と比べて低いのか」なんて突っ込まないでね~😎

 

(2)政治とは

そもそも政治とは何だろう?辞書やWikipediaで調べれば分かることは極力書かないようにしよう。
リンカーンの言葉から
government of the people, by the people, for the people
人民の人民による人民のための政治
これは民主主義政治の原則であることは、現代人であれば多くの人が知るところ。

 

この言葉から読み解けることは
これまでは、「【人民】の【人民】による【人民】のための政治ではなかった」ということよ😊。では、誰の誰による誰のための政治だったのかと考える🤔。
 
ここが歴史を読み解く基本なの😄。
ある決まり事やできたら、その決まりごとができるまで、というか、その決まりごとができた時代は、決まりごとの逆の状況であったということよ。
 
よく分からないよね🤷‍♂️。では、具体的な例を3つ。
 
1つ目
聖徳太子憲法十七条で
一に曰く、和を以て貴しと為し・・・
というということは、当時は「和を貴しとしない状況であった」と分かるのよ。だって和を貴しとしているんだったら、こんな決まりごとを作るわけないじゃない😅。
当時は豪族同士の争いが絶えなく、スメラミコト(天皇)の暗殺だってあったのよ。そうそう。聖徳太子を題材にした漫画で秀逸なのが、こちら。最初、読んだとき、聖徳太子の解釈が斬新~って感動したわ😆。ネタバレはしないわよ😎
 
二つ目
明治新政府のスローガン、五箇条の御誓文
広く会議を興し、万機公論に決すべし。とある。

 

「万機公論に決すべし」とは、あらゆる重要事項はみんなの意見で決めようということ。これまでの江戸時代は一部の人(譜代大名)しか政治に参加できなかったことがよく分かる。
この条文、後で、日本の選挙制度を理解する上で、とても大切なものとなるわよ☝️😄。覚えておいてね。

 

三つ目
塾の自習室に「私語厳禁」という掲示がある。この塾には入らない方が良いかもしれない😁。理由はもう分かるわよね。「私語厳禁」と書かざるを得ない状況かもしれないということよ😎

 

歴史の法則
決まり事とは反対の現状の法則
 
さて、話がそれた🙇。
人民の人民による人民のための政治と言わざるを得ないのであれば、これまでは一部の人の一部の人による一部の人のための政治だったということよ。ということは、政治とはもともと一部の人間のものであり、そもそも、一部の人の利権を守るためのものなのよ。それを、人民は力で一部の人から政治に参加する権利を勝ち取ったものなのよ。
選挙を考える上での前提ね。お話の続きは次回にするわね👋😊