映像授業とライブ授業①190202
映像授業からライブ授業へ
(1)きっかけとなる出来事
映像授業が良いのか、ライブ授業が良いのか。これは誰にとって良いのかというところまで突き詰めなければならないが😔
去年まで映像授業を受けていた小学生。私の塾の小学部には、それしか商品がなかったのだが。冬期講習会より集団授業を設置して、私が担当することにした。
映像授業を受けているときは、元気がなく、受講の様子も良くないと、映像授業の受講をサポートする担当からの報告もよく受けていた。私がその生徒を別室に呼んで、やる気の出る話や注意をすると、しばらくは改善するのだが、やはり元に戻ってしまう。
サポート担当も、ものすごく協力的で、子どもの指導もしっかりとした方なのよ。手書きで別プリ作ったり、丁寧な声かけしたり。標準以上の担当なの。
冬期講習から、私が授業をやると、彼は、360度、ウン❓🤔元に戻っちゃうな😅、100程変わった。
①忘れ物が少なくなった。
②宿題をするようになった。
③小テストでの正答率が9割以上になった。
特筆することは、前のブログでも書いたが、1月の3回の授業で、漢字や国語の知識260問教え、先日、授業教えた260問、再度解かせたら、25分で解ききり、235問正解した。今では身を乗り出して授業を受けている。
この生徒の変化の原因を「私の授業が素晴らしいから」に留めるのは、二流😎。まぁ、自慢もしたい気持ちもあることは否めないが😅
(2)映像授業
映像授業とは何か。結論は後回しにして、塾が映像授業を導入する理由を考えてみる🤔。塾側のメリットだね。それは二つある。一つは人材の面。もう一つは経費の面。
①塾側のメリット
□人材面
ライブで授業をやるということは、講師によって授業の品質が左右されるということ。教科を教える技術の質を高く保つという利点がある。(あくまでも教科を教える技術であることに注意😔)
あと、塾の講師って、昔は高額バイトで大学生の花形だったけれど、今はブラックバイトのレッテルも貼られている。私のときは、「家で教材を作って、その教材を使って授業をして、生徒に喜ばれ、それがお金になるなんて、こんな楽しい仕事はない」なんて思う人が多かったが、今では「家で教材を作って」が大きな問題となる。企業側も、従業員のそういう善意に甘え、強いるようになったのだろう。この問題については、別の機会に回そうかなぁ😅
業界全体が人材難でもあるの。映像授業は、人材難の中での授業の品質保持という理由がある。
□経費面
二つ目は経費。消費者はなるべく支払いを安くしようとする。企業がそのニーズに応えようとするならば、経費を節減しなくてはならない。そう。塾であれば「人件費」なの。人件費と映像の経費では、映像の経費の方が安い。しかし、ただではないのよ。
〈映像には経費がかかる〉
映像の授業を紹介すると、「だって映像でしょう。」と言われることがある。その言葉の裏には、「映像では効果がない」ということや「映像はただでしょう(人件費がかからないでしょう)」という意味が含まれていると私は思う。いや、タダではないのよ。民放は無料?いえいえ、スポンサーがつくでしょう。スポンサーがCM料を払っているの。そのCM料は商品の値段に含まれている。そう考えると、消費者は間接的にテレビの放映料を支払っていることになるのでは🤔。近年は、ネット環境が拡充して、CMもなくなる可能性があるが、それでも広告はなくならないよね。広告料は消費者が支払っていると考えると、映像を見るにはお金がかかっていると考える。
〈低額映像授業を提供している会社〉
ある大手の人材派遣や就職を応援する企業が、安価な映像授業を配信している。あれは、大学卒業後の就職活動時に、自社を利用してもらうための広告と考えれば、お客は広告にお金を支払っていることになる。他業界(教育業界)には商品価値が下がり大きなダメージとなるが、自業界(就職・転職)にはダメージがなく、本来であれば経費となる広告費が収入にもなるのでウハウハである。それに「教育の機会均等」という理念を掲げれば、「ペイは安くても良いので授業を提供する」という講師も出てくる。この仕組みを考えた人は、民放という仕組みを考えた人に匹敵するほど、頭がよい。
だって
①自業界にデメリットがない
②広告経費を消費者から回収できる
③共感できる理念で自社のメリットを隠せる
④商品を安く納品できる
→理念共感者が安いペイで授業を提供する
⑤社会的奉仕に従業員が満足する
これは、商売の鉄則だと思う。
語りだすと、脱線し、止まらなくなるのよ🙇
話を戻すと、映像授業を導入する塾側のメリットは、人材と経費面にあるといえる。でも、これも含めて、消費者側(保護者・生徒)にも大きなメリットがあるのよ。
う~ん🤔
②生徒側のメリットは次回にします🙇